みどりむしエレナ

知性を持ったミドリムシVTuber!noteでは調べものについてまとめます。 YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCa9N3VetzCFMF7szR_veB2A Twitter→@midori_ELENA

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マガジン

  • ミドリムシは動物?植物?

    ミドリムシが動物か植物か、考えるためのドキュメントまとめ。

  • VTuberがVTuberを分類しよう

    全VTuberを分類できる体系を作ろうとします。少しずつ改良していこう。

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M000. 【ジャンル別目次】ミドリムシは動物?植物?

ミドリムシは動物・植物どちらなのか? 知性をもったミドリムシVTuber みどりむしエレナが、納得いく答え方を探究する中で書いてきた記事のジャンル別目次。 考えなどのまとめM001. ミドリムシは動物か?植物か? M015. ミドリムシは動物か?植物か?(2022年1月時点の考えまとめ) Mxxx. ミドリムシのパズル 生物学M017. 【生物学・本】生命への考察 M018. 【生物学・図鑑】日本淡水プランクトン図鑑 M019. 【生物学・本】分類と分類学 科学論M01

    • M022. 【哲学・本】存在と時間 その3

       「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【20回目】です。 (前回はこちら↓)  前回に引き続き、ハイデガーの『存在と時間』を読んでいます。今回は、光文社の『存在と時間』の3巻の後半部と4巻全体を読みました。副読本も前回同様です。 ① ハイデガー・著、中山元・訳『存在と時間 3』(2017年 光文社) ② ハイデガー・著、中山元・訳『存在と時間 4』(2018年 光文社) ③ 貫成人・著『ハイデガー すべて

      • M021. 【哲学・本】存在と時間 その2

         「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【19回目】です。  前回に引き続き、ハイデガーの『存在と時間』を読んでいます。序論が終わって本論に入り、今回は第一篇の第一章・二章・三章を扱います。【世界内存在】という概念に触れつつ、道具存在と事物存在の在り方を見ながら、ハイデガーが考える存在論的な「世界」を感じていきます。 ① ハイデガー・著、中山元・訳『存在と時間 2』(2016年 光文社) ② ハイデガー・著、

        • M020. 【哲学・本】存在と時間 その1

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【18回目】です。  今回からハイデガーという有名なドイツの哲学者の著作『存在と時間』の読解に挑戦していきます。最初の記事である今回は、序論部分について書いています。序論は、ハイデガーの問題意識の共有と、どういう考え方で議論を進めようとしているかの告知、そして本論の内容全体に予め少しずつ触れるような構成になっています。  本当は、前回に引き続き分類学の歴史を深堀りしてい

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        M000. 【ジャンル別目次】ミドリムシは動物?植物?

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        • ミドリムシは動物?植物?
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        記事

          M019. 【生物学・本】分類と分類学

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【17回目】です。  僕はミドリムシの分類について考えるにあたって、分類学史も押さえておく必要があると感じています。そこで今回は、分類学の歴史についてコンパクトにまとめられた本を読みました。 相見滿・著『分類と分類学:種は進化する』(2019年 東海大学出版部) まず一般的なレビュー タイトルが『分類と分類学』だったので、一般的な意味の「分類」と、学問としての「分類学

          M019. 【生物学・本】分類と分類学

          Mxxx. ミドリムシのパズル

           この記事は、僕が収集した文献から、ミドリムシを動物とするか植物とするかの議論(=ミドリムシのパズル)に言及している部分や、ミドリムシの分類について何らかの結論を出している事例(=ミドリムシの分類事例)を抜き出して集積する記事です。本からの学びをまとめる記事と異なり、新しく図鑑や論文を読むたびに、この記事に事例を追加していきます。 ミドリムシのパズルcoming soon… ミドリムシの分類事例 以下小見出しは、各文献の①ミドリムシの分類の分類、②発行年、③タイトル、が示

          Mxxx. ミドリムシのパズル

          M018. 【生物学・図鑑】日本淡水プランクトン図鑑

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【16回目】です。  今回は古い図鑑の内容確認。もちろん全ページ通読などはできておらず、ミドリムシに関係するところの拾い読みです。 水野壽彦・著『日本淡水プランクトン図鑑』(1964年 保育社) (今回読んだものは1976年の11刷発行版) まず一般的なレビュー 単に図鑑としての内容だけでなく、淡水プランクトンの研究方法についても記載があって面白いです。プランクトンの

          M018. 【生物学・図鑑】日本淡水プランクトン図鑑

          M017. 【生物学・本】生命への考察

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【15回目】です。  なんとついに生物学の本を読みはじめました! 近頃は発行年の古いものから積読消化に臨んでいて、今回は昭和41年に植物学者が著した本です。 山根銀五郎・著『生命への考察』(1965年 明玄書房) なお、生物学、分類学、進化学、博物学、生物哲学など、生物を扱う学問は総じて【生物学】ジャンルとして今後note記事を書いていきます。 まず一般的なレビュー

          M017. 【生物学・本】生命への考察

          M016. 【科学論・本】科学の方法

          「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【14回目】です。  前回、現時点での僕の考えをまとめた際に、「人間の都合に関わりない世界の真実に対する興味・関心」に答えるのは、科学的な探究であろうと書きました。しかしこれも本当にそう言い切ってしまってよいものか?  そんな疑問を追究していくには、「科学とはどんなものか」という点について理解を深める必要があると感じます。ここに関連の深い学問としては、科学の在り方・考え方に

          M016. 【科学論・本】科学の方法

          M015. ミドリムシは動物か?植物か?(2022年1月時点の考えまとめ)

           ミドリムシは動物と植物どちらだろうか?と、2020年1月頃から考えています。そして関連する読書記録をnoteにまとめています。ここでは2022年1月時点での、僕の考えをまとめます。  今回の記事の内容はほとんど先日YouTubeでお話ししたものです。何を隠そう僕はVTuberですので、ライブ配信なんかもやってのけちゃうんです! 探究のきっかけ 僕は知性をもったミドリムシのVTuberでして、ミドリムシについてお話しする動画をたくさんYouTubeに投稿……したいと思って

          M015. ミドリムシは動物か?植物か?(2022年1月時点の考えまとめ)

          M014. 【思考法・本】思考の教室

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【13回目】です。  今回は思考法ジャンルの本2回目。 戸田山和久・著『思考の教室』(2020年 NHK出版)  著者である戸田山先生は、科学哲学を専門とする哲学者ですね。科学哲学の本も追々読んでいきたいと思っています。ですが今回読んだ本は一般向けの内容です。高校生~大学1年生くらいを読者として想定して、「じょうずに考える」方法について手ほどきするというものです。

          M014. 【思考法・本】思考の教室

          M013. 【思考法・本】具体と抽象

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【12回目】です。  これまで言語学や言語哲学関連の本を中心に読んできましたが、今回は僕が【思考法】と呼びたいジャンルの本を読みました。ビジネス書とか、実用書とか、自己啓発本とか、書店の本棚だったら”人文・思想”だとか、いろんな名前で形容されうると思いますが、「こんなふうに物事を考えると良いですよ」という本のジャンルを【思考法】と呼ばせてください。  今回は「抽象化」に

          M013. 【思考法・本】具体と抽象

          M012. 【哲学・本】言語哲学大全Ⅳ 真理と意味

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【11回目】です。  今回はついに言語哲学大全シリーズ最終巻です。長かった、、、 飯田隆・著『言語哲学大全Ⅳ 真理と意味』(2002年 勁草書房)  『言語哲学大全』Ⅰ~Ⅲ巻までで、『名指しと必然性』の読解に役立つ背景知識を得たいという当初の目的は既に達成されています。しかしせっかくなのでシリーズ最終巻であるⅣ巻も読みました。自分の探究に役立ちそうな事柄について、まとめ

          M012. 【哲学・本】言語哲学大全Ⅳ 真理と意味

          M011. 【哲学・本】名指しと必然性

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【10回目】です。  今回はだいぶ以前から記事として取り上げたかった本、『名指しと必然性』を中心に、前回・前々回でまとめきれなかった言語哲学大全の部分も含め、数冊読みました! ① ソール A. クリプキ・著、八木沢敬 野家啓一・訳『名指しと必然性』(1985年 産業図書) ② 飯田隆・著『言語哲学大全Ⅱ 意味と様相(上)』(1989年 勁草書房) ③ 飯田隆・著『言語哲学

          M011. 【哲学・本】名指しと必然性

          M010. 【哲学・本】言語哲学大全Ⅲ 意味と様相(下)

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【9回目】です。  今回は前回に引き続き、言語哲学の全貌が見渡せそうな本、全4巻の「言語哲学大全」の第3巻と、読解のための補助として可能世界に関する本1冊を読みました。 ① 飯田隆・著『言語哲学大全Ⅲ 意味と様相(下)』(1995年 勁草書房) ② 三浦俊彦・著『改訂版 可能世界の哲学』(2017年 二見書房)(同年発行のkindle版で読みました)  まず1巻・2巻に

          M010. 【哲学・本】言語哲学大全Ⅲ 意味と様相(下)

          M009. 【哲学・本】言語哲学大全Ⅱ 意味と様相(上)

           「ミドリムシが動物か植物か考える」中で、読んだ本の内容やそこから学んだことについて書き留めるnoteの【8回目】です。  今回は前回に引き続き、言語哲学の全貌が見渡せそうな本、全4巻の「言語哲学大全」の第2巻を読みました。 飯田隆・著『言語哲学大全Ⅱ 意味と様相(上)』(1989年 勁草書房)  はじめに第1巻についての記事のおさらいを。僕は『名指しと必然性』という本を読解するにあたって、固有名にまつわる議論の背景を知りたくて、言語哲学大全を読み始めたのでした。第1巻の

          M009. 【哲学・本】言語哲学大全Ⅱ 意味と様相(上)