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自己肯定感は自分を直視して受け入れると高まるもの

テレビやネットでの自己肯定感に関する情報やSNSでの発信が増えれば増えるほど、どんどん定義が曖昧になっていく気がする「自己肯定感」ですが、自分なりにたどり着いた結論

自己肯定感は、直視して見つけた自分をそのまま受け入れることで高まる。

そう考えると

  • 自己肯定感の低さに悩む

  • 自己肯定感の高さを他人と比べてしまう

  • 自己肯定感を上げるために間違った自己投資を繰り返す

などの自己肯定感に振り回され悩まされる人が減るのではと思いました。
今の自分の内面や外見を無理に変えることなく、認めればいいだけなので。

自己肯定感とは

自己肯定感とは「ありのままの自分のすべてを受け入れ認める感情」です。

ありのままの自分とは、自分の性格、才能、能力、好きなところ、嫌いなところ、長所、短所や外見に加えて家庭環境や職場環境、人間関係などにとらわれない素の自分を指します。

例えば

  • これまでの人生において身についた(身についてしまった)自己評価を取り払った自分

  • 思い込みから出来上がっている自分像を壊した後の自分

  • 子供の頃の夢や自信にあふれていた自分

といったパッと思いつく自分ではなく、少し考えたり思い出したりしてみないと出てこない本当の自分を受け入れ認めることが自己肯定となります。

自分を直視するとは

続いて直視の意味を調べると

ちょく‐し【直視】
目をそらさないで、まっすぐに見つめること。
 事実を正しくはっきりと見ること。

weblio辞典

と書かれていますので、これに「自己」をくっつけて「自己直視」にすると

自分のことを/目をそらさないでまっすぐ見つめて/事実を正しくはっきりと見る。

という意味になります。

自己直視+自己受容=自己肯定

ここまで整理して書いてきたつもりが逆にくどくなってしまった気もしますが・・

自分を直視して受け入れることとは

ありのままの自分から目をそらさずまっすぐ見つめて
自分のすべてを事実として正しくはっきりと受け入れ認めること

と理解できます。

そうすることで

  • むやみに自分と他人を比較しない

  • ないものばかりを追わずにすでに持っているものに冷静に向き合う

  • 成功や評価は自分ではなく相手が決めることと割り切る

  • 自分がコントロールできる範囲のことに注力する

  • 自分ができないことは他にできない人もたくさんいると考える

など、今の等身大の自分を掛け値なしの色眼鏡なしでまっすぐに観察する。

さらに、その結果を受け入れ認める習慣を身につける=自己直視力を持つことができれば、そこから心の安定や自分に対する自信を得られるようになります!

自己肯定感を高めるためと言いつつ、それが自分の外側からの評価や反応ばかりを気にした言動につながっている場合には、ぜひ立ち止まって自分の内側と向き合うことから始めてみてください。

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