アートでワインの風味が変わる!? ワイン用おまもりアート物語

宇宙アートという独自の技術で、多彩なご利益から選べる「おまもりアート」を販売するMIKAGE。今回は、ワインの風味が変わるおまもりアートについて取り上げます。ワイン用のおまもりアートは大きく2種類あります。1つはカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワイン、ピノ・ノワール主体のワイン、といったワインのグループに対して働きかけるようなエネルギーを設定して作ったおまもりアート。もう1つは、具体的な銘柄のワインのエネルギーをおまもりアートにしたものです。最初に作ったのはシャトー・タルボ1982。なぜ作ろうと考えたのか、どんな実験を重ねてきたのか、その理由や経緯について解説します。

 

1.なぜワイン用のアートを考えたのか?

元々、宇宙アート技術は、病気の症状を消したり軽減したりすることに利用していました(詳細はこちら※(巻末))。つまり、目には見えない物を対象にすることが当たり前になっていたのです。あるとき、実際に存在する物に宇宙アート技術を当てはめるとどうなるだろう? と考えたことが、ワイン用おまもりアートの製作に取り組む発端となりました。
 まず初めの課題は、「物のエネルギーをおまもりアートにしたとき、どうすればそのエネルギーが元の物と同じであると証明できるのか?」ということ。これに対し、「エネルギーは水に吸収されやすいという性質がある。水に吸収されたエネルギーをつかって検証すれば、変化が分かりやすいのではないか」と考えました。
 そして、「エネルギーを吸収することで水の味が変われば、エネルギーの影響を検出できるだろう。だとしたら、飲料を使って味の変化を検出するのが一番分かりやすい」と考えが進みました。そこで私が選んだのが、赤ワインでした。
 赤ワインは、時間の経過とともに熟成が進んで風味が変わる、という性質があります。また、デキャンタージュ*することで急速に風味が変わることもあります。この性質を利用すればエネルギーによる風味の変化を実感しやすいのではないか、と考えて赤ワイン用のおまもりアートを作ることにしたのです。

*デキャンタージュ:ボトルのワインを別の器(デキャンタ)に移すこと。ワインの中の澱(オリ)を除き、ワインが空気に触れることで味わいをまろやかにし、香りをよくする効果がある。

 ワイン用のアートを作るにあたり、現実に存在する特徴的な風味があるワインを選べば、風味の変化が検証し易いそうに思えました。そのときに頭の中に浮かんだのが「シャトー・タルボ1982」です。シャトー・タルボはフランスのボルドー・オー・メドック・サン・ジュリアンの4級シャトーで、1982年はその中でも特に良い作と言われています(パーカーポイント:96点)。このワインは私が実際に複数回飲んだことがあり、かつ風味がしっかりしたワインでした。もしエネルギーによって変化が有った場合、私自身が風味の違いを識別しやすいと考えました。そこで、シャトー・タルボ1982のワインのエネルギーをおまもりアートとして作ってみることにしました。

2.ワインのボトルにアートを巻き付けた結果は?

シャトー・タルボ1982のエネルギーを市販の安価なワインに注入したら美味しくなるかもしれない、と思い実験を始めたことをワイン好きの友人に話したところ、とても面白がってくれました。自分でも実験したい、と言われたので、数枚アートを印刷して差し上げました。

シャトー・タルボ1982

すると数カ月後、友人から次のような連絡がありました。
「2種類のワインをそれぞれ2本ずつ用意して、アートを巻いた物とそうでない物をつくり、同時に開栓して6人で飲んでみたところ、全員がアートを巻いた物とそうでない物の味に差異があると認識した。(2種類のワインの両方とも)
 ボルドータイプのワインについては、5人が美味しくなったと感じ、1人が不味くなったと感じた。不味くなったと感じた人は、熟成して渋味のあるフルボディタイプの風味より、より軽いさっぱりした味を好む人だった。」

また、ブルゴーニュのピノ・ノワール種の赤ワインは、アートを巻いたことによって渋味のある、ボルドータイプの風味に変化しており、元々の軽快さが失われたので、この場合はエネルギーを入れないほうがよかったと感じた、とのことでした。予想していたとはいえ、このような結果が出たことに少々驚きました。

 その後、その友人が第2回のワイン会に私を呼んでくださり、違うワインにもエネルギーを入れることになりました。その時に開けたワインの内、シャトーベルナドット2004年にエネルギーを入れた物が、私の記憶しているシャトー・タルボ1982年にとてもよく似た風味になっていました。シャトーベルナドットもボルドーのオー・メドック地区のシャトーであり、ワインのブドウの成分の構成も、テロワール(気候・風土)も近い間柄なので、味わいが似てくることもうなずけます。
 このことが、物のエネルギーをおまもりアートにすることができる、ということを証明する1つの機会になりました。
 また、ワインを構成するブドウの種類に応じて、入れるエネルギーを変えるほうが、それぞれのワインをより美味しくする上で有用だ、という知見も得られたので、現在のワイン用のおまもりアートはブドウの種類毎に作り分けています。
 ※尚、シャトー・タルボ1982のような具体的な商品を入れておまもりアートを製作・販売することは、そのワインの製造元の許可を要することですので、プライベートに楽しむ範囲に留め、おまもりアートとして商品化する予定はありません。

3.ワイン以外の酒はどうなるか?

赤ワインの味を変えることに成功したので、酒の種類を変えたらどうなるか、ウイスキーを熟成させることはできるのか? という実験にとりかかりました。サントリー山崎の18年物、12年物、角瓶を準備し、山崎18年物のエネルギーをアート化し、12年物、角瓶にそれぞれエネルギーを注入したらどうなるか、という実験です。
結論から言うと、それぞれ味は多少変わりましたが、山崎18年物の味に近づいたとは言えないという結果でした。また、差異は山崎12年物よりも角瓶のほうが変化が大きいと感じられました。そこで、サントリーの最安値のウイスキーであるREDにエネルギーを入れてみたところ、まろやかさが増して少し上等なウイスキーの風味に変わり、その変化の幅は一番大きいと感じられました。とは言っても、やはり赤ワインの時ほどの大きな変化は感じられない、という結果でした。

一方で、日本酒についても、ワンカップ大関を利用して、「日本酒をより上等な味わいにする」という設定のエネルギーを注入して味の変化を検証したところ、こちらはかなり大きな変化を感じることができました。これらのことより、蒸留酒より醸造酒の方が変化し易い、ということが分かりました。不純物が多ければ変化を促す要因が多いのだろうと推察しています。

4.遠隔で味を変えられるか?

ここまでの実験から、アートが放射するエネルギーによって、ワインの味を変えられることは分かりました。そこで最後に取り組んだ実験は、遠隔でも味を変えられるのか、という検証です。
当初は5kmから10km程度離れた知人宅にあるワインの味を変える実験から始めました。エネルギーの遠隔転送については別記事に詳しく書きますが、味を変えたいワインのボトルの写真を送ってもらい、その写真を経由してワインにエネルギーを注入する方式で実験しました。その結果、エネルギーが届いて味が変わりました。

次はもっと離れたらどうか、ということで、アメリカのアラバマ州、ジョホールバル(シンガポールの対岸)、プネ(インド)でそれぞれワインを用意してもらい、写真を送ってもらってエネルギーを入れてみました。アメリカとジョホールバルは味が変わったと、現地の方が驚かれていましたが、プネは2回実験したものの、2回とも味の差異は感じられなかった、という結果になりました。プネの実験に関しては、エネルギーが何らかの事情で届かなかったのか、エネルギーの影響を受けにくいワインだったのか、或いは被験者が味の差異を感じ取れなかったのか、原因はわかりません。ただ、100発100中というわけではないようです。エネルギーは距離に関係なく届けられる、ということを一応証明できたと考えます。

エネルギーが遠隔で届くことは、ヒーラーとしての観点では当然のことなので、この結果に意外性はありませんでした。しかし、この証明によって、第三者のワインに無断でエネルギーを入れること、例えば売り物のワインのボトルに無断でエネルギーを入れる、といったことが起きるリスクも明るみになりました。このことへの対策として、ワインに関してはエネルギーの遠隔転送サービスは設定しないこととし、あくまでも個人がご自身のワインにおまもりアートを巻き付けて楽しんでいただくことを原則としています(お試しとしてお一人様一本だけ無償でエネルギーの遠隔転送を行うことができます)。

同じワインを2本用意して、片方だけ味を変えるという遊び方もできますし、安価なワインを少し美味しく飲める、という楽しみ方もおすすめです。私自身も、他のグレートヴィンテージワインのアートを作って、ブドウの組成が似ているワインを使って味を寄せる、という遊びを個人的に続けていきたいと思っています。

ワイン用おまもりアートのページ: https://art.mikage.biz/categories/4778650

※おまもりアートに取り組む経緯はこちら
前編: https://note.com/mikage_art/n/n1d87fd1c6fc9?first_post=true
中編: https://note.com/mikage_art/n/nb510777b6ba8
後編: https://note.com/mikage_art/n/n749e5d543d20

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