121
記事

詩 不遜

日差しを受けて流れる川面が運ぶものを

咆哮のごとく炎を突き上げた山が
やがてもたらすものを

雲を追いながら飛ぶ鳥の行く先を

鈍い光りを伏せ眠る獣の見る夢を

空を指し示すように広げた幾千の腕

星は見ているのだろうか

教えて欲しい

人はそんなに偉いのか
#詩

わたしも♡
72

詩 果てなき塊ー石ー

悠久の大地に生かされる
果てなき塊

あると思えばあり
無いと思えば無い

指先一本で流れ移り
容赦なく姿を変える者が
見ればあり
見なければない
果てなき塊として
ただそこに在る
沈むように横たわり
大地と呼応する

人の目に写る様は
およそ人だけのもの
無常の外に生きる
意思なき永遠

何年も前の過去作。

縄文時代の前、つまり列島の先土器時代である岩宿時代の遺跡から既に打製石

もっとみる
♪───O(≧∇≦)O────♪マジですかー!
84

詩 白に溺れて

白の花ばかりを愛する人

可憐で純真な闇に包まれて

泣くのでしょう

地面から眺める空が

こころを引き裂きいたぶるのだと

泣くのでしょう

薄く伸びる光の帯に絡まれながら流す涙は

もう充分に

蜂蜜のように甘く甘く

染みをつけたでしょ

泣きなさい

彷徨うところの闇こそを抱きしめながら

安楽の時間へと落ちてゆきなさい

白の花ばかりを愛する人

そうやってあなたはやがて

滑稽なほど

もっとみる
♪───O(≧∇≦)O────♪マジですかー!
86

詩 こころ疲れきった人に

こころ疲れた人よ
朝日が眩しいだろう
思いやりのある誰かの言葉に救われるのだろう

こころ疲れきった人よ
朝日は鬱陶しいだろう
誰の言葉もそらぞらしいと目を背けるのだろう

良くも悪くも
昨日の空は今日の空

言葉を持たずに意思を持つ
誰かの掌を知ってるか
自分に当てがわれた
そのぬくもりを覚えているか

辛くも喜ばしくも
今日の空は明日の空

どんな朝にも日は昇る
疲れきった人よ
その朝日

もっとみる
♪───O(≧∇≦)O────♪マジですかー!
88

詩 壱与物語

幾重にも連なった
玉の飾りを外す

見えない山の向こうでは
小さな集落が
跡形もなく消えたとか

そんなことはあるまい
ただ
焼かれたのだろう

まもなくわたしは
あの方がいらしたという
高貴な座に身を置く

愛した
野に唄う小鳥を遠ざけ
匂いたつような
色事も知らぬまま

檻の中の
高貴な座に身を滑らせる

日毎光の導きを聴き
その声を纏い
大地に君臨する猛々しき王が
いくばくかの神妙

もっとみる
やった~・:*+.\(( °ω° ))/.:+
60

詩 ポリアフの腕に身を預けて

《白と黒の連作 白》

雪の似合う人がいる

寒さに震えることもなく
愛おしいものに触れたくて
雪の中に身体を預けているかのように

そこにどんな物語が見えているのでしょう

ポリアフが手招きをする
一緒にこの物語を見てみましょうと

そこにあるのは
凍えない
暖かな雪

結晶のひとつひとつが
自分だけの物語を語る

それは
わたしの物語だと静かに囁きながら
奏でるものは
孤独と歓び

もっとみる
♪───O(≧∇≦)O────♪マジですかー!
69

詩 傘を打つ雨は

傘をうつ雨は冬の音
落としてしまった何もかもが
ほら
凍えながら
ころがりながれて行こうとする
かじかんだ掌では
すくいとる事もできなくて
立ち止まり
ただ眺めていた

傘をうつ雨は冬の音
白い吐息はかすかに暖かく
少しの間
留まることを見逃してくれた

まだ11月。麦笛さんの自由律俳句を読んで、あ〜素敵だなと思い、勝手に詩を書きました。

傘打つ雨が冬の音になった

自由律俳句は、ワンフレーズ

もっとみる
やった~・:*+.\(( °ω° ))/.:+
82

木花咲耶姫•磐長姫

矢口れんと氏率いるnote神話部へ投稿いたします。
過去作でもいいとの事なので、日本神話から実際に語られているお話をもとに書いた、ふたつの(姉妹)詩作品を、ひとつのnoteにしてみました。
天孫とされるニニギのもとへ嫁いだ姉妹のお話。醜い顔の姉は追い返され、顔の綺麗な妹は不義を疑われました。

咲くやさくや
【木花咲耶姫】

咲くや咲くやどの花咲くや

コノハナ咲くやと唄ひつつ

不義を疑われ

もっとみる
♪───O(≧∇≦)O────♪マジですかー!
70

詩 小春日和

見慣れた大きな落葉樹
 
空気がピンと張り出す朝に
すっかり山吹色に変わった
その木の枝先をかすめるのは
優しい風と
唄うように飛び回る一羽の小鳥

今がその時だと知ってか知らずか 
何に応えるわけでもなく
音のひとつをたてるでもなく
役目を終えた一葉が枝先から離れて落ちる

今、静かに笑いましたか?

生きるわたしと
生かされているわたし

今日は
小春日和になるという
#詩 #今日は暖かか

もっとみる
ウレシクテソワソワ( ˙-˙ )♡
75

詩 煙ったいねぇ

日曜作曲で、ちびまゆさんとコラボしたこちら。

https://note.mu/chibimayu/n/n48e1fa6b04e0

実は、こちらの歌詞は、わたしが書いた詩をちびまゆさんが広げたものです。
そこでわたしも同様に、自身の書いた原文を削ったり膨らませたりしながら、少しイメージの違う作品(詩)にしてみました。

ちびまゆさんが歌われたのは、花介さんと雨の中でひとりさんの「ばーぼんのもう

もっとみる
ウレシクテソワソワ( ˙-˙ )♡
76