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エッセイ・コラム

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感じた事をいろいろ書いていきますので、読んでみてください。
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#詩

音として

音として

それは「音」と言ってもいいのかも知れない。

これはつまり全てわたしの個人的な感覚、考えである事を先に記しておきたい。

以前「詩は難しくわかりにくい」と記事にされていた方がいた。記事の内容について共感したのでそれをコメント欄に書くと、「それでも翠さんの詩は、読む人への配慮が感じられる」と、ありがたい事にいっていただきとても嬉しかった。

詩はわかりにくいのだ。文法文である散文的表現をむしろ嫌う傾

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詩は詩歌に含まれるか?の話

詩は詩歌に含まれるか?の話

恐らく殆ど需要の無いと思われる話をしてみようと思う。←

「わたし達が普段書いている詩って【詩歌】に入るのか?」←だ〜れが知りたいのじゃそんなもん。

これ、実はずっと疑問で、ついに仲間内で問いかけてしまった。ほらほらまた始まったよ、みたいな…… 応じてくれる優しさがありがたい。

さてさて辞書で詩歌を調べると、こうなる。

1 漢詩と和歌。
2 詩・和歌・俳句など韻文の総称。
これをストレートに

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三作品へのオマージュとして

三作品へのオマージュとして

緋は沈まずー旅立ちー

日曜作曲において花介さんが発表された『緋は沈まず』
実はこの曲を聴いて、とにかく感動したのは昨年の11月のことです。

今わたしはkusabueさん、悠凜さんとご一緒させていただき、俳句と140字小説とイメージ画像からなるコラボ作品集(マガジン・トリコロールコラボ)に参加させていただいてます。
今回ご一緒させていただいた《桜》で悠凜さんから俳句と小説をいただいた時、わ~これ

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父が伝えようとしたことの片鱗を感じて

父が伝えようとしたことの片鱗を感じて

《こちらはトップ固定です》

少し大袈裟なことを書いてみたい。

父がわたしに何度も伝えようとしていたことがある。
それは『悠久の時間』の中にある『自我』と『無常』だ。

頭では理解してきた。けれど感覚に落とし込むことがなかなかできないでいた。怖くて。

(物質世界に)生きる以上、泣いたり笑ったりしながら好奇心を満たして、泥臭くても人間臭く生きろよ。そしていよいよとなった時は『無常』を思い出し大き

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今も違う場所を走っているんだよ

今も違う場所を走っているんだよ

オリンピックが終わった。選手はそれぞれの「何か」と向き合っているだろう。
時を同じくして東京マラソンが行われ、新しい記録も生まれた。
アスリート達の闘いは言葉に尽くせずとも、わたし達は二年後の東京に思いをはせる。

我が家の三人の子供達は、上ふたりが駅伝。末っ子がハードルをやってきた。オリンピックと重ねるのはおこがましいが、それぞれにやはり言葉に尽くせないものがある。そんな中で今日は長男。

周囲

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