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更年期からの便秘には塩!


便秘で苦しんでいる50歳女性は非常に多いです。
国の統計データでは、現代の日本人女性の2人に1人が便秘と言われています。
約50%の方が便秘の症状を訴えているという状況は1998年から変わることなく、毎年、便秘に悩まされている人は増えているのが現状です。
巷では「発酵食品や植物繊維の推進食物を食べて腸内環境を整えましょう」

などと、活発に推進していますが、なかなか便秘は改善しない人もいます。
実はその根本的な要因には、便秘が起きている原因を正しく理解できていないという事なんです。

便秘を指する看護師も4~5日便秘している女性は案外多いです。
夜間の排泄介助、朝方はコール対応に追われながら自らのタイミングを逃していますが不思議と自覚症状はない人もいます。
イライラしたり焦ったり、怒りの感情は腸の「出しなさい」というサインに気づきにくいようです。

便秘…つらいです。



看護の基準では、自覚症状がないと便秘とは言えませんが、さすがに4、5日となると物理的に考えても出してあげないと腸内環境が悪くなります。
そこで問題なのは、便秘そのものではなく、自覚症状がないこと、感覚が鈍い、気づかないということです。

そこでお勧めしたいのが、塩です。「自然塩」
マグネシウムがたっぷり入った塩!

自然塩に入っているミネラルは神経伝達物質の材料になります。体全体を動かすための材料となっているのですが、食べ物が胃に入った時に、排便反射につながるために、神経伝達物質を活性させる働きもあります。人の心と体が正しく連携するのも塩のおかげなんです。


塩は浸透作用を持つので、体の細胞に水や栄養素をバランスよく整えます。コロコロで硬い便にならないためにも塩は大事な役割を果たします。

塩は消化酵素を活性させ、腸の蠕動力を上げます。腸の酵素は食物の消化・吸収に重要であり、塩に含まれるナトリウムが腸内の酵素の働きを活発にしますので、塩は便をスルッと出してくれます。

嬉しいことに、塩は体温を上げる働きがあります。塩を摂取すると、体内のエネルギー代謝が活発化し、体温が上昇します。
こんなに嬉しい塩の効果!
実は酸化マグネシウムという便秘薬も塩のマグネシウムです。
薬の効果と同じである天然塩は命の源ですから、ぜひ、更年期からの健康に取り入れてみてください。


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