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【ちょっとだけ歌が得意な素人の歌練テク①】ヒトカラで壁を押せ。


プロでもなんでもないので、それは大前提で聞いて欲しいんだけど
誰かが背が高いように、足が速いように、視力が良いように
わたしは人より少しだけ、歌をそれなりに歌える感覚を持ち合わせているらしい。

小学生の頃、特に習ったこともない歌を音楽の授業で褒めてもらったり
親戚の前でふんふん〜🎵と歌っていたら褒めてもらったり
カラオケで人前で歌を披露したら褒められたり
そういう経験を重ねて、あれ?もしかしてこれってみんなができることではない?
わたし、ちょっと歌が歌えるっぽい?!と気がつくのであった。

ある程度上手にできることは、やはり楽しいことでとあって、わたしは小さい頃から歌うことが好きだ。
大学時代に軽音サークルに所属して、ボーカルをやるなどもした。
ただ、当然自分よりも歌が上手いひとたちなどこの世にごまんといるのはわかっていて
プロの歌を聴いて心底衝撃を受けるとかは、今だってずーっと続いている。
それでも歌が好きなことに変わりはなくて
もっと上手に歌えたら…とか、ああこんなふうに歌えたら…と憧れて
ちょっとの期間だけボイトレに行ってみたりもした。
どうしたらこうやって歌えるのかな?とか、
この声はどんなふうに出している、出ているのかな?とか
自分の歌にも人の歌にも、割と興味があって日ごろからよく観察(聴察?)している。

ということで、わたしの個人的な観察や経験から学んできたことのうち、
歌を練習するときの方法などで、良いと思っているものをこの記事では紹介したい。
前置きが長え。

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早速だが、歌を上手に歌うには、いくつかの要素が必要で
その中のひとつに
「お腹の筋肉を使って声を出す」というのがある。
腹から声出せ!ってやつ。
全部の曲を腹から声だして歌ってたら一辺倒になってしまうのだが、
まずこの「感覚」を知っていることは大切な気がしている。

長く、力強く声を出す…というと「大声」を想像するとおもうんだけど
歌は「声」というより「息」とおもったほうが、たぶんいい。
めちゃ感覚で書いてしまって申し訳ないが、、きっとそう、、
わたしが一人、カラオケで歌を練習するときは(覚えたての曲はコソ練、します。w)
まず何も考えずに歌ってみて、次に「吐く息に声を乗せる」のをイメージして歌ってみている。

でも、いざ息を吐いて歌うぞ!とおもうと、まっっっじで酸欠でふらふらになるんよ…!
踊ってるわけでもないのに、ただ座って呼吸を意識して歌うだけで
こんなに暑くなんの!?こんなに疲れんの!?ってびっくりする。プロはすげえ。
息を吐くためには吸わなきゃいけなくて、テンポの速い曲だと追いつかずに力尽きることも多々。

その呼吸をなるべくコントロールするのに「筋力」が必要ってことは、
なんとなくみんなわかるんじゃないだろうか。腹筋とか。背筋とか。
とはいえ筋力は今すぐ急につけられるものではなく、毎日の積み重ねでしか得られないんだけど
今ある自分の身体で、「筋肉の使い方」は覚えられるのよね。
そのためにどうするかというと、ここでタイトルに戻るわけだが

全力で壁を押せ。


これである。
ヒトカラだったら店員さんも、飲み物持ってくるとき以外こないから。
大丈夫だから。恥ずかしくない。
マイク持たなくていいです、歌いたい曲を流して
両手で全力で部屋の壁押してください。
この壁を動かしてやる!!!という気持ちで。
で、押しながら歌ってください。

そのときに使っている筋肉って、どこですか?
ちょっと意識してみて。
壁を動かさなきゃいけないんですよ。
そうなるとさ、腕の力だけじゃ無理だよね。
たぶんみんな、おりゃ~!!って勢いで押すと
お腹や横っ腹あたりにも力が入ってるとおもう。

それです!!!!!!!そこの筋肉を忘れるなよ!!!!

その状態で声出すと、、
なんか歌じゃなくて叫びとかでももはやいいんだけど、
めっちゃ出ます。声。
いつもより芯のある、通る声が出ているはず。
とにかく試してみてほしい。
※ちなみに「重いものを持ちあげる」とかでもいいけど、シチュエーション的に難しいので壁推奨。

この力を入れた状態を壁を押さずにキープ
…はかなり難しいとおもうんだけど
「息を吐ける」「声を出せる」感覚をこれで身体は知るわけです。
1曲のうちでも、壁を押して歌う→離す→押す→離す
とか繰り返していると
「近い」感覚は手に入れられるようになっていくと思う。

どうですか。やってみたくなりましたか。w
ぜひぜひ、ヒトカラに行く予定を今すぐ立てて壁を押してみてほしいです。
声の出方がちがうぞ~!?という体験をするだけでもオオ…!となれそう。
他にも、歌の練習に関する記事を近いうちにUP予定なので
気になる方はそちらもあわせてご覧ください。


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