都合の良さのミカタ。
おはようございます。
今週の学びは『都合の良さのミカタ。』です。
ケアマネージャーとは人と人とを結ぶ仕事です。
デイサービスなどの“施設“や“設備”を利用者さんに紹介することはありますが、結んでいるのは場所ではなく“人“です。
こんな基本的で理想的なことを書きたい訳ではなくて、
『都合の良さ』の意味を履き違えると経営が間違うだろうなと思ったことを書きたいと思います。
ケアマネジャーへの新規の依頼は地域包括支援センターさんから受けることがほとんどですが、地域によって依頼の件数は様々です。
そこには立地条件や信頼関係とは別に、その地域にいるケアマネの人数が足りてるか、によります。
つまり、一番依頼を頂けるところにとって僕の事業所は一番都合がいい。
相談しやすい事業所を目指しているのである意味の『都合の良さ』は本望です。
逆もしかりで、ヘルパー事業所さんにケアマネから依頼する時、『都合の良さ』が影響します。
でもこの『都合の良さ』だけで介護を突き進めていくとどこかで行き詰まります。
共有すべきは『介護の理念』や『支援の方向性』で、決して『都合の良さ』ではありません。
もし『都合の良さ』を考えるのであれば、“人”ではなく“制度”や“設備”であるべきです。
今週訪問した利用者さんで、週に一回のゴミ出しをメインにした訪問型サービスのニーズがありました。
僕は“都合の良い“ヘルパー事業所さんに連絡をしましたが、案の定断られます。
そのゴミ出しのサービス、ヘルパーさんがやる意味ってないんですよね。
“都合の良い”インフォーマルサービスはないのか。
探せばありました。
デイサービスも特浴できる設備があるのか、将棋ができるところかという『都合の良さ』は求めても、空き状況の『都合の良さ』で選んではいけません。
『都合の良さ』を求めるのであれば、“人”ではなく“制度”や“設備”であるということを肝に銘じてやっていきたいと思います。
今週の学びでした。
さぁ来週も前向きに。
#介護 #ケアマネジャー #看護師 #コラム #経営者 #リーダー
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