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更年期に取り入れたい!発酵パワー

私は食べ物の好き嫌いはないですが、特に発酵食品は大好きです。

実は、発酵する過程はエネルギーを出す原点なんです。肝臓が発酵によって糖を作るのと同じ原理ですね。味噌や醤油は深層海の海水で採れた塩だと酵母がとても良く働き、良い芳香を放つそうです。
そしてもう一つ、発酵食品がつくられる仕組みは女性が子供を産む過程と同じです。妊娠中は病気にならないようにできているので、同じDNAが組み込まれている女性は発酵食品を食べると健康になるのは当たり前なんです。
そんな更年期にお勧めしたい発酵食品についてお話しをしたいと思います。

心も体も磨くことで変化する

人の体は、食べ物でつくられ循環を繰り返しながら巡り巡って体を機能させます。
その循環がうまくいかずに便秘を繰り返しているのであれば新陳代謝ができていない証拠。

新陳代謝というのは身体を美しくきれいにする工程ですが、腸内環境が整わないと体全体に影響して様々な症状を生み出してしまうかも知れません。

その新陳代謝には五感がとても大切なんですね。
私はもともと造り酒屋の嫁なので、お酒造りの工程をずっと見てきてそう思いました。
お米を磨き、きれいな水を入れて麹が沸々と音を立てるのを目や耳、鼻で感じるんです。そして加熱によって殺菌しながら何度も何度も味を確かめて雑味をなくしていきます。

少しずつ、発酵によって要らないものが削ぎ落とされて変化するイメージですね。
食べ過ぎたり、必要のない肉類ばかりの食事の量は、細胞内のゴミを増やして腸の感覚を麻痺させてしまいます。更年期に変化するなら、五感を働かせて本当に必要なものだけを摂り入れることが必要です。

麹のパワー

暴飲暴食、偏った食事はせっかく腸内で出番を待っている細菌や白血球が働いてくれないので、免疫力が低下してしまいます。そうならないように、積極的に摂ってほしい食べ物が「麹」です。

私も毎日甘酒を飲んで、素晴らしい効果を体感しています


麹はカビの一種ですが、たくさんの酵素が含まれており、消化や吸収を助けてくれます。
消化する力が弱っていると、必要な栄養素が吸収しないため生命力が低下してしまいます。
恒常性を整えるためには、外でも内でも助け合いです。

日本人の智慧

かつて、日本人が健康だった理由は、お米を食べていたからです。
お米を丸ごと頂く智慧と工夫。
味噌や醤油を始めとして清酒や酢などの発酵食品は組み合わせることで更なるパワーを発揮して食べ物を美味しく仕上げることができます。
日本酒も清酒と言われるようにお清めの意味があるそうです。清酒は昔、とても貴重なもので滅多に口には入りませんでしたから二日酔いなんてなかったそうです。酔っ払うほど、毎日呑むから肝臓がやられるんですね。

清酒は祭りという非日常を味わうものです、トランス状態になり未知の世界に誘う魔法の飲み物ですから、適量飲めば薬や美容液にもなります。
しかし、飲み過ぎは細胞を痛め悪へと誘います。
「酔う」ことは清められること。自分に酔い、清められた意識は見えない光を放ち、やがて外側に大きな影響を与えていきます。
腹黒いと腸内環境が破壊してしまいますね〜。

完成された在り方を求めて、 発酵食品を毎日少しずつ取り入れると病気知らず介護知らずの身体をつくります。光輝く体と未来に向けて、発酵食品は強い味方になりますよ!

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