見出し画像

【夫婦】足りないものは夫で補っちゃえ!

泣いて泣いてもがいて空回りして。

そんな自分が情けないと思ってた。

でも捉え方を変えると、そんなことを繰り返して少しずつ私らしさがわかってくるようになった。

もがき方がちょっと間違ってたな、と思ったからまとめておこうと思う。


自分のもがき方って知ってる?

自分のもがき方って自覚してる?

私はこういうもがき方してまーすって。


私のもがき方は、


失敗したりイヤな感覚が増えてくる

→なんとかしたいと思う

→真正面からぶつかる

→そもそも方向性が違ってることに気づいていないから空回りする

→頑張っても報われないどころか悲惨さが増す

→私はダメな人間なんだ、と単純に思って自信をなくす

→うまくいかない場所から逃げたくなる

→場所を変えても同じような局面にぶち当たる

→やっぱりダメなヤツだって落ち込む


夫に話したら笑われた。

夫「そりゃそうだよ、そんなん無理無理。

 全部が全部真っ向から挑戦してうまくいくわけないって。

 みかんちゃんは一生懸命だけど、一直線だからね。

 逃げるとか諦めるとか放っておくとか流しておくとかできないんだよねぇ、クフフ。

 何にも間違ってないし、できてないわけじゃないから!

 でも全部は無理だよ、誰だってさ。

 だから自分のできることをひとつひとつ積み重ねていくしかないし、できないなら相談するとか置いておくとか、そういう選択もありなわけよ。」


私「あーん、もう、言うとおり!!

 だってやなの、できないのが!

 なんでも自分でやりたいの!

 できるようになりたいの!

 できなくて悔しいんだよ。

 今は仕事も家事も育児もなんか上手くやれないよ。

 ホントやんなるよ。

 どうやったらヨシって思えるんだろう?」


夫「いや、十分やってるでしょ?

 そんなもんじゃないの?

 これ以上ってどんな理想よ?

 100%上手くいってる状況がいいんじゃなくて、50%くらい上手くいってて、残りは成長していくゆとりだと思えばいいんじゃない?

 伸びしろがないと伸びないでしょ?」


私「そーなんだけど…。

 じゃあなんだろう、このモヤモヤした気持ちは。

 谷川俊太郎の『春に』を思い出すよ。

 合唱コンクールで歌ったの。

 知ってる?」



   この気もちはなんだろう
   目に見えないエネルギーの流れが
   大地からあしのうらを伝わって
   ぼくの腹へ胸へそうしてのどへ
   声にならないさけびとなってこみあげる
   この気もちはなんだろう
   枝の先のふくらんだ新芽が心をつつく
   よろこびだ しかしかなしみでもある
   いらだちだ しかもやすらぎがある
   あこがれだ そしていかりがかくれている
   心のダムにせきとめられ
   よどみ渦まきせめぎあい
   いまあふれようとする
   この気もちはなんだろう
   あの空の青に手をひたしたい
   まだ会ったことのないすべての人と
   会ってみたい話してみたい
   あしたとあさってが一度にくるといい
   ぼくはもどかしい
   地平線のかなたへと歩きつづけたい
   そのくせこの草の上でじっとしていたい
   大声でだれかを呼びたい
   そのくせひとりで黙っていたい
   この気もちはなんだろう

        

夫「あはは、ピッタリじゃん。

 とても人間らしい感覚だよね。

 生きてるって感じだよ。」


私「そうか、いいのか。

 自分に湧き上がる感情をジャッジしなくていいってことか。

 私は今までネガティブな感情を否定したり、ダメだと思ってたのかもなぁ。

 じゃあさ、夫やんはできないことにぶち当たったらどうするの?」


夫「今自分にできないことだったら、時間の解決を待つことだってある。

 極力自分がやらなくていい方法を考える。

 様子を見る。」


私「!!!

 私がやらない方法ばっかりだ!!

 なんでそういうことができるんだろう?

 で、私はなんでその方法をしようと思えないんだろう?」


夫「だから自分の思うとおりにやりたいからでしょ。

 それならうまくいかないこともある、ということも同時に受け入れないと。

 何でもセットで考えるんだよ。

 思うようにやりたい→思うようにならないこともある

 オレは極力自分で行動するのを避けたいからね、思うような結果になるというのは最初からあきらめてるよ。」


私「セットか。

 そうだよね、物事にはメリットとデメリットは両方存在するもんね。

 見方でも求められ方でも変わってくるしね。

 じゃあ、私はやり方云々っていうよりも、自分で決めて行動した結果に対する覚悟がないってことかな。

 うまくいかないことだってある、を受け入れられてないのかもね。

 きっと上手くいくって思っててやるから、なんでうまくいかないのーってなる。

 でも物事なんて上手くいくんじゃないかって思わなかったらできなくない?

 私は楽観的なのかもしれないけど、何でもきっと上手くいくーって思うからいろいろチャレンジするもん。」


夫「うんうん、それはいいよね。

 チャレンジするのは大切だと思う。

 だけど、みかんちゃんのはあまりにもリスクの面を考えなさ過ぎるときがある。

 リスクを考えすぎて動けないのも困るけど、動かないでいるリスクだってある。

 どんな状況にあってもリスクっていうのは少なからずあるのね。

 リスクはないって飛び込むのが怖いなって。

 リスクはこれとこれだ、でもやりたい、とリスクとともに動けるとよりいいんじゃないかなぁ。」


私「最近の失敗のアレとコレはまさにそうだよね。

 なんだろうね。

 なんか何とかなっちゃうだろって思っちゃうんだよね。

 で、やってみると意外と何とかならなくて。」


夫「いや、逆なんだよ。

 何とかならないかもしれないけどってやってみて、実際は何とかなっちゃうものなんだよ。

 そう考えると、みかんちゃんはもう少しやることにおいて見通しを持って動けたらここまでのショックを毎回受けなくていいんじゃないかな。

 今回の「信用がなくなってショック過ぎる事件」も多分同じだよ。

 みかんちゃんは根拠なく人を信じ過ぎるし、なんとなくわかってもらえるんじゃないかって幻想を抱きすぎなのよ。

 だから違ってたってときのショックが大きいんでしょ?

 でもそれをひっくるめて人間らしくていいじゃない。

 だからそれでおしまい。

 どうにかしたかったら、自分の傾向を紙に書いて、分析してみたらいいんじゃない?」


ぐへぇ、そのとおりだ。

なんでそんなことがわかるんだろう?

生きていて自然と体得していける人と、そうじゃない人っていうのが存在してるってこと?

私は無理よ、後者。

あ、長男は前者だよ、産まれた瞬間からそんな感じだったもん。

次男は後者。

三男は…鈍さもありつつ、前者かな。


脳みその統合の弱さ…かなぁ、それって。

あらゆる事象や思考、感覚を統合していくチカラ。

ADHDってそこ弱いじゃん?

私、ストラテラ飲んだことがあるんだけど、半年くらい経った頃にめっちゃ脳が静まり返ってるのにびっくりしたもん。

ブログを毎日書いてたんだけど、書けなくなったよね。

脳の中にモヤモヤがないんだもん。

そうなりたかったら飲めばいいんだと思った。

確かに日々のモヤモヤは全くなくなって、女子会ランチから帰ってきたあとのひとり反省会とか無駄にしなくなったしね。


で、妊娠と同時に薬をやめて今に至る。

よっぽどヤバかったらアレに頼ろう、と思ってるんだけど、よっぽどヤバくはなってないから。

結構ヤバい、はたくさんあるんだけどね。

私の統合する能力の弱さを知って、そこを夫に頼っている、というバランスに落ち着いたんだと思う。

夫の統合するスキルはピカイチだもん。

夫の脳を借りるのがいちばん平和。

夫も頼られる感じが心地よさそうだし。


結論、私のもがき方。

見切り発車で行動して、やってみてからああでもない、こうでもないと言い出しちゃう、見立ての弱さからくるもの。

結果の考察でのつまずき、統合が弱くて全てを「自分がダメ」に集約しがちで自信なくす。

それはそれで人間らしくていいけれど、もう少しステップアップするとしたら


「見通しを立ててから行動する」

→でも苦手だから見える化してチェックしてもらおう!

「結論に迷ったり、なんかおかしいと思ったら夫の脳を借りて修正を図る」

→使えるものはどんどん使おう!


かな。

画像1


 

この記事が参加している募集

私のコーヒー時間

サポートのお気持ちがとっても励みになります😊✨その幸せの気持ちを他のたくさんの方へつなげていきたいと思います🎶