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好きと信念は"なんとなく"だけど、ずっとなかにあった。《+屋号の由来と宣誓》

2年前の手帳冊子を発見。ほぼ日2019。
中身は足掻いた跡が一杯で、思い切って処分しようと思ったら、中表紙には、その頃から思うところあったのかドラえもん主題歌「少年期」の歌詞。

すっかり書いたの忘れてたのに、今では屋号の由来になってる。
当時はわからなかった"好き"と"信念"を垣間見れて、うれしい。 


この文章は、Twitterに投稿する予定だったけど、ちょっと、140字には私の想いがとめどなく、収まることを良しとしなかったので、衝動的にそのままノートにしてみた。(上記状態ですでに文字数オーバー)

今日実際、というか執筆直前に、そんな日常のなんてことないひとコマが起きたわけですが、
そんなひとコマに、今徐々に侵食されて、感化アンテナ5Gの今の私。

出来事の概要としては上を見ていただいて〜というYouTube的な台詞をさらっと書き流しつつ、核心へとゴートゥートラベル。


私が今回言いたいことはこの言葉に集約される。


無意識でも、隠そうとしても、わからなくなって迷っても、
自分の中に「好き」と「信念」は在り続ける。


私が、2年前にほぼ日手帳の中表紙に書いたその「少年期/作詞:武田鉄矢氏」の歌詞は、ずっと好きで、ずっと忘れなかった曲で、その当時は何とは無しに、
「さあお前は今から私の手帳だ!!」という新品マーキングマインドと、真っ白なものは汚したくなる(by欅坂)みたいなマインドで書いていた(はず)。

もしも「大事な曲はなんですか」と聞かれたら、例えどんなに流行りの曲をたくさん思い浮かべようとも、きっとその中の最初と最後どちらにも脳内に浮かんできて、
「少年期です」と答えるだろうな、っていう曲の歌詞。

そして、それは今になったからそう答えると断言できるものなわけで。

きっと、2年前の私ならば、
最初と最後どちらにも少年期が候補として浮かんできても、「髭男のPretenderです☆」とかほざいてたかもしれない。(2019年ヒット曲)
実際のところ、ちょっと正直その頃病んでたのでそんな余裕はないのはここだけの話。



"好きなものは好きだった"、"なんとなくでも思ってたものは思ったよりも大事だった"、"「なんとなく」の中には信念があった"ことに今回気付かされた。

無自覚、無意識の中にあったとして、普段は余計にそれには気づけていないだろうけど、
今回は、こうして手帳に、"なんとなく"形として書いてたから比較的わかりやすかった。
その"なんとなく"は、例えば今回のように文字に書いていなくとも、自分の中にあり続けていて、いつか姿をあらわす。
ずっと、自分の中にあったけど、気づかなかったし、私の場合はその想いを偽っていた。

私が、先月開業した個人事業主としての覚悟を決める際、そのケジメとして屋号をつけるとき、"なんとなく"思い出した、その曲と歌詞。サブスクサービスに改めて聴きに行った夜。

屋号は歌詞の一文を拝借し、略したところから「イツオトプロ」という屋号にした。

そこから一気に、自分の好きも、信念も、屋号の由来も、あっという間に定まっていった。


少年期/海援隊 (作詞:武田鉄矢氏 作曲:佐孝康夫氏)


1. 
悲しい時には 町のはずれで 
電信柱の明り見てた
七つの僕には 不思議だった
涙うかべて 見上げたら 虹のかけらが キラキラ光る 瞬きするたびに 形を変えて
夕闇にひとり 夢見るようで
しかられるまで たたずんでいた
ああ 僕はどうして大人になるんだろう
ああ 僕はいつごろ大人になるんだろう
2. 
目覚めた時は 窓に夕焼け
妙にさみしくて 目をこすってる
そうか僕は 陽ざしの中で 遊び疲れて 眠ってたのか 夢の中では 青い空を 自由に歩いて いたのだけれど 夢から覚めたら 飛べなくなって
夕焼け空が あんなに遠い









ああ 僕はどうして大人になるんだろう
ああ 僕はいつごろ大人になるんだろう









ここでひとつ、少し脱線するかもしれないが、
あまり表には出してなかった私の好きと信念を確固たるものに、むしろ後戻りできなくするために、それを宣言させてほしい。

私の一生の信念は、いつまでも"大人になり続ける気持ち"を忘れないことです。
そのために、私は、子供の頃の気持ちと感覚を忘れません。「いつ頃大人になるんだろう」と私は自分に問い続けます。

私は音楽が大好きです。そして見るものを感動し形作るすべてのデザインが大好きです。
いつか聴いた誰かの大事な音(曲・感覚)になるために、私はそのプロになります。


書くだけでも結構緊張する。

この宣誓と、今回の気付きで、
ぼくはまたひとつ、少しだけ、なりたかった大人に近づけたのかもしれない。

(ロゴデザイン)

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