2018年5月について
身体動向/メタ・リポート
身体の季節的反応として、本来は4月に脱力・ゆるみきることによって、5月にはリフレッシュされ、シャキッとして、夏に向かうというのが本筋です。実際には社会環境的に4月に忙しくてゆるむことができず、連休を境にしてガクッとバランスを崩す人は例年でも結構います。
今季はそういう人以外にも、5月になってもダラダラと、春のように夜眠りが浅く昼間眠いという人が多く、身体の反応も敏感さが続いています。春にピークになるアレルギー傾向も5月にむしろ強くなって、花粉症的症状や咳、また不安や過換気(パニック)発作も起きやすい傾向が続きました。5月後半から6月にかけては良い悪いにかかわらず身心が興奮しやすい傾向がみられます。
今年は春の間も冬のように湿度が低かったり、3月に夏のような気温になったり、また朝晩の寒暖差も大きく「何を着たらいいか判断に困る」という声も多かったです。
血海の強い反応は本来5月がピークで、6月には落ち着いてくるのものなのですが、むしろ6月になってますます強い反応を示しています。身心を安定させようとするための反応かもしれません。気候の不安定が影響しているのか、あるいは何か他に要因があるのか、ウォッチしていきたいところです。
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[ 第1週 /4日]
腕を軽く組んで手首を意識的にゆるめると、この時季敏感になっている曲池が反応します。みぞおちとその真裏にある胸椎11番がゆるんで温かくなり、胸はゆるみ下腹(=骨盤)が引き締まります。
[ 第2週 /11日]
昨日まで寒かったですね
血海の反応が活発化。下腹に集注する気の流れを促します。下腹に集注するほど胸はゆるみ、夏向きの身体になります。
[ 第3週 /18日]
かったるい空気
蒸してきましたね。湿度に敏感な人は骨盤がねじれ、右側の血海が凹みます。膝に手のひらを置いて、左右とも少し右方向にねじってからゆるめると、よく反応します。血海の感触に反発力があるほど下腹は温かく、上体は涼しくなります。
[ 第4週 /25日]
相変わらず天候不安定で、身体も安定するのが大変です。睡眠が浅く昼間眠かったり、パニックもアレルギー症状も多いです。身体の調整の中心は梅雨への準備ーー腰椎3番(=腎臓)へ移ってきました。
血海も強い反応が当分続きそうな勢いです。先週ご紹介した”血海メソッド”は腰椎3番をゆるめ、腎臓からの発散を良くします。
*過去の5月
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