町工場と住民を繋げるーこーばへ行こう!イベント
9/22(日)に、東大阪で開催された”出張オープンファクトリーこーばへ行こう!”イベントに参加してきました!本企画をリードされている盛光SCMさんに紹介いただき参加してきました。
多くの職人さんたちと日本が誇れる技術で溢れている町工場。特にこの東大阪は日本でも上位にくるほど町工場の数が多い!(約6000の事業所)
でも町工場とその近隣の住民って今まで接点がなかった。近くにいるのに、知らないという状況(日本全国であるあるだと思う)。そこで昨年から企画・実行されているのが、この「こーばへ行こう!」という町工場を住民に身近に感じてもらうイベント。
普段は工場で働いている職人さんが、住民が集まる商店街で、パフォーマーとして技をライブで披露したり、実際に工場の技術を使って小物を制作できたり、、子供から大人まで楽しめるイベントでした。東大阪の町工場が協力して、それぞれの職人技をパフォーマンスしたり、街全体で一緒に盛りあげようという勢いを感じました。
ではイベントの様子を少しシェアしたいと思います!
こちらが実際に工場の現役職人さんたちがライブパフォーマンスをしている様子。この職人さんは、ヘラ絞りという技を披露しています。丸い天板に、ヘラという道具を使ってどんどん形が変化していき、あっという間に電気の傘が出来上がりました!!電気の傘ってこうやってできているのかと、初めて見たので感動!
そしてこのヘラという道具も、職人さん自身が自分で作られたようです。なので世界に一つしかない道具。
そしてこちらはタタキ板金という職人技。文字通り叩いて加工していくまさに職人技。叩く箇所・叩く強さなど職人しかできない技がかっこよかった。
そしてこちらは溶接のパフォーマンス。2つのパイプのつなぎ目がわからないほどにあっという間に加工。
ライブパフォーマンス中に、町工場の社長さんたちがおっしゃっていたことが印象的だった。子供達もたくさん見にきていて、将来自分のすむ町の工場で職人になりたい人を増やして行きたいと。そのために、このように職人をパフォーマーとして紹介して、実際に職人技を見てもらい、身近に感じ、かっこいいと思ってもらう。そんな切り口で東大阪の町工場を盛り上げていくと。
そしてライブパフォーマンスのあとは、実際に子供から大人までが小物を作れるワークショップに参加してきました。町工場が実際に実践している職人技の一部を体験できるんです!
実際に工場の方達に教えていただき、細かい作業が苦手な私でもバイクが作れました!!一緒に行っていた友人は15分ほどで完成。私は45分くらいかかりました。。(汗)
そして会場にはこんな素敵ポスターもありました。
こーばへ行こう!イベントは町工場が一緒になって企画し、盛り上げているのが印象的でした。いつもは工場にいる職人さんをあえて商店街に。。そして職人さんがパフォーマーとして技を披露する。すごい面白い切り口でした。来年もあるそうなので、みなさん来年も行ってみてください。
イベント詳細:
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