『呼吸をふわっと整える』 セルフ・ライナーノーツ その3
それでも気になる<呼>と<吸>のあいだ
決定的な身体の変化の瞬間は目に見えませんが、呼吸が変わり、深くなっていくのは誰でも目の当たりにできます。基本的には先ず呼吸の<吸>が大きくなり、続いて<呼>がだんだん長く深くなって、<呼>と<吸>のあいだがゆったりとする。
そうなるとすでに身体は変わっています。身体に触れて揺らしてみると、柔らかく軽くなっているのが分かります。
息が合えばいいのです。“ 息が合う ” と、身体は能動的に自ら最適なバランスを生んでいきます。つまり整体とは