さと みいふう

小学校の図工の時間、自分の鉛筆の先から絵が生まれていくおもしろさを発見。その後自己流で…

さと みいふう

小学校の図工の時間、自分の鉛筆の先から絵が生まれていくおもしろさを発見。その後自己流で描き続け、2006年から毎月、絵はがきを描くようになり、2011年からはひそやかに、共に詩も書くようになる。 絵本詩集「かぜのえはがき」

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  • noteのクリエイターさんたちみんなでマガジン

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  • 今月の絵はがき

    毎月、新しい絵はがきと詩をかいています。絵本のような詩のような。

  • みいふう書翰のこと

    〈みいふう書翰(しょかん)〉についての記事です。

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    【バックナンバー】2024年7月号・みいふう書翰便

    〈2024年7月号〉のみいふう書翰便です。最新号ですが、毎月5日頃より〈バックナンバー〉となり、1回だけお届けとなっております。(〈ひと月1通×3回お届け〉便に含まれなくなります)“みいふう書翰便(しょかんびん)”は、ちいさな絵や詩をひと包み、お手紙のようにして、お届けするものです。毎日ご飯を食べるのと同じように、いつもそばにスマホがあるのと同じように、ちょっとひといきコーヒーを飲むのと同じように、絵や詩を、くらしの中に、かろやかに。なんだか落ち着かない、せわしない毎日。なんだか手紙や手書きがほっとする…もしも、そんな気がしたら…毎月、みいふう書翰がお届けいたします。7月号は…「イタイノイタイノ トンデユケ ………………」枝が、葉が揺れて…さらわれる。そんな「今月の絵と詩」昨日のことを忘れてしまうティコは、おにぎりについて考え中。ねこのぽことのさんぽ日記「ティコ日記」も続いています。「月月記」は夏の霜。夏の夜ヘようこそ。「文月帳」は緑陰。「刺しゅうと詩と。」今月の木はヌルデ。「にこのお茶会」うさぎのにこはアイスコーヒーを淹れてくれています。「にことお茶会」は今月もハーブティー付きです。包みを開けると、いろんな紙たちが。紙だからこその愉しみもお届けできたらと、思っています。※“みいふう書翰便”は、全て手作業により制作しております。そのため、細かな所が工業製品のように均一には仕上がっておりません。ご承諾の上ご注文いただき、そのようにご覧になっていただけましたら…幸いです。〈バックナンバーにつきまして〉・1回だけのお届けです。定期便ではありません。・他の商品と同包できます。・月ごとバックナンバーのページがございます(2023年分のバックナンバーは1つのページにまとめて載せています)各ページよりご注文いただけます。〈お届け方法〉・ご注文確定日より3日以内に発送いたします。・定形外郵便、クリックポスト、ゆうパック(同包商品により異なります)・同包商品により、送料がかかる場合があります。・土日祝日の配達がお休みのため、お届けが遅くなることがございます。〈書翰便内容〉今月の絵と詩・にことお茶会(ハーブティー付き)・にこのお茶会・ティコ日記・刺しゅうと詩と・月月記・文月帳・絵はがき1枚※商品写真は、お使いのモニター、お部屋の照明などにより実際の商品の色味と異なって見える場合がありますこと、ご承諾くださいますようお願い申し上げます。※内容品の写真は参考写真です(創刊号のものです)。〈商品サイズ〉・B5サイズ 包み 縦約140×横約185×厚み約10(mm)〈ご注文便の目印〉・ バックナンバーは「ティコ」(ひと)のスタンプです。〈包装につきまして〉プラスチック包装削減に努めております。ご承諾くださいますようお願い申し上げます。
    ¥850
    みいふう書翰
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    【ご予約】2024年8月号のご予約・みいふう書翰便

    2024年8月号の書翰便です。ただ今、製作中です。⚠️8月号は、1回だけのお届けとなっております。〈ひと月1通×3回お届け〉便は、ただ今休止しております。これからもより良いカタチで書翰便をお届けできますよう調整しております。お知らせまでもうしばらくお待ちください。⚠️お手数をおかけいたしますこと誠に申し訳ございません。8月号、9月号は1便ずつご予約ください。⚠️〈ひと月1通×3回お届け〉をご注文いただいたお客様は、重複のご注文にご注意ください。書翰便の宛名面左下の黄色の枠内の数字で、今回お届けの書翰便が何回目かをご確認いただくことが出来ます。・枠内の鳥のスタンプ〈ひと月1通×3回お届け〉の目印です。・鳥の頭の上の数字をご確認ください。〈3ー1…1回目のお届け〉〈3ー2…2回目のお届け〉〈3ー3…3回目のお届け〉〈2024年8月号発売日〉 2024年7月22日頃“みいふう書翰便(しょかんびん)”は、ちいさな絵や詩たちをひと包み、お手紙のようにして、お届けするものです。毎日ご飯を食べるのと同じように、いつもそばにスマホがあるのと同じように、ちょっとひといきコーヒーを飲むのと同じように、絵や詩を、くらしの中に、かろやかに。8月号は…ただ今、制作中。「ティコ日記」8月号も、続きます。そして、おつきさまの「月月記」「刺しゅうと詩と」の8月号は「る」から始まる木が題材です。「にことお茶会」にはハーブティーがひとつ付きます。さて、どんなお手紙が届くでしょう。なんだか落ち着かない、せわしない毎日。なんだか手紙や手書きが、ほっとする…もしも、そんな気がしたら…みいふう書翰からお手紙、お届けいたします。詩はむずかしい?そんなことは全くありません。絵と詩が一緒なら、これまたずいぶんと気軽。詩は時にはお薬のように、心に働きかけてくれることもあります。ご飯を食べるのと同じように、詩も日々使ってあげてください。⚠️毎月24日頃よりのお届けとなります。⚠️予約商品と通常商品の同時購入はできません。予約期間の終了後は通常商品扱いとなりますので、他の商品と同時購入、同包できますが、〈ひと月1通×3回お届け〉便のみ、予約購入期間終了後も通常商品との同包はできません。通常商品は別途ご注文下さい。※“みいふう書翰便”は、ひとつひとつ手作業にて制作しております。そのため、細かな所が工業製品のように均一に仕上がっておりません。ご承諾の上ご注文いただき、そのようにご覧いただけましたら、幸いです。●〈お友達宛て〉のご注文につきまして●・「ご注文の配送」ページのお届け先→「◎別の住所を指定する」をチェック→お届け先の方の、お名前、ご住所、電話番号をご入力下さい。・ご依頼主様(ご注文者様)のお名前を宛名面に記載させていただきます。(お名前のみ記載いたします)・メッセージカード(+¥150)を同封できます。ご希望の場合は〈メッセージカード付〉きをご注文下さい。※メッセージを代筆いたします。ご希望の場合は備考欄にメッセージ内容をご入力下さい。ハガキサイズにおさまる文字数にてお願い申し上げます。(手書きにて代筆いたします。ご承諾いただきますようお願い申し上げます)※備考欄にメッセージのご記入がない場合は、メッセージは書かずに、カードのみ同封いたします。〈お届け方法〉・定形外郵便(毎月22日頃より順次発送)・土日祝日の配達がお休みのため、お届けが遅くなる事がございます。〈書翰便内容〉今月の絵と詩・にこのお茶会・にことお茶会・ティコ日記・刺しゅうと詩と・月月記・葉月帳・絵はがき※封筒内容の写真は参考写真です。月ごとに内容が変わります。※商品写真は、お使いのモニター、お部屋の照明などにより実際の商品の色味と異なる場合がございますこと、ご承諾くださいますようお願い申し上げます。〈商品サイズ〉・B5サイズ包 縦約140×横約185×厚さ約10(mm)〈ご注文便の目印〉1.“ 1回だけお届け”には、「ぽこ」(ねこ)のスタンプ2. “お友達宛て”には、「にこ」(うさぎ)のスタンプ〈包装につきまして〉プラスチック包装削減に努めております。ご承諾くださいますようお願い申し上げます。※???な時は、FAQページもご覧になってみて下さい。
    ¥850 〜 ¥1,000
    みいふう書翰

記事一覧

固定された記事

心の中にある庭 

絵本の最後のページを開きます。 すると、そこには、 文章のない絵だけのページ。 ふわあと広がる物語の余韻。 じんわり沁みこむ物語の余韻。 ページを開いたまま、 好き…

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絵はがき・夏の一夜に

アンタレス きみが 二千万年生きている間 わたしは わたしのたった何十年間の一日を ずいぶんと考え事をして なんのかのと難儀して にこにこしたりして 生きています 地球…

ととにぽてぃかんそくじょ〈3〉

風の中に かすかに ととにぽてぃかんそくじょ アンテナ うごかします ギーッコ ギーッコ …………………………… 「蝶が、今、 ひら ひら と。 そんなことを 見て…

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【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

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日々、というところに 今日も〈12〉

床に猫のひげが落ちていると、 拾い上げて… 捨てられないのです。 拾っては、貯めておきます。 ある日我が家にやってきた トラのぬいぐるみ。 ある日このトラに、 猫の…

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絵はがき・2024年7月

カゼガキタ ゆれる ゆれる 枝が 葉が 木々の間を わたしの間を 風が わたる さらわれる 枝に 葉に 風に わたしのこのいたみ いたい いたい この心のかたまり さ…

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【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

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【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

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風と歩く。紙とえんぴつ、かばんに入れて。

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お月さまより【みいふう書翰】

みいふう書翰(オンラインショップ)より、 時々配信しているメールマガジンのお話を少し。 メルマガを読んでくださっている皆様、 いつもありがとうございます。 みいふう…

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音楽、エッセイ、詩、絵…日々いろいろな「いいなぁ」と思うものに影響を受けます。それは体の中に入ります。影響が「真似」にならないように、自分の絵や詩になっていくように…と思うのです…これが難しい。紙に向かっても降りて来ないので、絞り出します。出てこない時は…ねこの顔を見ておきます。

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絵はがき・雨の季節に

何をお話いたしましょう こんなしずかな雨の日に こころにしずかな 雨のふる すこうし悲しい 雨のふる こんなしずかな雨の日に しずかにひとり ホウノキが 雨のしずくを…

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絵はがき・2024年6月

にじかかる わたしの上 ただ ずっと みあげる 流るる雲を ただ ずっと 流るる涙と 「かさをたたんで」 雨が止んだのは きみの合図 「雲に乗ってきたから」 雨が止…

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遠い昔 ことばがなかったころの〈7〉

石さん、 少し聞いていただけますか? そう思って、さんぽの途中、 角を曲がって来ました。 けれど、 話したいことがまだまとまらなくて、 いったん通りすぎました。 歩き…

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日々、というところに 今日も〈11〉

買い物から帰って来ると、 買ってきた物の包装に書いてある 説明や何やらの文字を、 片っ端から読んでしまう。 というようなことを書いていたのは、 大島弓子さんだっただ…

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固定された記事

心の中にある庭 

絵本の最後のページを開きます。 すると、そこには、 文章のない絵だけのページ。 ふわあと広がる物語の余韻。 じんわり沁みこむ物語の余韻。 ページを開いたまま、 好き勝手に絵の中に入り込んで、 自分の居心地のいい居所を発見します… 時には山に向かってオールを漕ぎ、 時には月を見上げてニコニコする人になり、 時には木の枝に座ってひとり、 賑やかな下の様子を眺めます。 そんなことをしていたら、いつしか、 絵本のある1ページが、ある景色が、 自分の心の中に、 庭をつくっていまし

絵はがき・夏の一夜に

アンタレス きみが 二千万年生きている間 わたしは わたしのたった何十年間の一日を ずいぶんと考え事をして なんのかのと難儀して にこにこしたりして 生きています 地球というところで ちいさな わたしを アンタレス 今日わたしは 空を見上げて 六百十九年前の あの日のきみに 会いました きみの今日が たしかに そこにあった、と アンタレス きっときみは 空を見上げて 六百十九年後 今日のわたしに 会うでしょう わたしの今日も たしかに そこにあった、と 今日という

ととにぽてぃかんそくじょ〈3〉

風の中に かすかに ととにぽてぃかんそくじょ アンテナ うごかします ギーッコ ギーッコ …………………………… 「蝶が、今、 ひら ひら と。 そんなことを 見ていても、 何かが進むわけでも、 ない、って。 ………? あちらを見ると、 キラキラと輝いている方がいて、 こちらを見ると、 ぐんぐん進んでいる方がいて、 自分が寂しくなります。 自分が苦しくなります。 いつも、いつも、 ずっと、ずっと、 何かが、 胸につかえていて、 うまく進めないのです。 たぶんそれが

¥100

【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

日々、というところに 今日も〈12〉

床に猫のひげが落ちていると、 拾い上げて… 捨てられないのです。 拾っては、貯めておきます。 ある日我が家にやってきた トラのぬいぐるみ。 ある日このトラに、 猫のひげが刺せることがわかり、 ひげを拾うたび、 ここに一本一本刺していくことにしました。 いつの間にか、気が付けば… トラはずいぶんと立派になりました。 なにしろ、本物のひげですから。 (場所が…ちょっとずれております… そして方向がバラバラですが…) この間、 かわいいカタチをした木の入れ物を、 100円ショ

絵はがき・2024年7月

カゼガキタ ゆれる ゆれる 枝が 葉が 木々の間を わたしの間を 風が わたる さらわれる 枝に 葉に 風に わたしのこのいたみ いたい いたい この心のかたまり さらわれる カゼガキタ イマダ ゆれる ゆれる ゆれる 枝が 葉が 木々が カゼガ トオリヌケル アナタノ イタミ カゼノムコウヘ サラッテユキマス トリカエソウ ナンテ オモワナイデ イタイノイタイノ トンデユケ イタイノイタイノ トンデユク

【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

【紙とえんぴつ、かばんに入れて。】

風と歩く。紙とえんぴつ、かばんに入れて。

お月さまより【みいふう書翰】

みいふう書翰(オンラインショップ)より、 時々配信しているメールマガジンのお話を少し。 メルマガを読んでくださっている皆様、 いつもありがとうございます。 みいふう書翰には残念ながら、 セールもクーポンも、 お得なポイントがつく日も、 今はまだありません… それ向きの商品がないから、 ではあるのですが…。 そのため、ショップを始めた頃、 メルマガどうしましょう? 何を書きましょう?と 考えたのですが… 書翰屋さんなのだから、 お手紙のように書いてみよう、 ということにしまし

音楽、エッセイ、詩、絵…日々いろいろな「いいなぁ」と思うものに影響を受けます。それは体の中に入ります。影響が「真似」にならないように、自分の絵や詩になっていくように…と思うのです…これが難しい。紙に向かっても降りて来ないので、絞り出します。出てこない時は…ねこの顔を見ておきます。

絵はがき・雨の季節に

何をお話いたしましょう こんなしずかな雨の日に こころにしずかな 雨のふる すこうし悲しい 雨のふる こんなしずかな雨の日に しずかにひとり ホウノキが 雨のしずくを受け止めて あちらで すこうし ごきげんです 「我ながら上々の仕上がり」 おおきな葉っぱに しずくをのせて まあるくきれいに まるめては ころころ ころころ ころがして ホウノキ すこうし 得意気です 何をお話いたしましょう こんなしずかな雨の日に こころにしずかに 雨のふる すこうし寂しい 雨のふる

【書翰便】お届けいたします

こんにちは。 「みいふう書翰」(みいふうしょかん)と申します。 みいふう書翰の入口は、 デジタルのオンラインショップですが、 絵と詩を集めたアナログのお手紙 【みいふう書翰便(しょかんびん)】を、 毎月お届けしています。 世の中は、ペーパーレス化。 それは大事な事。 そんな中、紙をお届けするなら、 紙である事を大切にしたいと、 思っています。 環境に配慮した紙を、 開発してくださっている人達がいて、 素敵な風合いの紙もいろいろ。 紙はなんとも、いいのです。 何万、何億円の

¥300

絵はがき・2024年6月

にじかかる わたしの上 ただ ずっと みあげる 流るる雲を ただ ずっと 流るる涙と 「かさをたたんで」 雨が止んだのは きみの合図 「雲に乗ってきたから」 雨が止んだのは きみの仕掛け 「かさをたたんで」 空うつる わたしの足もと すぐ そばに きみのいる雲 にわたずみ すずめたち きみと一緒に 大はしゃぎ 先に旅立ってしまった大切なあの人に、 会いたくなったら。

遠い昔 ことばがなかったころの〈7〉

石さん、 少し聞いていただけますか? そう思って、さんぽの途中、 角を曲がって来ました。 けれど、 話したいことがまだまとまらなくて、 いったん通りすぎました。 歩きながら… 考えているところです。 …………………………… 3人は小学校の頃からの友達でした。 3人のうちでは1番早く、 数ヶ月だけ先に誕生日がやってくる彼女。 この間、先に空へ旅立ってしまいました。 のんびりしゃべる3人なのだから、 そんなに急がなくてもよかったのに。 彼女は、 電磁波が体に悪い影響を与え

日々、というところに 今日も〈11〉

買い物から帰って来ると、 買ってきた物の包装に書いてある 説明や何やらの文字を、 片っ端から読んでしまう。 というようなことを書いていたのは、 大島弓子さんだっただろうか… のような気がする… (何しろ記憶力がよろしくなくて…) 私も時折、そういうことがあって、 今食べているお菓子の包装、 開けたばかりの薬の箱、パンの袋… 手元にあるもの達に書かれた文字を、 読みふけっている時がある。 本や新聞とはまた違う感じで、 ページを開こう、めくろう、 という意志が伴わない所で、 活字