見出し画像

千客万来 万葉の湯 レポート

築地市場と揉めに揉めた豊洲市場の建設。そして今年2月に開業した豊洲の商業施設・千客万来。温泉施設「東京豊洲 万葉倶楽部 万葉の湯」が目玉でもあったはずが、インバウンド向けの強気な価格設定の海鮮フードが話題となり、足が遠のいてしまった人も多いのでは。私は過去に築地のオフィスで5年間も働いていたので「築地が負けるものか😠」という気持ちと、江東区民でもあるので「同じ区が盛り上がるのは喜ばしいな😚」というふたつの気持ちがせめぎ合っている。そんな私が、東京近郊の施設ではベスト級に良いと思った「万葉の湯」をレポート♨️


千客万来

私は三連休の初日である7/13(土)18時に到着。既に店仕舞いをしているところも多く、観光客もあまりいないので全体的に落ち着いていた。『千と千尋の神隠し』で、神様が川を越えてやってくる前の静けさに似ていて少し怖い。食事する場所に困ったので、遅くとも17時前に来るのが良さそう。かろうじて営業中だったまぐろ蕎麦屋で軽く夕飯をとる。味が濃いめだけど美味しい。価格は1,000円以下で、築地エリアも同じような価格だしまあ妥当かなと思う。噂の「ここは外国か?」と思われるようなトンデモ価格のどんぶり屋は素通りさせていただいた。


万葉の湯

心待ちにしていた万葉の湯へ!
スパ銭のリラックスルームが大好きで、今回は初めてそこで1泊してみることに。
それでは、「万葉の湯」のおすすめポイントを列挙👇


①意外にお得

入館料は大人3,800円と割高だけど、都民割や区民割を使ってお得に入ることもできる。オープン記念キャンペーンで、LINEで会員に登録すると、当日中に使える200円引きクーポンのほか、次回使える日帰り入浴50%引きクーポンが貰えて、いまのうちに行っておいて良かった!(ステマではないです)

それでも無料で入れる足湯を目当てにしてる人の方が多そうだったので、みんな〜クーポンの存在に気づいて〜!と心の中で念じておいた。
私のようにリラックスルームで寝泊まりする人は深夜料金が追加3,000円かかるけど、翌朝9時まで楽しめる(朝風呂もできちゃう!)。


②綺麗な館内、特にロビーから見る夜景は必見

今年の2月にオープンしたばかりなので、館内がとても綺麗。到着してすぐ裸足になった。そしてロビーの窓が大きくて、景色を一望できる。豊洲大橋、レインボーブリッジ、高層ビルが立ち並ぶエリアならではの夜景が想像以上に綺麗なので、日中より夜に来るのをおすすめしたい。


③充実のアメニティ

今どきのスパ銭でアメニティのないところの方が珍しいけど、「手ぶらで来れる」を売りにしてるだけあって、何も持たずにここに来ても全く問題なし。浴衣や作務衣(着崩れ不安な人は2ピースタイプの作務衣が◎)の館内着やソープセットはもちろん、シャワーキャップ、ヘアゴム、歯磨き粉つき歯ブラシまで揃っていて、これらが入館料に含まれているなら妥当だなと思える。髪を結ぶほどでもないけど浴槽に浸かりかねない微妙な長さの人にはシャワーキャップが大活躍。ドライヤーの風力は強すぎるということもないけど、弱すぎず一般的だと思う(私が普段使ってるドライヤーが暴風並みなので比較しづらいけど、割とすぐ乾いた)。タオルは1人あたり1枚ずつ手渡されるのではなく、脱衣所に積まれているものを自分で取っていくタイプなので、2回目以降のお風呂の際に新しいタオルを使ってOK(と認識している)。1回目に使ったびちょびちょのタオルを使い回さずに済むのがお風呂好きにはありがたい。



④箱根/湯河原の湯だけではない!地味に嬉しい洗い場の多さ

「万葉の湯」で最も売りにしているのが、東京湾を眺めながら箱根の湯と湯河原の湯を楽しむことができる露天風呂。これは断然、夜に入るのがおすすめ。夏の夜なら、デッキベッドで外気を浴びるのも気持ちいい(リクライニング具合も絶妙でしばらく立ち上がれなくなる)。定番のジェットバスや炭酸泉は言うまでもない。あと、個人的に嬉しいポイントが、洗い場の多さ。人気スパ銭とかだと、身体を洗いたいのになかなか洗い場が空かない…みたいなことが結構ある。私の行った日がたまたま来館者の少ない日だったのかもしれないけど、とはいえ三連休の初日にも関わらず十分快適だった。


⑤お食事処「万葉庵」が美味しい

正直、スパ銭のお食事処は味ではなく雰囲気を楽しむ場だと思っている。ファミレスの方が美味しいけど、お風呂上がりのリラックスした状態で食べるから美味しく感じるのだと。でも「万葉庵」は私的には美味しかった!味付けが少し凝っていて、必ずプラス・アルファがある。例えば冷やしトマトだったらガーリック味のツナが添えられていたり、きゅうりの浅漬けは昆布と糸唐辛子がトッピングしてあったりする。デザートも種類豊富で、お腹がはち切れそうなのに、パフェアイスをしっかり注文してしまった。価格はそれなりにする。



⑥360°パノラマの足湯

入館した人だけが入れる足湯は360°パノラマ。向こう岸のレインボーブリッジやビル群をぼんやり眺める時間。豊洲市場まわりは夜になると結構静かで落ち着く。足湯は深夜3時まで入ることができる。この日は帰らないので、深夜0時前でもゆ〜っくり過ごせるのがなにより至福。



⑦リラックスルームの寝心地は…

漫画が大量に置いてあるリラックスルームもあるけど、女性専用の一般的なリラックスルームへ。サイトの写真だと室内が明るく見えたのだけど、ちゃんと薄暗くて安心。いつもスパ銭に行く時は必ずリラックスルームでゆっくりする派なのだけど、帰りの時間を考えてしまっていつもソワソワしちゃう。なので今回は朝まで過ごせるのが嬉しい。帰らなくても良い、無理に寝なくて良い日の夜が好き。リラックスルームの寝心地自体は、事前に口コミで読んでたから覚悟はしていたが、リラックスチェアが少し硬め。まあそんなものですよね。「万葉倶楽部」は宿泊施設でもあるので、良いベッドのある寝室で寛ぎたい人は迷わず部屋の方に宿泊されてください。


おまけ : お台場へのアクセスが良い

万葉倶楽部については以上なのだけど、せっかくなので温泉を楽しんだあとのスケジュールも提案しちゃおう。築地は東銀座や銀座に近いのが魅力だけど、豊洲市場駅はゆりかもめ沿線なので、お台場で海を見るも良し、豊洲のららぽーとでショッピングをするも良し。個人的には、露天風呂で東京湾を眺めたこともあってか、豊洲よりお台場に行きたくなる。この日も朝風呂を満喫したあとにお台場へ足を運んでみた。写真はデックス東京ビーチ付近にいたリクガメ。近くに飼い主らしき人が見当たらず心配したが、調べたところ「福亀GOちゃん」というらしい。お台場は小さい頃からよく遊びにきていたけど、初めて見た……!


……………
次は築地場外市場&東銀座エリアでおすすめのご飯屋さんをまとめたい🔥



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?