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更年期は三つの粘膜を締めましょう

介護士さんが慌てて「なんか大きい粘膜が出てます!」と言いに来ることがあります。それは、股間から垂れ下がった子宮。
「子宮脱」です。
始めて見る若い介護士さんはびっくりですが、ベテラン介護士さんは「歳を取ると良くあることよ!」なんて、余裕です。
圧力に従い続けた子宮は、徐々に重力に抗うことが出来なくなり、更年期以降も行く先は自分の外側です。内側の意志とは反対に感情のまま走り続けていくのです。
更年期から増加する性器脱は、異物感からの不快だけではなく便秘、頻尿や粘膜組織が接触することで感染症に罹りやすくなるため、生活の質も低下し、更年期以降の活力が低下してしまいます。子宮脱は予防できるので、そのための大事なことを3つ伝えていきますね☆彡
何かの気づきにして頂けると嬉しいです!

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①粘膜の秘密


ーーーー漢字は、物や事を観察して創造されたものですが、もともとの「ねんまく」の「ね」は根っこ、寝ることなど何かを成長させるための働きがあります。また、音そのものの意味を成しているため海の波音、川のせせらぎ、人の声は心を癒し優しさを育む働きがあります。
人は土台としての根っこ、つまり、意思が行動力を生み物事を成し遂げます。その身体は、寝ることで更に成長し免疫力を上げて活力ある身体が維持できるのです。そのために、田植えの根源でもある五十音を使い精神力を上げて次元を上げていきます。占いとは、自分が発した言葉次第、意思次第というわけ。これが、「粘」の意味です。「膜」は月と日が大きく統合して成長している姿がイメージできますね。
「ま」は、まこと真実や心理を伝える意味がありますので、人の良いところも、悪いところも自分次第ということ。相手を丸ごと受け入れて、全体にとって良い方向に導くと次元が上昇出来ますが、自我があると難しいですね。根っこが無いと左右に揺られて最後には重力に従うだけです。

②粘膜を桃色にしよう♡

ーーーーこのように粘膜は美しさと深く関係しています。
例えば貧血。鉄不足の貧血は、赤血球が作られないことで起こる症状ですが鉄の貯金と関わるフェリチンが調節されていることが前提です。お金の循環のように鉄を摂ったら貯金して出費するという感じです。たくさん入金されてもフェリチン量が低いと貯蓄されても使われないので貧血です。しかも、更年期までのフェリチン量は一定ですが、何もしないと50歳を過ぎた頃からフェリチン量が増加するので、出納してくれる賢い経理が必要です。貯金が多くても出費が多くても、鉄は時間の経過と共に錆びつき、炎症や酸化をを引き起こしていきます。美を求めてもサプリメントや美容液では、到底追い付くことはできません。 
そうならないために必要なのが、食事と運動のバランス!
自分にとって本当に必要な物は身体が知っています。必要な物を食べて社会のために体を使うと、心が活かされ血液が循環されていき、フェリチンも必要な働きをしてくれますね。
看護師は貧血を見る時に粘膜を観察します。目や口腔消化器のあらゆる粘膜は、血液が循環していると、きれいな桃色です。
脳を活性化して肌をきれいに見せる効果のある桃色は、純潔と情熱を統合させた更年期の色ですね。
心と体の循環は美しい桃色を創造します。

③肚を据える

ーーーー更年期は、性徴の先であり進化の時です。自分の問題はすでに解決して世のため人のために体を使う時ですから、職場で管理職などにつく方も多いですね。そのためには、覚悟が必要。
覚悟とはすべてを受け入れること、大きな器で受け止める母のような力です。
人は覚悟を決めた時に呼吸が変わります。呼吸がゆっくりになるのでおへその下にある丹田に力がこもり仙骨が氣の流れに沿っていきます。体は緩んでいるのに横隔膜が下がっているので肛門や膣が締まります。人間は、意思に従うと、この仕組みを体験できます。
出産時の呼吸がそうですね。
縄文時代に作られた土偶は、死を覚悟で子を産む母としての表現ですが繁栄の象徴でもあります。呼吸で感情を操る女性の在り方が今の社会には必要です。


ーーーー体に異物が入ってきた時に最初に察知するのが粘膜です。目は涙を流し、口は唾液を出して排除します。胃や腸も消化液や酵素を出して食物を分解し、必要な物だけを吸収して、必要のないものは排除です。そのセンサーが正常に機能していると水が循環し、粘膜が潤うのです。生殖器だってそうですよね。粘膜は外敵から我が子を守る母のようですね。
何を見て、何を食べて、何を出すか…三つの粘膜が鍵を握ります。
そして、粘膜と骨盤底筋の強化は更年期の未来に大きく影響していきます。





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