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が「青い」のは 今見えている世界でしかなくて 

 飛行機に乗り 空の上に行っても 

 飛行機も私も「青色」に染まることなどないのです 

 本当の空は「透明」であり そこは何もい世界です



雲が「白い」のも 私が見えている現象でしかなくて 

 富士山に登り 雲の中に入っても 

 誰ひとりとして「白色」に色づくことはないのです 

 実際の雲は「透明」であり 水蒸気の水でしかありません


でも こうして 私から見える「空の青さ」と「雲の流れ」は 

 時間の流れを感じさせてくれて 心が落ち着くのです 

 「」の世界だとしたら特別な意味なんてないのに 

 私は勝手に「」をつけて「認」し 心で素敵なだと「って」いる 

 ここに「」という存在価値があるのです



夜の空は「黒く」 夕方の空は「赤い」 

 いつしか あたり前の世界も 実際は「何色」も持っていないのです 

 私が「」を決めているだけ 

 黒や赤などのは自分が見えている世界にしか過ぎなくて 

 夜の黒の世界になったとしても私は「黒く」ならないのです


これは どんな明日が来ても どんな未来が来ても 

 私は「何色」にもならないし 染まらないのです 

 私は私であり  私自身も「無」から始まっているから 

 例え 明日死んでも 見えなくなるだけで ここにいるし 

」に戻るだけです



しかし厄介なのが  私も「青い」のように色も形も持ってしまったので 

 あなたの心に生きている 私というがあります 

 その像がなくなるのを恐れています 


 今、自分の目の前には 私の「」を愛してくれている人達がいます

この「」こそ人間という空像を持った世界で生きるさだめのようなもので 

 私を苦しめたり 喜ばせたりしています 

 せっかくなら 私はそれを楽しむ人生を生きようと思います 

私は「無」から「空」の世界をいただいて「愛」を知るのです

 「愛」に苦しんだ時は そもそも「空」であり「無」であると悟りを戻せばいい 

 私はいま「空」の中でいきています


こうして文を書いて誰かか見てくれていることがであり 

 また「」を知るのです



P.S. 今回「般若心経」を自分で勉強し、感じたことを自分なりの言葉にしてみました。

「無」も「空」も意味のないことではなく「無と空の世界で生きる有りがたさ」みたいな所を伝えたいと思いました。

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