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単身赴任で週末帰宅

Hello, みろろんです。

前回スウェーデンに家族で来ますか?と会社に言われ、検討したお話でした。

家族で行くのは見送ったものの、ハズは仕事。一人でとりあえずスウェーデンへ。

しばらくして、子供たちも連れて行きました。(これは自費)子供たちにも意見を聞こうと思い、インターナショナルスクールの見学、日本の補習校、町の様子などを見学。

インターナショナルスクールの雰囲気はよく、先生がたもよかったです。また、何人か日本人生徒も。このあたりに日系の企業があるようで駐在員の家族もいるようです。

ネックは学費です。現地採用となるハズの会社は子供の学費は出してくれません。したがって年間かなりの費用がかかります。

トラムに乗りながら子供と話をしていたところ、

「やっぱり駅名がききとれないのはつらいね」

と言われました。

確かに、発音は慣れていないのですが、つづりはドイツ語に似ているような感じでした。ドイツ語できない私には何の助けにもなりませんが。

また、ちょっとお茶を飲もうと入ったお店。子供が「オレンジジュースを飲みたい」と言ったので英語で注文。そうするとアップルジュースが!!」

店員さんに言うと、オレンジジュースってスウェーデン語での発音がアップルジュースに似てるので・・と言われて!!となりました。興味のあるかたはグーグル翻訳で発音を聞いてみてくださいね。私にはまねもできません・・笑。


このころからハズは金曜の夜の飛行機でイギリスに戻り、深夜に帰宅。週末を過ごして月曜の午前2時ごろ家をでて、朝イチの飛行機にのり出勤、という生活を続けていました。

帰ってこなくてもいいよ、と心配して言っても、週末寂しいのか無理やり帰ってきていました。もちろん費用もかかるし、空港まではレンタカーの運転と時間も時間なのでとても不安でしたが、帰ってきたい気持ちが大きかったようです。

一方私は平日はシングルマザーとなり、とても忙しい毎日を過ごしていました。一番つらかったのは金曜の夜に子供たちが空手を習っていたのですが、私も一緒にやっていたのでそれが終わったら土曜日の仕事のために下の子を友人宅に預け、自宅に戻ってお弁当作り。土曜日は補習校の日なので日本のお弁当をつくります。そして土曜日は2人で学校に行き、終わったら下の子を迎えにいく・・。日曜はハズが上の子をサッカーに連れていき、私は下の子を試合に連れていく・・。(これは今でも続いていますが)

平日の夜も予習や採点などがありさすがに2学期くらいに校長に「私もう無理かもしれません・・」と弱音を吐いたこともありました。

そんな中、たくさんのママ友、パパ友、友人に助けてもらいました。そして本当に休まる時がなかったです。唯一職場で愚痴をいい、話を聞いてくれたことが救いでした。何事もバランスですね。

そんな生活を2年くらい続けていました・・・。

さらに、子供が不安定に。

「眠れない・・」

と夜中に泣き出したり。今まで全く寂しそうなそぶりを見せなかっただけにショックで学校に相談したりしていました。


そしてついに私は

「やっぱりスウェーデンに行こうかな?」

と荷造りを始めてしまいます・・。精神的にも肉体的にもつらかったのです。


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