お月さまより【みいふう書翰】
みいふう書翰(オンラインショップ)より、
時々配信しているメールマガジンのお話を少し。
メルマガを読んでくださっている皆様、
いつもありがとうございます。
みいふう書翰には残念ながら、
セールもクーポンも、
お得なポイントがつく日も、
今はまだありません…
それ向きの商品がないから、
ではあるのですが…。
そのため、ショップを始めた頃、
メルマガどうしましょう？
何を書きましょう？と
考えたのですが…
書翰屋さんなのだから、
お手紙のように書いてみよう、
ということにしました。
そのメルマガ。
時々、書く担当者が、
「お月さま」になります。
お月さまからメールが届く、
そんなのも、もしかしたら、
おそらく、たぶん、ひょっとしたら…
おもしろいかな、と…。
先日配信のメルマガが、
お月さまの担当でした。
それで、ちょっと
お月さまに聞いてみた所、
「少し顔を出してみます」とのこと。
そんなこんなで、お月さま、
noteに顔を出してみました。
みいふう書翰のメルマガは…
月に3回くらいです。
忘れそうな頃に、届きます。
読まなきゃ！見なきゃ！
メールが毎日毎日！
というほど配信しておりません…
ご安心ください。
(よいのかな？よろしくないのかな？
もう少し書こうかな…)
ご興味がわきましたら、
オンラインショップより、
ご登録をしてみていただけましたら、
と思います。
商品をご注文いただかなくても、
ご登録だけしていただければ、
メルマガをお届けできます。
(ご登録、メルマガは無料です)
＊
「メルマガ、いろいろ届くようにしてるんだ～」
先日会った友達は、クーポン大好き。
スマホをさらさらと操作しながら、
「こんなデザートあるよ」と
おすすめメニューとクーポンを、
見せてくれます。
注文する物をクーポンを基準に選ぶそうで…
そうでない私は、
ほ、他のメニューは見なくていいのかな？
と思いながらも、つられてみたりして。
クーポンも何もない？みいふう書翰のメルマガは
友達は読んでいないのだけれど…
ふいに
「本当はね、
何もメールが来ないのが寂しくて、
いろいろ登録しているんだよ」と
教えてくれました。
お得情報はない、かもしれない
みいふう書翰のメルマガだけれど…
お手紙みたいなメールが、
お月さまからメールが、
届いたら…
寂しくない日もあるかも。
もしもそんな気がしましたら。
2024年6月15日配信のメルマガです。
(七十二候や季節がほんのわずか前ですが、
配信した時のまま載せました。
文章は少しだけ加筆いたしました)
＊
夏の夜
お久しぶりです。
たまにメルマガを書くことになっております、わたくし「月」です。
おまんじゅうを食べながら…申し訳ありません。
このおまんじゅう、6月号の書翰便の「月月記」(つきげつき)で、おすそわけしていただいたおまんじゅうです。そうそう、6月16日は「嘉祥の日」和菓子の日だそうです。
本州の梅雨入りはもう少し先とのこと。気がつけば、木々たちはすっかり深い緑に。そして今年も半分まで来ました。
木々たちが葉を大きく広げた頃、これからの季節、わたくし月、夜に顔を出しますと…昼間の大気をまだ残した木々たちに出会います。最初は少しばかり顔を出し、だんだんとわたくしも大きく顔を、そして全部顔を出してみたりいたします。すると…昼間の大気が抜けて…夜の大気に変わります。
夏のある夜、昼間の太陽に照らされた大地が、わたくし月、一色に変わる不思議な夜が、あります。
人々はそれを「夏の霜」(なつのしも)と呼んでくれました。
「夏の霜」来月7月号のみいふう書翰便の「月月記」の題材だそうです。
ただ今、描いているようであります。
わたくし月から申し上げますと…本物を見るのが、なにより1番。よろしかったら、夏のよく晴れた満月の日、少し外をご覧になってみていただけましたら…
「夏の霜」そう名前を付けてくださったこの夜は、この夏を生きる全ての生き物たちのための場所です。もしも少しここへいらっしゃるようでしたら…この夜は、人だけの世界ではない夜ですので、ちょっとだけ気をつけて。おすすめは…少しばかり自分が人だということを忘れること…すると、木々たちの、草花たちの、生き物たちの、地球の美しい夜に入り込めます。呼吸はしずかに深く、やわらかく。そしておだやかな緊張感を…人も地球の上に住む、いち生物。大丈夫です。足元は大変よく見えます。そしてわたくし月、あなたと共にちゃんとおります。ご安心ください。
暑さの厳しい6月です。皆様、ご自愛ください。
〈みいふう書翰マガジンNo.26〉2024.6.腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる・七十二候)
ほたるが飛び交う頃
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