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創業期と今を振り返る!若手メンバーが感じた「チーム力を大切にする変化」と、Micoworksにあり続ける「実力主義なカルチャー」

こんにちは!Micoworksの採用チームです。
今回の記事では、創業期からシリーズA、シリーズBの資金調達を経てMicoworksがどう変わったのか。
Micoworksの創業期から学生インターンとして関わり、会社の変化を誰よりも間近で見てきた、新卒入社したメンバー3名が語ります。

若手中心の創業当初から、輝かしいキャリアをもった中途社員の方々の採用が進んだシリーズA~シリーズBまでの間に様々な変化がありました。
しかし、変わらないのは過去の経歴や年齢関係なく「実力主義なカルチャー」です。このカルチャーが根ざす理由にも迫っています!

山口駿(やまぐち しゅん)
グロース&ストラテジー統括本部 Data Opsチーム

2016年からMicoworksの前身となる株式会社AIWISHへ学生インターンとして参画し、2018年に新卒入社。新卒領域の事業責任者を務めた後に、新規事業のカスタマーサクセスやプロダクトマネジメントなど事業運営に関わる業務を幅広く経験。現在は、事業計画策定や経営メトリクス管理・データ整備を行っている。

村上悠治(むらかみ ゆうじ)
プロダクト統括本部 PdM

2017年7月にMicoworks(旧:digmee株式会社)へ学生インターンとして参画。山口の後を引き継ぎ、新卒領域の事業責任者を務めた後、メイン担当として複数の事業売却を遂行。以降は、当社で1人目のPdMとして、MicoCloudのプロダクトマネジメントやエンジニア/PMの採用を担当。現在は大手企業の開発プロジェクトのマネジメント、新規プロダクトの立ち上げ等を担当している。

吉﨑唯(よしざき ゆい)
グロース&ストラテジー統括本部 広報・ブランディングチーム

2018年7月、学生インターンとしてMicoworks(旧:digmee株式会社)に参画。2019年、Micoworksに入社。オウンドメディア編集やコンテンツマーケティングを経験した後、2020年10月からはコーポレート統括本部にて新卒採用や採用広報に従事。2022年10月からは「MicoCloud(ミコクラウド)」のプロダクトPRを担当。

創業期|新卒やインターン生が代表と二人三脚で事業をつくる

インターン生として創業期を支える

ー まずは、Micoworksへジョインした経緯について教えてください。

山口:きっかけは先輩からの紹介ですね。2016年10月、大学3年生の頃に学生インターンとしてジョインしました。その当時は、Micoworksの前身となる株式会社AIWISHで、新卒採用サービス「digmee(現CLUTCH)」がまだ構想の段階だったと思います。

村上:知人から誘われて学生インターンとして参画しました。タイミングとしては山口さんよりも少し後で、Micoworksの前身となる株式会社AIWISHの頃です。
大学時代に先輩と会社を創業して、代表をしていたこともありましたが、最終的には法人を解散することになったんです。法人解散で力不足を痛感し「せっかくなら成長できる環境で働きたい」と会社を探していたところ、Micoworksでインターンをしていた同期に「代表の山田さんに1回会ってみたら?」と誘ってもらったのが経緯ですね。

吉崎:私も知人を介して、2018年7月に学生インターンになりました。私は大学を休学して1年間世界30ヵ国ぐらいバックパックで回っていたんです。帰国後、就職先を決める前に、一度ビジネス経験を積みたいと会社を探していたときに、先輩からMicoworksを紹介してもらいました。

スタートアップならではのカオスな環境を楽しむ

ー 入社した当時のMicoworksの状況、また代表の山田さんにどんな印象を抱いていましたか?

山口:私が入ったタイミングは10名ほどの規模でしたが、当時そこまで山田さんとの関わりはなかったですね。digmeeの方向性は決まっていたものの、サービスの中身やワークフローが決まっていなかった状況でした。当時所属していた学生インターンの方々が優秀で、皆で議論しながら業務フローやルールなど進め方から決めていくことができ、裁量が大きかった印象がありますね。

村上:スタートアップ創業期ならではのカオスさがありましたね。ただ、野心があって勢いのある同世代の学生が集まっていたなと今振り返って思います。山田さんは非常に厳しい印象でしたが、成功するまで諦めずにチャレンジし続ける方で、そういった芯の強さに惹かれました。そういう意味で共に仕事ができたのがすごく楽しかったですね。

吉崎:経験年数にかかわらずプロとして相応の責任や視座を求められました。その代わり、自分で手を挙げて成果を出せばどんどん任せてもらえる環境でしたね。山田さんとの距離も近く、直接フィードバックいただく機会が多かったです。


代表山田から課されるミッションにがむしゃらに取り組む

ー そのなかでやりがいや大変だったことは?

山口:日々新しいことの連続でやりがいが大きかったです。初期は学生インターンが主力となっていました。村上さんや吉崎さんなど新卒入社するメンバーもいますが、多くは卒業と同時に辞めてしまうので、オンボーディングやマネジメントが大変でした。

村上:やりがいや大変さ......。難しいですね。当時は、山田さんから課せられた期待値やノルマを乗り越えられるようにがむしゃらに頑張っていたので、日々の業務を遂行するのに精一杯でしたね。

吉崎:オウンドメディアのライターとしてジョインすると聞いていたのですが、入ってみたらまだメディアも立ち上がっていなくて(笑)。結果的に、編集長としてオウンドメディアの立ち上げ、予算管理、メディア経由のリード獲得まで管理する立場として働くことになりました。
物事への視座や考え方、スピードを高い水準で求められる環境で、大変なことや苦労したこともありました。しかし振り返れば、自身のスキルや考え方をものすごくアップデートできたなと思いますね。

2019年当時の山口と村上

シリーズA|新たな経営陣が参画。Micoworksは「再現性高く質の高い水準を保てる組織」へと進化。

名だたる企業から転職してきたメンバーから様々なことを吸収

ー シリーズA調達後、社内ではどのような変化がありましたか?

山口:本部長・部長クラスのメンバーが入社した頃から大きく変わりましたね。

吉崎:そうかもしれないです。確か、2022年の4月頃から採用を強化していたタイミングなので。

山口:大手企業やメガベンチャーなどで活躍されていた方々が、前職で培った文化やナレッジをMicoworksにうまく取り入れながら、ルールや業務フローを整えていきました。

吉崎:シリーズAの資金調達後から、続々と本部長・部長クラスのメンバーが入ってきて、外からとても良い事例を持ってきてくれて。求められる仕事の水準が一段上がったなと手応えを感じましたね。

シリーズAシリーズBの資金調達のニュースを広報PRとして世に広めた吉崎

MVVの言語化が進む

ー 現在のMVVが決まったのもちょうどこの頃だったと聞いています。

吉崎:そうですね。「WOW THE CUSTOMER」といったバリューや、アジアNo.1というビジョンはありましたが、暗黙知となっていました。再整理したうえで経営陣がメッセージとして発信するようになったのが、ちょうどこの時期だったと思います。明確に言語化したことで、全社で共通認識をもてるようになりましたね。

村上:確かに、この頃からMVVの作り直しや採用戦略、取締役会の設置などが一気に進んだ感覚があります。
創業期は山田さん以外に50人、100人、200人の組織を知っている人がいなかったんですね。
シリーズA以降は、そこを知っている方々が経営陣になったため、セクションごとの戦略の立案や施策検討、方向性の打ち出しといった業務は各事業部長が中心となり進めていく体制となり、山田さんはもっと大きな規模で会社の未来を描く業務にフォーカス出来るようになったと感じます。

吉崎:また、この頃から経営合宿が開催されるようになりましたね。経営に関わるメンバーだけでなく、山口さんや村上さんなど今後中核を担うことを期待される若手メンバーも参加しています。
VCの方々にも経営合宿に参加していただくようになり、議論の質がどんどん高まっているところも、会社の成長を感じられるポイントの1つですね。

全社総会でのVCの皆さんと代表山田のパネルディスカッションを開催

個の成果より組織としての成果を求められる環境に

ー 組織が拡大した結果、裁量やルールに関して何か変化を感じる側面はありますか?

山口:組織が拡大したことで仕事がやりづらくなったと感じたことはないです。
入社以来、経営層のサポートをする役割を担っていますが、経営層のレベルも上がって私自身もより成長を実感していますね。
しかしながら、当時と比べると会社も大きくなっているので、仕事内容は細分化・分業化されてきているとは思います。その分、担当領域のスペシャリストとして質の高いアウトプットを求められている感覚です。
一方で年齢関係なく評価される点は変わっていないこともあり、今までと同様にキャリアアップや別領域の仕事にチャレンジする環境がありますね。また、人材育成制度や経験豊富な人材の在籍など成長環境は、昔に比べて良くなっていますね。

村上:各領域で経験豊富なマネージャーの方が一定数増えてきたこともあって、フィードバックのクオリティが上がりました。あと、方向性や施策の浸透スピードは以前よりも早くなっていると思いますね。そこは、部門単位で統制が取れるようになったことが大きく影響しているのかもしれません。
ただ、役割が明確になった分、創業期と比べると見えない部分は増えましたね。
これは、組織が拡大するうえで避けて通れないものだと思っていて。今までは会社と一心同体みたいな感覚でしたが、会社の変化に合わせて「会社は会社、自分は自分」と意識を切り替える必要があると感じています。

吉崎:組織拡大に伴って考える観点が変わったというのが適切かもしれませんね。創業初期は人数も限られており、いかに早くPDCAを回して個人としての成果を最大化するか、アクションし続けるかが重要でした。
しかし、今は複数人の意思決定をまとめて1個のプロジェクトを動かせるか、誰がその仕事をしてもクオリティが保てるように効率化・標準化するかといった組織としてワークさせる点が重要になってきています。これはとても健全な変化だと思っています。

2021年全社総会

シリーズB|社員数150名超。カルチャーをチームで体現するフェーズへ

組織が大きくなっても変わらない代表山田の想い

ー 現在シリーズBの資金調達も終えました。改めて創業期から在籍している3人からみて、Micoworksそして山田さんはどう変わったと感じますか。

山口:創業時の山田さんの想いが残っていて、あまり根底は変わっていないと思いますね。変化というよりは、創業時のビジョンやミッションの解釈の範囲が広がったという方が近いかもしれません。山田さんも組織が拡大するにつれ、戦略の立て方・考え方は変えていっている印象です。

吉崎:私も、山口さんと同じで創業時からMicoworksのコアとなるカルチャーは変わっていないと思いますね。規模が大きくなってからは、メンバー個々がカルチャーを体現するというよりは、チームで体現する意識が強くなってきている気がします。

村上:組織が成長して多様性を認めるカルチャーが醸成されてきたように思いますね。即戦力人材だけでなく、チームの雰囲気を明るくできる人や、中長期的に成果を出すタイプの人なども活躍できる場面が増えてきています。山田さん自身は創業期よりもパーソナルな話や個人の想いを発信するようになりましたね。

今後の戦略を社員に山田自ら発信するStrategy syncを定期開催

社員が増えた今の方が経営との距離の近さを感じる不思議

ー 会社の規模が大きくなると、経営と現場の距離が遠くなるイメージがあるので、なんだか意外です。

村上:山田さんに対しては今の方が親近感を覚えますね。もしかしたら、組織の成長に合わせてメンバーとの接し方は変えているのかもしれません。

吉崎:私も山田さんが意識的にメンバーとの関わりを増やそうとしているのは感じますね。ただ、山田さんがもつ「成長への飽くなき野心」みたいなものは変わっていないですね。

アウトプットのクオリティへの探求心が増した

ー 入社した当時と比べると、自分自身はどう変化しましたか?

山口:いわゆる「なんでも屋」さんだったこともあり、私自身が携わっている業務は大きく変わっていなくて。ただ、会社が成長して求められることやレベルは格段に上がっているので、自身の幅や専門性は磨かれていると思っています。

村上:山口さん、昔「シュンくんAI」って言われてましたよね。昔と比べて人間味が出てきたんじゃないですか(笑)?

山口:確かに、「どんな質問でもしたらすぐに回答が返ってくる」ChatGPTな感じだったので、少し変わったかもしれません(笑)

ー 他のお二人はいかがですか。

村上:学生インターンのときは、山田さんが求める視座や期待値に食らいつく日々でしたが、そこからセールス、新規事業の立ち上げ、事業売却、プロダクトマネージャーと、さまざまな経験をさせていただき、入社当時と比べたらアウトプットや考え方が大きく成長したと感じますね。

吉崎:「まず成長するとはどういうことか」という認識が変わりました。入社したての頃は、今まで培ったスキルや経験を組み合わせて結果を出すことが成長だと思っていましたが、圧倒的に高い目標を掲げ、日々頭を抱えながら達成に向けてアクションし続ける執念こそが成長をもたらすのだと気づきました。

会社の成長の為に自分に出来ることをやり尽くすことが目標

ー 今後の目標や展望について教えてください。

村上:プロダクトマネージャーとして、同じチームのエンジニアとともに新しいプロダクトを立ち上げて、それを成長させていくことが今1番大きな目標ですね。

山口:与えられた役割の範囲に留まらず全社視点で会社が成長し続けるためには何が必要なのかを問い、アクションし続けて貢献することをやりきりたいですね。どちらかといえば、モチベーションが自分に向いてないタイプで、会社が成長し続けるために自分ができることをやり尽くすことが目標です。直近の具体的な内容としては、社内のデータ予実管理・分析・示唆出し・取得ワークフロー構築など、部門横断で全社で実施していき、会社のファンダメンタルを整えることです。

吉崎:私も山口さんと似ていて、「自分がどうなりたいか」よりは「会社をどうしていきたいか」にベクトルが向いています。
Micoworksは、「アジアNo.1のブランドエンパワーメントカンパニー」を目指している会社です。広報としてグローバルに価値提供していくスタートアップという認知を広げていきたいですね。
広報も、本質的にはお客様の課題解決のための仕事です。まだ顔の見えていないお客様に、当社の価値を伝えることがミッションだと思っているので、そこを徹底してやり抜くことが今の目標かなと思っています。

2023年下半期のAWARDにノミネートした村上

スピード感を持って細部にこだわった仕事がしたい人求む

ー 最後に、Micoworksに入社を考えている人にメッセージをお願いします。

山口:貪欲に成長したいという強い想いがある人、細部にこだわって最後までやりきれる人はマッチしていると思いますね。今、Micoworksはこれから一気に大きくなるフェーズなので、すごく良い経験を積めるのではないかと思います。

村上:私も山口さんと同意見で、伸びている会社で頑張りたい方はマッチすると思いますね。当社はホリゾンタル(業界横断型)のSaaSプロダクトを提供している会社で、事業戦略やプロダクト戦略の観点だと難易度が高いです。しかしながら、業界としてはポテンシャルがあってやりがいも大きいです。
新しくジョインした経営陣も含め、こういう複雑な事業領域・事業戦略が必要な領域に対応できるナレッジや経験をもつ方々が揃いつつある状況です。共に会社の成長を歩んでいけるタイミングであるのが非常に面白いんじゃないかなと思います。

吉崎:どんな人がマッチするかについては、山口さんや村上さんがお話ししてくれたので(笑)。当社の魅力にフォーカスしてお伝えすると、会社の成長スピードが速くてポジションが常に空いている状態であること。
自分の役割を明確に持ちながらも、幅広い経験を積んで自身のキャリアの幅を広げていける環境を求めている方は、ぜひ一度話を聞きにきてもらえればと思います。

2023年全社総会

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