やりたいこと・好きなことが見つかる地味だけど腹落ちする方法
SNSやYouTubeを眺めていると、自分のやりたいことで活躍している人や自分の好きなことを仕事にして輝いている人が無限に目に入ってきます。
その一方で、「自分は何をやっても毎回三日坊主・・」「そもそも、やりたいこと・好きなことなんて全然見つからない・・・」
そんな風に考え始めると、そこから先はネガティブな空想・妄想が・・・そうなる前に一旦停止！
その輝いている人たちは本当に
最初にやりたいこと・好きなこと探しをして
見つけた やりたいこと・好きなことを実践して
実践してみたことの結果が出たからキラキラしている
のかということを、ちょっとだけ考えてみてください。
確かにやりたいこと・好きなことだけを最初からひたすらやり続けて、華々しい結果につながったという人は一定数いると思います。
でも、多くの人は試行錯誤しながら、ときには自分の意思ではなく大きな流れや人のアドバイスなどに身を任せながら行動し続けた結果として、やりたいこと・好きなことにたどり着いているんです。
ですから、やりたいこと・好きなことが見つからなくても、がっかりする必要なんて全然ありません。
やりたいこと・好きなことが見つかるコツ
それは
ストンっと肩の力を抜く
ガラッと視点を変える
スッと人の話に耳を傾ける
この3つです。
では、それぞれについて詳しくお伝えしていきますね。
ストンっと肩の力を抜く
やりたいこと・好きなこと探しで必要以上に力が入る場面は、就活や転職、副業・複業や起業を考え始めたときなど、人生の分岐点や大きな流れの変わり目だと思います。
だからこそ、ガッチガチに肩に力が入ったまま、前のめりでやりたいこと・好きなこと探しをやってしまうわけです。
短期決戦で解決できる課題ならパワーと勢いで押し切れるかもしれませんが、中長期で取り組むべきことですから、ストンっと肩の力を抜いて自然体でどっしりと構えるくらいがちょうどいいかもしれません。
ガラッと視点を変える
肩の力が抜けた後は、思いきってガラッと視点を変えてしまうのが効果的です。
やりたいことより「やりたくないこと」を決めておく
好きなことではなく「嫌いじゃないこと」に範囲を拡げる
やりたいこと・好きなことよりも「得意なこと」「向いていること」を意識する
という風に視点・考え方をズラすと、やりたいこと・好きなこと探しの際、スポットライトの当たるところも変わるので、今まで見えていなかった新しい気づきにつながります。
なぜ、視点を変えるのかというと
「やりたくないこと」はやっても長続きしないし、やるだけストレスになるから
「嫌いじゃないこと」は好きになる可能性が充分あるから
「得意なこと」「向いていること」は人よりもすでに秀でている可能性があるし、スキルアップの速度が速い場合が多いから
という理由です。
人間は選択肢が多いとそれだけで迷う確率が上がり決断力や行動力が鈍るので、最初からある程度自分なりのルールを決めておく方が脳が気分よく動いてくれます。
結果、楽しみながら探す作業ができるようになります。
スッと人の話に耳を傾ける
最後のスッと人の話に耳を傾けるとは、ひとりで悩んで迷走し続けるくらいなら誰かに頼ってしまおう！ということです。
「自分の人生、自分で決めないでどうするの」と思われたかもしれません。
でも、大人になって歳を重ねるほど「自分のことは自分が一番わかっている」と思い込みがちなので、人の意見に耳を傾けるのは、それだけでとても価値がある行動です。
例えば「得意なこと」「向いていること」探しでは、自分で悩みまくるよりも家族や友人、会社の上司・同僚・後輩など、接点のある人たちにパッパッと聞いてしまう方が、断然早く核心をついた答えが手に入る場合もあります。
なぜなら、他者からの客観的な視点でそう見えている、あなたの得意なことや向いていることが、いくつも出てくるからです。
これらの誰かからもらった新しい選択肢が、将来のやりたいこと・好きなことに成長するのはよくあることです。
最後に
個人的には、やりたいこと・好きなことは、見つけるものではなくて見つかるものだと実感しています。
やりたいこと・好きなこと探しがエスカレートして、自分探しの旅や高額セミナーのハシゴに走ってしまうと、やがて負のスパイラルに突入して自分を見失います。
やりたいこと・好きなこと・得意なこと・向いていることは、自分の外側にはありません。必ず自分の内側にあります。
言葉は悪いですが、自己投資という名の回収見込のない散財を繰り返すくらいなら、1日に5分でも自分のことだけを考える時間に投資する方が絶対にお得です！
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