福井 三賀子/看護師/更年期探究家
どんなに医療が進歩しても病気はなくなるどころが増える一方です。情報というのは、私たちを病気にも誘い、幸せにも誘う手段ですから、何を知り何を知らないかは未来に影響するということ。 病気になっても、病気にならなくても活き活きと心が満たされる情報を伝えていきます。 心から健康な社会を目指して、私たちは走り続けます!
更年期という言葉からネガティブな方向に捉える人は少なくありません。 更年期が近づくことに恐れを感じ様々な情報を探している人も多いのではないでしょうか? 本来、更年期は身体の成長、心の成長を終えて次の次元へと進化する素晴らしい時期です。 進化するほどに更年期女性は幸せに近づいていきます。 そのために必要なことは、自分の内側を見つめて そこから溢れ出る愛に気づくこと。 そして、その愛を自分以外の人に与えることです。 心と体そして、日本文化から知る女性の在り方を お伝えしていきます。 大和撫子のように強くて優しく生きるための術を 共に学んでいきましょう。 未来の健康、幸せな在り方は自分次第です。
こんにちは。 私は更年期を探究している看護師です。 そして、もうすぐ私の更年期が終わろうとしています。10年を振り返って思うのは私の更年期は黄金期という素晴らしい時だったということです。 ୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧ 今、日本人の平均年齢は48.6歳。 その半数である約70%の女性が何らかの更年期の症状、あるいは更年期障害に苦しんでいると言います。私は看護師として働きながら更年期を過ごして辛くて苦しい思いをしている女性と、自分らしく活き活きとして
「最近化粧のノリが悪いね〜ん」 肩肘ついて、そう話す女性。 確かにそうかも。毛穴見えてますやん! なんて、慣れない関西弁ですみません…。 毛穴の広がりは「足りないものを受け取りたい」というお肌のメッセージですからそれを受け取る感覚が必要です。 高い美容液を使うと一時的に引き締め効果はありますが、表面を覆われた皮膚はさらに息苦しさを増していき、美容液をやめた時にはメッセージを発する力さえ失っているかもしれませんね。 体にある穴の機能は、開いたり閉じたりしながら役割を果たしてい
マスクの使用が個人的な判断に委ねられるようになりましたが、花粉症や慣れなどにより、マスクをしていると安心という人も中にはいるようです。 長期間のマスクの使用は身体に必要なガス交換が出来ないことによるパフォーマンスの低下や口呼吸による顎や舌の筋力低下など見た目にも影響してしまいます。 私はマスクの原料である化学物質によって皮膚が炎症を起こしてしまいましたが、仕事中はマスクをすることが原則なので間にガーゼを挟んだり時々外に出て深呼吸を欠かさず行いながら何とか生きています。 マスク
バブル世代というとボディコン、ワンレン、お立ち台を想像します。 アッシー君やミツグ君など女性のために動いてくれる男性のことが流行語にもなりました。 私が新人看護師だった頃、口うるさい先輩が夜になると、まとめた髪を解いて派手な化粧とボディラインが強調された衣装で出かける姿が思い出されます。 「クリスマスイブにひとりなんて信じられな~い」と言い放ち、夜勤を免れていた先輩。 看護師の寮に住んでいた頃は上下関係がとても厳しくて、先輩の言う事は絶対でした。夜遊びで門限を守らない先輩の行
なんだかだるくてやる気がでない。 動くと息が上がる… 一度座ったらなかなか立つのが億劫だ。 そのような症状を、歳のせいだと思ってあきらめている女性は少なくないと思います。 鉄の惑星で生きる私たちは、磁場の影響を受けますから鉄不足になると、せっかくの磁力を受け取ることができません。だるくて荒い呼吸ではパフォーマンスも発揮できず、お金の循環を妨げます。 鉄と水の惑星に生きる人間は地軸に従いバランス良く生きることが試されています。 男性エネルギーの鉄は目標達成や意志をを繋げる ため
施設で生活される高齢者の中には、不正出血を繰り返される方が少なくありません。 子宮は存在意義ですから、他者との関わりが薄れていくと無意識に訴えます。 そんな時、看護師は名前を呼んだりさすったり触れたりしながら自分を再認識して頂きます。 人は高齢になると、人との関わりも減り、他への興味を失いがちなため、身体は循環する事を忘れてしまいます。 身体、特に末端が冷えて血色が悪くなると、転倒したり、そこから寝たきり…なんてこともよくある話です。 全身に血が巡るということは、認知症や脳
現代の若い女性は鮮やかな色のアイメイク、陰影をつけるためのハイライトで化粧を仕上げ、8頭身9頭身もある身の丈でとてもカッコいいですね。背が高いと言われる私も見上げるほどで、今風の衣裳を身に纏い、颯爽と歩いている姿は素敵です。 そんなある日、見た目に綺麗だなぁ、素敵だなぁと思った矢先に足を組み、堂々と化粧を直す女性を見たんです。そして友人らしき人と荒げな言葉のやりとり。 あゝ…美しい姿と思いきや何だかがっかりする自分。 これも、悲しきジェネレーションギャップでしょうか? 時々
50歳を過ぎると、あんなに多かった髪の毛が抜け始め、つむじや生え際が気になるようになりました。昔は髪が多いのを気にしてましたが、まさかこんな日が来るとは…。 確かに女性ホルモンが減ると抜け毛が始まると言われますが、高齢者でも黒々とした見事な毛髪の方もおられます。女性ホルモンは産む、育てるために体を守ろうと毛を増やしていきますが、更年期からは、一時的には女性ホルモンの影響もあるでしょうが、実は髪が抜けるのは他の原因の方が大きいらしいのです。 「白髪は染められるけど、抜けるのは
ピンヒールの先をお尻に突きつけられ悶えてる男性。誰が見ても痛いと思う行為が、快感になる人もいるから不思議な世界です。 飴と鞭で操られ、心を掴まれた男性はもう女王様の虜です。 女王様は「信」を得ている存在ですから影響力は最大で全てが正しい。人は信頼を得た者の命令は気持ち良く素直に受けるものです。 しかし、社会の中で人を動かすほど難しい事はありません。 知識や経験を糧に上へ上へと昇る人は、やがて権力という武器を手に入れることができます。しかし、そこにばかり価値を置くと、権力に覆わ
子どもが成長する過程で、最初に教えたことは危険を回避することでした。 何でも口に入れる時は、窒素しないように見守り、ヨチヨチ歩きは段差に気をつけ、もう少し成長すると、車に轢かれないように歩道を歩く、信号が青になってもすぐ飛び出さないこと等、危険を伝えるために、母性を注ぎました。 それでも子供というのは好奇心が旺盛で、火傷や怪我をして体感しないと「危ない」という事がわからないものです。 そもそも人は、危うい体感が伴わないとその先の恐怖に気づくことが出来ません。何度も何度も口で伝
小学生の頃から書くことが好きだった私は、文房具には強いこだわりがありました。 ペンであれば書きやすさは勿論、見た目や筆箱に入った時の収まり方など、他人が見たら「どうでも良い」ことにこだわっていました。 しかし、私にとって筆箱の中は宇宙的な空間です。道具の一つ一つが私の思いを描くための大切な仲間であり、とてもかわいい存在。 だいぶ変わり者のようですが、案外文房具に魅了される方は多いそうで、それほど文房具は魅力的なんですね。 今は昔のように、文房具屋さんというお店が少なくなりまし
血液検査のデータを指でなぞり、コレステロールをガン見! 病院の待合室でよく見かける光景ですね。 しかし、コレステロールはよっぽどの悪習慣をしなければ、悪さを仕掛けることはしません。 それどころか、意志を実現するための力となる素。 私たちは、コレステロールや脂肪のおかげで正しく性質を活かすことができます。更年期はコレステロールからつくられる女性ホルモンと男性ホルモンを上手に使い分け、意志の赴くままに進む時ですから…。 身体は常に心地良い状態を保つために「恒常性」というシステム
わかっているのにやめられない。 勝手に手が動いちゃう…。 いつの間にか空になったスナック菓子の袋を除き込み、「ハァー」とため息をひとつ。 後悔の念がざわざわと押し寄せていきます。 そんなことってありませんか? 感情に支配された指先は、自分を護るために動きます。 50年もの間、優秀な前衛部隊は指先に指令を出しながら護るための行為を伝えてきました。 ある時は食べること、またある時は性行動、そして八つ当たりなどを戦術として防壁を積み上げてきました。 これから先も更に防壁を積み上げる
一人の時間を楽しむ中高年が多い中で、孤独で寂しい思いをしている人は少なくないと思います。 「何となく寂しい…。」 そんな気持ちは何故だか男性に多いという。 妻に先立たれた男性はあまり外には出て行きません。 頂点を目指す一方通行の男性性は、目的を失うと生きる力が激減します。 この違いは、男女の性質が関係しているようですが、女性は夫が亡くなっても、生きる力を意識の外側に向けるために、また人や物事と結ばれていきます。 趣味やお稽古、仕事を通じての楽しみや役割を見つけるので護るべき対
更年期の女性を悩ませる上半身の熱さと大量の汗。 前進したいと頑張る脳と、体力がついていかない体は筋肉に必要な血が届かずに不完全燃焼を起こしてしまいます。 やりたいことがあっても思うように動かない硬い体だと余計にイライラが募ってしまい、何をやっても空回り。ストレスで食べ過ぎたりぐっすり眠れないと、すべての循環が狂っていきます。 更年期の体はそれほどカロリーを必要としないし早寝早起きで、環境にとっても優しい。 省エネで、人にも環境にも優しいエコロジーな更年期であるならば、ホットフ
女という性質は相手の肌の艶や張り、声質から授精能力が活発であるかを直感で判断しますが、女は更年期以降の方がその能力は開花します。 男の精能力を活かすのも殺すのも、後は女の手の内にありますが、それは体の交わりの時と、いく先が違います。 体が求めるものは反射で満たされますが、心の満足は反射が起きても前戯にしかなりません。 実は、男と女の至福の時は、生殖能力を終えた更年期からが本番だったのです。 導かれた相手は、論理的に計算された言葉と計画的な誘いで反射的に満たされていきますが、