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大切な食器棚

家具が大好きです。
インテリアの仕事に就いて20年。
初めて働いた家具屋さんで、
初出勤の日に一目惚れした食器棚。
毎朝オープン前に磨いていたこの子を、
幸いにも結婚した際に購入できました。
なので、もう20年の付き合いになります。

食器棚は毎日触れる家具の一つです。
家族で食卓を囲むために、
なくてはならないアイテムの一つです。
どんな大きさがいいか
どんなデザインがいいか
などなど、
使う方にとってのベストはそれぞれです。

お客様からも食器棚のご相談を頂き
デザインや質感などなど
共に考える機会も多々あります。
ご相談下さったお客様の暮らしに
馴染むよう
何十年と愛着持って使って頂けるよう。
お客様にとってのベストを一緒に探りながら、よき形をご提案したいなと
いつも思います。
そして、お客様と職人さんと
手取り足取りの製作期間も、
皆で楽しみたいと思うのです。

今、キッチンの模様替えを
ご依頼頂いているお客様のお仕事。
ご夫妻で一緒にキッチンにたつ時間を
大切にたいなという旦那様の想いと、
いつか自分好みの食器棚が欲しいんですという奥様の想い、
双方の想いが叶うための着地点。
しっかり探りたいから。。。

我が家の食器棚に、私は
なぜに一目惚れしたのかな。
なぜに20年経っても飽きないのかな。
改めて振り返るコトにより
お客様宅のご提案のヒント
閃くような気がするのです。

夕飯の片付けが終わり
食器を定位置に戻し
食器棚の扉を閉めて
私の1日の家事も終了です。
明日の朝はこの扉を開けるコトから
家事が始まります。
明日も宜しく、食器棚さん。

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