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電磁波の危険性

※出典より画像/転載翻訳しました。
BY RHODA WILSON ON JUNE 4, 2024

電気は、多くの人が想像しているよりも深刻な事態の原因であり、はるかに危険なものである。
一日の大半を電気供給源や電気機器の近くで過ごしたり、
電気機器と共に働いたりすると、ガンになる可能性はかなり高くなる。


バーノン・コールマン博士より(2014年)

現代の環境がガンの原因となる可能性は数多くあり、ヒトの免疫系にダメージを与え、感染症やガンを含むさまざまな疾患に対する感受性や脆弱性を高める可能性がある。

しかし、電気は大半の人の想像よりもはるかに危険で、
重大な問題の原因であることは間違いない。

電化製品を長時間使用したり、電化製品の近くで作業したり、
電力供給線の近くに住んだり、電力供給線の近くで働いたり、
毎日電気機器を使用して作業をすれば、あらゆる種類のガンを発症する
可能性はかなり高くなる。

もちろん、スーツを着た連中はそんなことは教えない。
なぜなら、エイズや ラドンのような未知数の脅威は我々に恐怖を与えるからである。
前者は政治的、商業的に有益な脅しであり、後者は建築産業を活性化させる素晴らしい方法のように見えるが、電気や電気機器の販売、
マーケティング、サービス、供給などを行う多くの大規模で強力なビジネス利益を妨げることを嫌うため、電力の危険性について警告することはない。

私は、その証拠はかなり説得力があると確信している。
アメリカでは、人々が自分の財布で投資するのは、本気で何かを信じるときだけであり、ここ数年、電力供給ライン近くの住宅価格は劇的に下落している。

以下の事実を見ていただきたい。

  • 公衆衛生学部の学部長は、「現状は、30年前の喫煙と肺がんの相関関係のようなものだ」と述べている。

  • さらに、控えめに見積もっても、小児がんの3分の1は電磁波が原因で発生しているだろうと指摘している。

  • 約500人の子どもを対象とした研究では、母親が妊娠中に電気毛布を使用していた場合、その子どもは脳腫瘍を発症する可能性が2.5倍になることが示されている 。

  • 約700人の子どもを対象とした研究では、配電線の近くに住んでいた場合、その子どもは脳腫瘍で死亡する可能性が2~3倍高いことが示されている。

  • アメリカの大学の研究によると、電気工事士や電気技師として働く男性は、特定の種類の脳腫瘍を発症する可能性が10倍高いことが示された。

  • 専門家によると、送電線のそばで働く電話会社の従業員は、白血病を発症する可能性が7倍高いことが判明した。

私の見解では、こうした危険性は送電線からだけではなく、あらゆる電磁場が危険となりうる。
電場や磁場に近ければ近いほど、その危険性は高くなる。

このような危険性について、業界の専門家たちは私に同意しようとしない。彼らは電気の安全性を主張している。
しかし、もし安全でないと判断したら、彼らはそう言うだろうか?
そして、その専門家とやらをあなたは信用できるのだろうか?

私の見解では、電化製品(特に送電線)の近くで長時間過ごす人は、
ガンになる可能性が高いことを示す十分な証拠がある。

電気に関連する危険はガンだけではない。
ひどい頭痛、
筋肉痛、
原因不明の疲労感、
免疫機能の低下(その結果、ガンだけでなく感染症にもかかりやすくなる)、
パーキンソン病、
アルツハイマー病、
多発性硬化症、
慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)、
白内障、
妊娠障害など、
電磁波や放射線にさらされることで起こる可能性のある危険性は
他にもある。

本書の執筆中、私は、アメリカ政府が電磁場と脳の疾患や 癌との関連性を検証するために9年の歳月を費やして完成させた研究報告を隠蔽したという情報を得た。

隠蔽された報告書はアメリカ 政府に向けて編集し、こう結論づけたと私はきいている。
「微弱な電磁場でさえも健康を損なう可能性がある・・・
電磁場はメラトニンというホルモンの産生を阻害する。
このホルモンが不足すると、
例えば乳がんやパーキンソン病やアルツハイマー病のような脳
の退行性疾患の発症を促進するだけでなく、
心臓疾患も引き起こす。

また、隠蔽された報告書は、電磁場が子供たちに白血病を誘発する可能性があることも裏付けている。

さらに、報告書の筆者らは、職業柄、強い電磁波にさらされている大人には、白血病や脳腫瘍を発症するリスクが高まる、と続けている。

電磁波が細胞の生化学的機能に障害を起こしたり、特定の遺伝子に影響を及ぼすという仮説である。
いずれも細胞に永久的な損傷を生じる可能性がある。
(遺伝子工学技術者は電磁放射線を使って細胞膜を開き、外来遺伝子を挿入するのである。)

この隠蔽された報告書の著者は、電磁波と免疫系の細胞との相互作用がガンの発生を助長すること、そして生殖器官への電磁波の影響が生殖器官にも疾患を引き起こす可能性があることも指摘している。

この非公開研究の筆者は、より多くの研究を行い、現代の電気配線や一般家庭の電化製品で超えられるレベルまで電磁場の強度のしきい値を下げることを要求している。

また、この研究は、頭上の送電線が人体の健康にとって重大な脅威となる可能性を示唆している。
アメリカに隠蔽された報告書が推奨する閾値は、国際的に認められている閾値の5,000分の1以下である。

なぜアメリカ政府がこの報告書を隠蔽したのか、その理由を明らかにするのは難しいことではない。
もしこの報告書の調査結果が実施されれば、膨大な産業が損害を被り、
安全だと認められる工場、オフィス、家庭はほとんどなくなるだろう。

暫定的な措置として、この研究の著者たちは、
我々が浴びている「恒久的な放射線被曝」と呼ばれるものを、
段階的に減らしていくことを要求している。
彼らは、すべての頭上の送電線を住宅地から撤去し、家や学校を送電線の近くに建ててはならないと訴えている。

悲しいことに、私はこの報告書が隠蔽されたという事実に驚くよりも、
公表されていたらもっと驚いただろう。
現代の政治家は大企業とその政治資金提供者たちによって牛耳られているのだ。

☆☆☆☆☆☆☆

知っておきたい身近な電磁波被ばく

大久保利貞(著), 網代太郎 (著), 加藤やすこ (著), 植田武智 (著), 坂部貢 (著)

商品説明より。
21世紀に入り、急速に高度情報通信社会が進み、今春からは日本でも5Gがス
タート。コロナ禍で会議、学習会、飲み会、法事までもがオンラインでおこなわれるようになりました。
教育現場もICT(情報通信技術)導入が加速しています。
ネットワーク網の普及・発達が進むなかで電磁波による健康被害の実態が
わかってきました。
そんな身の回りにある電磁波のリスクと身を守る知恵をコンパクトにまとめた必携の書です。

著者について

電磁波問題市民研究会事務局長、カネミ油症被害者支援センタ
ー(YSC)共同代表。
著書『電磁波の何が問題か』『誰でもわかる電磁波問題』『電磁波過敏症』(いずれも緑風出版)ほか多数。

電磁波問題市民研究会会報編集長。
毎日新聞社記者、NPO 法人化学物質過敏症支援センター事務局長などを経て、行政書士、法律事務所職員。
著書に『スマートメーターの何が問題か』(緑風出版)ほか。

環境ジャーナリスト。電磁波過敏症と化学物質過敏症の患者会
「いのち環境ネットワーク」代表。
『電磁波による健康被害』『電磁波過敏症を治すには』
『新 電磁波・化学物質過敏症対策』『5Gクライシス』(いずれも緑風出版)など著書多数。

科学ジャーナリスト。
1996 年より、市民団体にて電磁波、科学物質などの安全性の調査・研究に従事。04 年、科学ジャーナリストとして独立。
ニュースサイトMy News Japan、『週刊金曜日』に連載。
『本当に怖い電磁波の話』( 共著・金曜日)など著書多数。

東海大学医学部基礎医学系教授・医学部長。
北里研究所病院臨床環境医学センター長。
米国で1980 年代後半から外部環境因子による健康障害の研究に従事。
シックハウス症候群や化学物質過敏症対策の政府委員も務める。
日本臨床環境医学会前理事長。『生体と電磁波』(共著・丸善出版)など。


電磁波の何が問題か 増補改訂版

どうする基地局・携帯電話・変電所・過敏症-大久保 貞利(著)

電磁波過敏症 増補改訂版- 大久保利貞(著)

商品説明より。
電磁波過敏症とは、どんな病気で、どんな症状になり、どうすれば治るのか? 日本では、この病気は認知されていないが、患者は増えつづけている。
本書は、世界で最も権威のある電磁波過敏症治療施設、米国のEHC-D(ダラス環境医学センター)を取材し、また何人もの過敏症患者に接した体験をもとに、電磁波過敏症について、やさしく、ていねいに解説した。
今日のように、スマホ、無線LAN、電波塔など家庭や職場の内外を電磁波が常に飛びかう中では、誰もがかかる可能性のある過敏症を知る上で、貴重な本だ。増補改訂版では宮田幹夫北里大学名誉教授の講演など4章、5章を書き加え、全面改訂した。

こちらもお読みください。



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