身がまま整体 気響会

身も心もちょっと楽になる方法を提言する身がまま整体/気響会・片山洋次郎の情報アカウント。最新刊は『姿勢をゆるめる』(河出書房新社)https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309294087/

身がまま整体 気響会

身も心もちょっと楽になる方法を提言する身がまま整体/気響会・片山洋次郎の情報アカウント。最新刊は『姿勢をゆるめる』(河出書房新社)https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309294087/

マガジン

  • Fieldwork フィールドワーク

    • 22本

    書き下ろしの新作を含め、折々に書かれた書籍未収録のテキストをご紹介します。お楽しみに〜!

  • 身がまま測候所

    • 130本

    週に1度ツイートしている身体の季節情報「身がままリポート」の記録(2011年3月〜)を、1か月単位の読みやすい形にまとめてお届けします。2018年5月分からは、時々エッセイなんかが付くかも。

最近の記事

2024年11月 身心の安定と直に関わる胸椎11番が敏感に

10月、北の空気と南の空気が繰り返し急に入れ替わり、東京では7日の30℃→9日の17℃、中旬には夏日が続き、19日30℃→21日は最低気温が12℃、気温ばかりでなく湿度も急激な変化を繰り返しました。秋の身体のバランスへの移行が不安定になりました。 10月下旬になっても、胸の中に夏の熱気がまだ停滞しています。毎年10月は春3月の次にアレルギー症状が出やすいのですが、寒暖差アレルギーかも?と思われる皮膚炎や喘息、発熱も多かったです。 胸に熱がこもっていると、呼吸も浅くなります

    • 2024年11-12月 身がまま整体 公開ワークショップ

      朝日カルチャーセンター横浜教室 身がまま整体 ワークショップ                  指導:爾見浩次郎 11月23日(土)13:40~15:10         テーマ : 骨盤に弾力をつけて冷えにくい身体になる 12月28日(土) 13:40~15:10         テーマ:骨盤底に弾力をつけて下腹を温まりやすくする 身がまま整体 ワークショプ のほほんの会 at いずるば                  指導:安徳ゆうこ・堀口史恵 11月17日(日)14

      • 『呼吸を整える』文庫版 11月6日発売です

        タイトルを見ると「呼吸法の本」だと思われるかもしれませんが、この本は「呼吸法」の本ではありません。 身心にとって呼吸とは何をもたらすものなのかということを整体の実践の中からあらためて探求しました。 深い呼吸は深い集中をもたらし、また深いリラックスを導き、深い眠りも生みます。 深い呼吸とは単なる長い呼吸ではありません。見かけ上の大きさでもありません。 深い呼吸の核心は、息を吐く(=呼)でもなく、息を吸う(=吸)でもない、呼と吸の間にあります。その間がゆったりとしているこ

        • 2024年秋 猛暑を超え、冷えに敏感になり始めた身体

          今年も長かった猛暑。まだ胸の中に夏の熱気が残っていて、バランス的に丹田の力がやや抜けやすく、疲労感があるひとも多く見られます。 9月も末になってそれまでは暑さに適応すべく放熱することがメインだった身体の態勢は、冷えに敏感な反応をし始めました。肘と膝が冷えに敏感になって来ています。 昨年も、猛暑の後で10月に急に冷えやすくなりましたが、胸に熱気が残っているほどお腹は冷えやすくなります。うまく温めていきたいところです。 肘ー腰椎3番ー膝が冷えの要になります。肘の内側が冷たく

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        記事

          24年10~11月 身がまま整体 ワークショップ

          朝日カルチャーセンター横浜教室 身がまま整体 ワークショップ                指導:爾見浩次郎 10月26日(土)  13:40~15:10       テーマ:冬仕様の身体へ切り替えながら身心の安定を高める 11月23日(土)13:40~15:10       テーマ : 骨盤に弾力をつけて冷えにくい身体になる 身がまま整体 ワークショプ のほほんの会 at いずるば               指導:安徳ゆうこ・堀口史恵 10月20日 (日)  14:00

          24年10~11月 身がまま整体 ワークショップ

          ”全身バナナ” になって脱残暑! 身心安定

          酷暑が続き、台風が来て列島にとんでもない量の水をぶちまけた。 こんな日々はバナナのポーズで“バナナな気持ち”になってしのぐ! 首にも胸にも熱がこもって後頭がゆるんで広がり、頭がぼーっとしやすい傾向が続いています。あいかわらず、皮膚にも眼・鼻・喉にも炎症が起きやすいです。 8月も下旬に入ってからは、胸の中心部の反応と入れ替わって、次第に胸の側面の反応が敏感になってきました。 バナナのポーズで全身バナナになると、胸脇がゆるみやすくなって、胸の横から脚の横まで、身体の側面が

          ”全身バナナ” になって脱残暑! 身心安定

          身がまま整体 2024年9月‐10月 公開ワークショップ

          朝日カルチャーセンター横浜教室 身がまま整体 ワークショップ                  指導:爾見浩次郎 9月28日 (土)  13:40~15:10       テーマ:腰に弾力をつけて冷えに対応しやすい身体になる 10月26日(土)  13:40~15:10       テーマ:冬仕様の身体へ切り替えながら身心の安定を高める 身がまま整体 ワークショプ のほほんの会 at いずるば                  指導:安徳ゆうこ・堀口史恵 9月 21日 (土

          身がまま整体 2024年9月‐10月 公開ワークショップ

          酷暑サバイバル ”手首行水”で首と胸から放熱

          35℃超の気温が続き、早くも胸の中だけでなく首にも熱がこも あらゆる機会をとらえて首と胸から放熱したいところです。 ・首を直接冷やすのももちろん有効です。 ・全身にシャワーを浴びると体表の気の流れが促され  全身が涼しくなりやすくなります。 手首(陽池)行水で首の付け根―胸の熱を発散 手首の甲側(陽池)に水をかけ流すことで、首から放熱しやすくなります。 水栓はいろいろなところにあるので、やりやすいと思います。 最初は水が冷たく感じますが、しばらくするとやや温かく感じる

          酷暑サバイバル ”手首行水”で首と胸から放熱

          胸をゆるめる=猛暑への適応 → ”情報疲れ”回復のチャンスにもなる

          今年も35℃超の長〜い猛暑の日々がやってきた 7月下旬、東京周辺はいきなり連日の35℃となりました。急激な気温の上昇で、まだ多くの人が適応できず、身体(とくに胸)に熱がこもって“熱中症”一触即発の状態です。 胸に熱がこもって硬くなると、頭蓋骨がゆるんで横に広がります。すると頭がぼーっとしたりクラクラする感じがします。ここですでに熱中症寸前です。まずは水分、できれば経口補水液を摂ること。そして何らかの方法で胸をゆるめて放熱できれば、頭蓋骨は引き締まって意識がシャキッとします

          胸をゆるめる=猛暑への適応 → ”情報疲れ”回復のチャンスにもなる

          24.8~9月 身がまま整体 公開ワークショップ

          朝日カルチャーセンター横浜教室 身がまま整体 ワークショップ               指導:爾見浩次郎 8月24日 (土)13:40~15:10         テーマ:胸と骨盤の動きをしなやかに=夏の疲れをとる 9月28日 (土)  13:40~15:10         テーマ:腰に弾力をつけて冷えに対応しやすい身体になる 身がまま整体 ワークショプ のほほんの会 at いずるば              指導:安徳ゆうこ・堀口史恵 8月17日  (土) 14:00

          24.8~9月 身がまま整体 公開ワークショップ

          「共鳴するからだ 空間身体学をひらく」   8月5日発売 田畑浩良 藤本靖 片山洋次郎 著

          三人の間法(まほう)使いの(トーク)セッション 本書「共鳴するからだ 空間身体学をひらく」は、2020年藤本靖さんの提案で企画が立ち上がりました。田畑浩良さん、藤本靖さん、片山の3人の鼎談を通して、やはり藤本さんの提案で始まった10年以上のコラボワークショップの成果とともに、空間身体学の到達域を多くの人たちと共有しようという試みです。 本書成立の流れの中で、コロナ禍を挟んで、メルクマールになる2つのコラボワークショップがありました。 2019年12月「空間身体学宣言」

          「共鳴するからだ 空間身体学をひらく」   8月5日発売 田畑浩良 藤本靖 片山洋次郎 著

          7月 胸脇をゆるめて涼しい身体になる

          7月 やっぱり暑い! 胸脇をゆるめて涼しい身体になる 東京地方でも、6月24日には気温、湿度とも急上昇(33℃超80%超)して、胸に熱が激しくこもり、頭蓋骨はゆるんで、頭がぼーっとし、骨盤もゆるんで足腰が重くなるという状態になりました。 胸に熱がこもっていると胸は硬くなっていますが、その硬くなっている胸をゆるめると身体は涼しくなり、同時にゆるんでいた頭と骨盤はきゅっと縮んで、頭がスッキリし、足腰は軽くなります。 7月、身体は胸の脇をゆるめることで、胸の中の熱を発散しよう

          7月 胸脇をゆるめて涼しい身体になる

          2024年前半の身体動向

          春から目立った胸の反応 今年2024年の前半のまず一番の特徴は、春の間から胸の反応が高かったことです。2月の内から胸の中心部から腕に向かう気の流れが強くなる傾向が見られました。結果としてアレルギー傾向が高くなったり、過換気症状を起こしやすくなったりしていました。軽い過換気症状、例えば睡眠中に悪夢などを見てぱっと目が覚めて、しばらく寝付けないなど。アレルギー傾向も強く、例えば風邪をひいた後で、咳がなかなかおさまらないという例も多かったです。 足三里復活! もう一つ、大きな

          2024年前半の身体動向

          24.7~8月 身がまま整体 公開ワークショップ

          朝日カルチャーセンター横浜教室 身がまま整体 ワークショップ                     指導:爾見浩次郎 7月27日(土) 13:40~15:10           テーマ:胸中心部をゆるめて最高の放熱状態になる 8月24日(土)13:40~15:10           テーマ:胸と骨盤の動きをしなやかに=夏の疲れをとる 身がまま整体 ワークショプ のほほんの会 at いずるば                     指導:安徳ゆうこ・堀口史恵 7/13(

          24.7~8月 身がまま整体 公開ワークショップ

          6月 腰椎3番に弾力=腎臓にこもる熱を発散 “いい汗”をかきやすくして涼しく軽い身体になる

          湿度の高低差が激しかった5月、すでに腰椎3番が固くなる人が多かった すでに5月のうちから湿度の乱高下にさらされて、腰椎3番(正確には腰椎2‐3番の間と3-4番の間)は固くなりやすかったです。 もともと6月の梅雨時は腎臓に熱がこもると同時に腰椎3番が固くなりやすい時季になります。 今年は、春の間からすでに胸の中に熱がこもりやすくなっているので、その上さらに腎臓にも熱がこもると、何も症状はなくても半熱中症状態といえます。経口補水液は常備しておいて、時々少し飲んでみて「美味しい

          6月 腰椎3番に弾力=腎臓にこもる熱を発散 “いい汗”をかきやすくして涼しく軽い身体になる

          2024年6月〜7月 身がまま整体 公開ワークショップ予定

          朝日カルチャーセンター横浜教室 身がまま整体 ワークショップ                   指導:爾見浩次郎 6月29日(土)13:40~15:10            テーマ:胸の脇をゆるめて涼しい身体になる 7月27日((土)   13:40~15:10              テーマ:胸中心部をゆるめて最高の放熱態勢になる 身がまま整体 ワークショプ のほほんの会 at いずるば                指導:安徳ゆうこ・堀口史恵          6

          2024年6月〜7月 身がまま整体 公開ワークショップ予定