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睡眠と悲しみを乗り越えること

プリンアラモード。

スイーツの中ではいちばん好きかもしれない。

喫茶店やカフェにあったら、
パフェよりもプリンアラモードを選ぶ。

ちょうどいい量とちょうどいい甘さ。
プリンとまわりに控えめに並んでいる果物と、
控えめに添えてある生クリーム。

ガッツリは無理だけど、少しだけ甘いものを欲している時には最適なスイーツだ。
まさに適量という言葉がぴったり。

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今日はたくさん眠った。

何もすることがないと言ったら嘘になるけど、それなりにやらなきゃいけないことはあったが、全て放棄してとにかく眠った。

大量の雨が降っている音を聞いていた。

何故かその雨の音が催眠術のように瞼が自然に落ちていき、気がついたら眠っていたという感じ。

時間など全く気にせず、自然にむくっと起きて、お腹が空いたらご飯を食べ、お茶を飲み、よろよろとまたベットに入り横になる。

横になりながら、少し考えた。

昔と比べて眠りの意味が変わっていること。

昔はイヤなことがあったり、失恋したり、彼と別れたりすると、寂しさや悲しさを忘れるため、泣きながらベットに入り、いつの間にか眠っていた。
または、夜更かしの末、遊び疲れて倒れるようにベットに入り眠る。
起きても完全にはリセットされることがないけど、とにかく今の現状から逃げるように眠ることが理由になっていた。

今は...ただ単純に疲労を回復するためとか、何も考えずに横になって眠るということだけ。
逃げ出すことを理由に寝ることがなくなった。

年齢とともに心が穏やかになったからなのか、それとも今の心の状況が落ち着いているからなのかはわからない。

けど、
例えば、今日悲しいことがあって泣きながらベットに入っている人がいたなら、それは無駄なことではなく、多分必要なことだと言いたいなぁ。

眠ることは、そうやって辛さや悲しさを乗り越えるひとつのツールで自分自身を包み込んであげることが大事なんだと。

そして、もし、隣に一緒に眠っている人がいたら、その人と今日は手を繋いで眠ってみるといい。

おしまい。
※いつも読んでくれてありがとうございます。

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