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Clubhouse朝活 転職エージェントの舞台裏 外資の内定が取り消されるケース


今朝のグローバル人材塾の朝活には、リクルートRGFのディレクター邦さんにゲスト出演していただきました。舞台裏シリーズ第1弾は、「内定が出たのに、取り消されるケース」です。大きく2つの理由が考えられます。


■  レファレンス・チェックが引っかかった


過去の仕事ぶりを聞くプロセスで、元上司・同僚・クライアント・業者さん2名にコンタクトをします。普通は、候補者が紹介する人達なので悪いことを言うわけはなく、問題になることはまずないです。例外は、部署のhiring manager(採用する直属の上司になる人)が、狭い外資の世界なので2社前の職場に例えば知り合いがいて、直接コンタクトしてしまった場合に起こります。「仕事ができない」「社内で揉め事を起こしたことがある」など好ましくない内容が上がってきてしまい、採用を辞めたいという結論になることがあります。

2017年のデータで日本の外資系に勤めている就労者は、16万人しかいませんので、誰かが誰かを知っている状況は十分考えられるので、外資の世界に足を踏み入れたら業績・素行には気をつけないと、ずっとついて回ってしまいます。

口で内定を出したとしても、「レファレンス・チェックが通ったら」という前提条件つきなので、内内定が取り消されれても違法ではありません。こういうケースがあると理解して、くれぐれも早まって退職届を出さないでください。オファーレターという全ての条件が書いてある書類が届いてサインをするまでは、何かあってもおかしくないと慎重な行動が求められます。

レファレンスについては、こちらの記事で詳しく説明しています。




■  本社から最終承認が降りない

Hiring managerは、採用活動を始める前に必要なheadcount(社員の数)と予算(年収などトータルコスト)を確保するのが普通です。このプロセスを経ていても、リーマンショックの時など、突然、グローバルに全ての採用が凍結になることはあります。日本法人としては採用したくても、固定費である人件費をグローバルで抑える必要があれば、本社はNOの決断をします。

今朝は、日本法人サイドが候補者を気に入り、オファーを出す段階になって、フランスの本社から承認が降りなかったケースを話していただきました。候補者がフライングで退職願を提出してしまって戻るところがない状況だったので、もめたとのことでした。もちろん、オファーレターをまだ出していないので、採用する側に雇用責任はなく、候補者には厳しい結果となりました。


転職エージェントの舞台裏シリーズ、次回は、転職エージェント側でトラブルになる場合を2週間後の(6/3)に話していただきます。私も現役人事時代に、転職エージェントの方々とは仕事のお付き合いがたくさんありましたが、実は内情は見えていないことが多いので、今から楽しみにしています。


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('O'*)  右脳の女王  ('O'*)

先日ドライブしていた時のこと、朝ごはんは食べたのですがお腹が空いて、コンビニでおにぎりを買って食べました。あぁ食べすぎ、「今日は晩御飯抜く」って言ったら、「そのご飯は抜けるのに、この瞬間のおにぎりは我慢できないんだね」って言われましたw  お子様だから、我慢できないの。晩御飯も結局食べちゃったけど、とりあえずいいことにする。右脳の女王は今日も行く〜



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