江戸川Qの「独想感想文」#2
経済は通貨なくては成り立たないのは事実です。しかしながら現在においては様々な「通貨」という形態を持つものが沢山あります。
では仮想通貨と聞いて何をまず思い浮かべるでしょう?
新しい価値でしょうか?
それとも噂に聞く巨大な配当でしょうか?
それとも未知への畏れでしょうか?
この一冊は仮想通貨のデジタル通貨である「ビットコイン」に主眼を当てて、その歴史と現在、そしてこれからの未来を分かり易く説明し、また読者に対して理解を促せる秀逸な一冊です。
かく言う自分自身も「ビットコイン」については本作を読むまでは理解も説明もできなかったのですが、読了後は「ビットコイン」とそれ支える「ブロックチェーン」という技術について「成程な」と思わせてしまうほどの一冊に出会ったなというのが率直な感想でした。
また本作にはこれからの仮想通貨や株などの投資との比較もあり、個人の資産投資や管理としてこれから考えている方にもお薦めです。
本作を読み終えるとこれから先の自分達の経済という大きな枠組みの中における通貨というものが、これからどう変わるのかということを想像させることができ、読者の方が費やした読書時間という投資はきっと有益な利益を出せると思います。
「未知への畏れ」を「知」に変えること。それこそがあなたの未来を輝かせてくれる方法であり、この一冊の読書がきっともたらすものは大きいかもしれません。
そんな一冊を是非。
もしあなたが一冊の本を読み終えたら、是非、あなただけの「独創感想文」を。
文:江戸川Q
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