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三題噺を作ろう

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ストーリー練習のために書いた三題噺まとめです。
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第9回三題噺「生卵」「田舎民」「クライミング」

第9回三題噺「生卵」「田舎民」「クライミング」

お題:「生卵」「田舎民」「クライミング」「クライミング」と言えば、崖のようなところを登るロッククライミングだったり、極寒の地で行われるアイスクライミングだったりがある。
 田舎民である僕は、「クライミング」と聞いた時、おおよそそれしか思い浮かばなかった。
 都会に来て会社勤めをするようになると、その会社で活発に行われている部活動にボルダリング部と言うのがあった。ボルダリングというものを知らなかった

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第8回三題噺「音楽番組」「達成感」「嘘も方便」

第8回三題噺「音楽番組」「達成感」「嘘も方便」

お題「音楽番組」 「達成感」 「嘘も方便」 俺は歌って踊れるミュージシャンだ。作詞、作曲も勿論自分で手がけている。テレビやラジオには引っ張りだこで、ライブだって全国ツアーをしたりしている。正直言って、大人気スターと言っても過言じゃないよな?
 そんな俺には密かに楽しみにしていることがある。
 ライブ中にファンに向けての大サービス、指差しウインクタイムがあるのだが、それに狙い撃ちされた人は黄色い歓声

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第7回三題噺「海」「貧乏」「揺籠」

第7回三題噺「海」「貧乏」「揺籠」

こんにちは。本岡亜之(もとおかつぐゆき)です。
今日のお題はこちら。

「海」「貧乏」「揺籠」『揺籠から墓場まで』。
 第二次世界大戦後のイギリスにおける、福祉を充実させようというスローガンである。それが上手くいったかどうかは、今は関係ない。この言葉は、私にとって、心の中に……喉に引っかかるような一文だった。
 私の家は貧乏で、子供の頃は借金苦の両親に無理心中を謀られた。胸に傷と心に傷を負いながら

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第6回三題噺「枯れ葉」「大工」「鍋」

第6回三題噺「枯れ葉」「大工」「鍋」

こんにちは。本岡亜之(もとおかつぐゆき)です。
今日の三題噺のお題はこちら。

「枯れ葉」「大工」「鍋」 晩秋。美しかった紅葉もまもなく枯れ葉となるだろう、この季節。
 ……ここから見える最後の木の葉が落ちる頃には、俺はこの部屋にはいないだろう。
 中年の男性は、真っ白な基調で整えられた病室で、そう心の中で呟く。思えば心残りの多い人生だった。
 子供の頃からこと恋愛に関しては恵まれず、小学校の頃、

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第5回三題噺「流木」「画家」「玉葱」

第5回三題噺「流木」「画家」「玉葱」

こんにちは。本岡亜之(もとおかつぐゆき)です。
今日の三題噺のお題はこちら。

「流木」「画家」「玉葱」 子どもの頃、図工の授業に、野菜の要らなくなったへたをスタンプにして絵を作ろうというものがあった。それを思い出しながら、私は筆を取る。筆……と言って良いものだろうか。私の使う筆とは、その野菜のへたやくず野菜である。
 私は、小さなアトリエで、画家をやっている。野菜の切れ端の『スタンプ』で絵を描く

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第4回三題噺「冬」「増える」「貸し家」

第4回三題噺「冬」「増える」「貸し家」

こんにちは。今日の三題噺です。

「冬」「増える」「貸し家」 北の大地、北海道の冬は身が凍えるほど寒い。
 北海道の広大な大地に自分の平家一戸建てを持つのが憧れである私は、現在、夫婦で一戸建ての借家を借りている。冬の暖房費が高いのは困るが、会社から暖房手当が出るのでまぁ良い。
「またかあ」
 これで3通目。そろそろ直接怒鳴り込んできても良い頃かもしれない。何とは、苦情のお手紙だ。大家さんは貸し家で

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第3回三題噺「夕」「宝物」「露台」

第3回三題噺「夕」「宝物」「露台」

こんにちは。三題噺三日目です。ようやく少し慣れてきた気がします。小話を作るのにはやっぱり、三題噺は勉強になりますね。
そんなわけで、今日のお題です。

「夕」「宝物」「露台」
 北の大地、北海道では家でバーベキューをすることはよくある。このファミリー層が多い一戸建て居住地では、ご近所でもバーベキューをしている光景は夏場では珍しくはない。
 我が家には自慢の露台……今風にいうと、ウッドデッキがある。

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第2回三題噺「海草・海藻」「大家族」「化粧品類・白粉・紅」

第2回三題噺「海草・海藻」「大家族」「化粧品類・白粉・紅」

 こんにちは。昨日から始まった企画、三題噺。2日目ですよ。いつまで続くかわかりませんが、話作りの練習のため、稚拙ですが書かせていただきます三題噺。
 今日のお題はこちら。

第2回三題噺 「海草・海藻」「大家族」「化粧品類・白粉・紅」
 北の大地北海道では、海藻の一つである昆布の名産地である。国内で生産されている95%が北海道で占められている。
 函館の海外沿いに位置するとある名家は、がごめ昆布漁

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第1回三題噺「落ち葉」「目玉」「嘘」

第1回三題噺「落ち葉」「目玉」「嘘」

 こんにちは。今日から始まった企画、三題噺。いつまで続くかわかりませんが、話作りの練習のため、稚拙ですが書かせていただきます三題噺。
 今日のお題はこちら。

第1回三題噺 落ち葉・目玉・嘘 早朝の肌寒い朝、男は最近入り浸っている喫茶店のいつもの特等席に座った。そして、いつも持ち歩いている本を開き本を読むふりをする。彼はそっと視線をあげた。
 この特等席に座ったのには理由がある。ここから見える、斜

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第1回絵日記『三題噺を作ろう』

第1回絵日記『三題噺を作ろう』

 こんにちは。本岡亜之(もとおかつぐゆき)です。
アイディアが上手く浮かばないなぁ。上手く話がまとまらないなぁ。そんなふうに考えていた昨日の話です。
 家族から2つ提案を受けました。

2つの提案とは
 まず、1つめに、これから毎日「三題噺を作ってみては?」と提案されました。わたしは今まで画力画力、画力がたりない、などと言いながら、プロのように絵は描かず、話のストックも少ないのです。
 漫画を量産

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