見出し画像

ビタミンB3のポジティブとネガティブな副作用 No.4

昔、FBへ投稿したのをこちらにまとめておきます。
No17までありますのでお楽しみに!
今回はNo4.です。

治療としてのビタミンパラダイム

私達の現代的なパラダイムは、ブルース・エイムズ、エルソン・シュワブ、シルバーの報告書によって大きな前進を促しました。

Pauling(ライナス・ポーリング)の影響力ある報告が後続し、なぜ多くの患者に大量投与を必要とするのかという解説を提供してくれました。

ビタミンは補酵素に変換され、主酵素と結合し、重要である代謝機能を担います。
主酵素と補酵素が結合する能力に欠陥がある場合、補酵素の量を増加させること、すなわち、ビタミンの量を増加させることによって欠陥を克服し、反応を正常へ適うようにできるのです。

既知の約50の遺伝病の約10%にビタミンの代謝が関わっているという発見をしました。
それは、最初の予防としてのビタミン・パラダイムに対するもう一つの打撃と、現代のパラダイムに対する強力なサポートになりました。

治療としてのビタミン・パラダイムの基本的な概念は、少量もしくは大量の最適量を用いる治療であり、古典的な欠乏性疾患以外の疾患においても非常に有効です。
現代パラダイムの最適用量の範囲は、疾患の治療で異なりますが、多くの場合、個体の反応で決定しなければなりません。

例えば、コレステロールを低下させる用量の範囲を、1日当たり3回に分けて1〜9gに決定するということです。
統合失調症の治療のための一般的な投与量は、概ねは同量で、少数の患者にはそれ以上を必要とします。

ナイアシンの場合、最適量は、吐き気を催さない用量で決定します。

適量は、催嘔気(吐き気を催さない)以下の用量であり、吐き気が生じるのを目安に決定します。

ビタミンCの場合、経口摂取の用量は数g~100gの範囲です。
癌の場合、私の患者は毎日12〜40g摂ります。
高用量維持では、静脈内投与が最適な方法でしょう。

ビタミンCの最適な経口用量の目安は、下剤効果レベルで決定します。
摂取量が緩い便(下痢)を生じる場合、摂取量を減らす必要があります。
すべての病気において、治療に於ける用量範囲の決定は必要です。
それは、一般的なビタミン投与量の範囲よりも、はるかに高いでしょう。

ビタミンで殺されることはなく毒性も無いですが、投与量が多いと副作用が起こりやすくなります。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?