シェア
りんの
2019年4月9日 06:31
彼とは結局、約6年間付き合った。私は20代だったのが、別れる時には30代になっていた。そして彼は別れる時50代だった。タイトルは、彼と別れる少し前に、彼に言われた言葉。泣く私を、死にかけて動き回る気持ちの悪い虫を見るように、ウザったそうな目付きで眺めていたのを思い出す。彼と出会う前、付き合っていた人がいた。実は、彼の前に付き合っていた人の方がヤバかった。ヤバさのベクトルは違うから
2019年4月9日 17:44
一発目のデートから怒鳴りつけられたにもかかわらず、付き合い続けた。「付き合う」と言っても、恋人同士になったという意味ではない。まだ、この時点で彼は私を恋人だとは認めていない。おそらく、仕方なく認めるのは多分3年後くらいだったんじゃないかと思う。聞いたわけじゃないから知らんけど、彼に微妙な変化が現れてきたから、私がそう思っただけだけど。今回は、彼のメールについて書こうと思う。実際、彼との
2019年4月10日 02:39
彼は独特の文面のメールを送ってくる。そもそも、やり取りは、某SNSのメッセージだ。私は彼がSNSにログインしている時を狙ってメッセージを送った。毎日、毎日。決まった時間に、一日2回。朝と、彼が寝る前の時間。朝は、おはよう、まだ寒いね、とか、晴れてとてもきもちがいいね、とか爽やかなやつ。夜は、それこそ思いつく限り、自分の出せるもの全部出して、時間をかけて文章を作り、送った。それもこ
2019年4月10日 16:30
初デートからしばらくして、彼と二人で会うようになった。1ヶ月か2ヶ月に1度のペースで。彼と私は、電車で1時間ほど離れた所に住んでいた。めちゃくちゃ遠い訳でもないけど近くもないか。彼は家の場所を絶対に私に教えなかった。だいたいの場所は、周りの友人に聞いて知っていたが、彼の口から教えてくれることは絶対になかった。「なんで教えてくれないの?」なんて言おうものなら、「めんどくさい女だ