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お前などちょっと仲のいいだけの友達だ

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別れる少し前に、恋人(だと思ってた人)に言われた言葉。 心の冷たい人と付き合うと心が壊れるという話。 6年間のエピソードを思いつく限り書いていきます。
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2019年5月の記事一覧

30. 気が済んだ

結局、彼とは心の交流が何も無かった。
ただ、利用し合っていただけ。
ただの暇つぶしとか、寂しさを埋めるとか、他にいい人がいないからその代理で。

私もようやく気が済んだ。
完全に好きな気持ちがなくならないかぎり、誰がなんと言おうと、自分がどれだけ傷つこうが、止められないのだ。

それで、私は彼に会うのをやめた。
唐突に。
彼に、「別れよう」と言う気はなかった。
だって、彼は、私と「付き合っている」

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29.もうじゅうぶんじゃないか

私は5年以上の付き合いを経て、全くの謎だった彼の私生活・・・自宅や家族・・・
彼のお母さんにも紹介してもらえた。
もうじゅうぶんでしょう、気が済んだ、と思った。

このまま彼と付き合っていても、結婚することは絶対にない。
ずーっとこの状態が続くのだ。どちらかがやめるまで。
完全に私だけが一方的に彼に気をつかい、彼の都合に合わせてきた。少しでも私の意見をいえば、「めんどくさい女だな」と罵倒された。

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28. 彼の嘘の住所

そんなことがあって、彼が嘘をついていたことに気づいてしまった。
本当はすでに新しい家に引っ越したあとなのに、忘れた携帯を送って貰うために、前の社宅の住所を言ってきた。

私は彼の携帯を元払いの宅急便で送ったが、たしかに、到着の連絡が遅いとは思った。
あとから思えば、不在票を、わざわざ無人の社宅に取りに行き、それから受け取ったから、遅くなったのだろう。

これはかなり私の心が傷ついた。

何ヶ月か後

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27.彼の新築の家

朝になり、彼が起きてきた。
私も起きた。

朝になってみたら、興奮していた気持ちが消えていた。

彼への未練がまだあった。

昨晩の事などなかったかのように、私は振る舞い、コーヒーをいれた。
午前中に帰るという彼に、
「じゃあ車で送るよ!」と言った。
彼は「それは助かります」と言った。

私は、これで今回、また今まで通り家から離れた路地で降りて行ったら、キッパリ別れよう、それで気が済む、と思った。

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26.二度と会わない、それでいいですね?

5年以上付き合っているのに、一度も彼の家族や友達に紹介してもらえず、むしろ遠ざけられていること、彼の家の近くに何度も車で送っているのに、一度も家の場所は教えず、毎回変な路地で降りて帰っていくことを指摘して、もう我慢できない、傷ついている、と私は彼にはっきり言った。

彼は、酔って座った目で、
「ああ、わかりました。あなたがそこまでめんどくさい女だとは知りませんでしたよ。
私のことが気に食わないなら

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25. 彼が怒る時

彼は少しのことですぐ怒った。
特に、彼が酔っ払って眠い時に話しかけたりすると、だいたい怒った。

彼と同じベッドに寝ている時、彼が怒って、「もうこの場で帰る。二度と会わない」と言った。
私は、一瞬は、それでいいと思ったけど、やっぱりダメだった。

文字通り、彼の足元で、漫画やドラマみたいに、
「ごめんなさい!もう二度と面倒くさいこといいませんから!許して!別れるとか言わないでください!!」
と泣い

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