自己啓発本「スタンフォードの自分を変える教室」を読んで
こんにちは、kazです。今回は、「スタンフォードの自分を変える教室」を読んだので記事にしていこうと思います。
この手の自己啓発本は何冊か読みましたが、ある意味身を持って学んだのはこの本だけのような気がします。興味のある方はぜひ読んでみてください。
内容
「怠惰な全ての奴らに捧ぐ」
これに尽きるでしょう、この本は。この本を取っている時点で、その人は少しでも怠惰な自分を変えたいと思って、手に取ったはずでしょう。そんな怠惰を科学的立証からその原因と対策を9つの章に分かれ、教えてくれる一冊です。基本的に、意志力を特筆してこの本は構成されています。意志力は3つの分類に分けられ、「やる力・やらない力・望む力」だと提唱しています。それを脳の構造がどうたらこうたら大脳新皮質や前頭前皮質が役割を担っているとかそういう理屈っぽく言っています。まあ、私自身理系なのでそういう科学的に理にかなった理論というのは受け入れやすいです。それを著者ケリー・マグゴニガルも狙っているのでしょう。
この本の良さ
この本の良さを一言で言うならそれは、
「具体的な行動指針が描かれている」
自己啓発本の多くは、はっとさせられるようなさも真理を書き記していることが多いです。なるほど納得することは多いですが、それを行動に移すことまでは助けてくれません。こうやってやればいいよとはいいますが、それを具体的にどうやればいいのかわからないから読んでそのまま終わるんです。例えば、前述した意志力を高める方法として、呼吸を1分間に15〜20秒間隔で3〜4回行うことで科学的にもストレス耐性が向上すると言っているものがあります。これだったら、普通の自己啓発本よりもわかりやすいですよね?そこがこの本の良さです。本を読んで、そこから学んだことを活かして行動することによって初めて読書は活かされます。というか、それが読書です。(自己啓発本とかそういう類の本だけであって、小説などには該当しませんのであしからず。)
学んだこと
身に染みてこの本から本を読むときは、まずざっと本を一冊サーっと見ることが重要だということを学びました。この本を読み始めた時、ついめんどくさがってだらだら他のこともしながら4時間くらいかけて読みました。しかし、よく見れば各章ごとに重要な部分をまとめたページがある!!笑、驚いたと同時に、くそっ時間無駄にしたと思いました。実際、まとめのところだけで良いし、それで読んだら20分あれば本書350ページを理解できます。本当に悔しい。これからは、本を読むときは必ず一度ざっと本に目を通します。これが私がこの本から学んだことです。
感想とまとめ
身を持って、この本から重要なことを学んだと思います。これで終わりたいと思います。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
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