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2030年代の未来の姿はこうなっている!?【その1】

1.総務省のホームページで2030年代の未来の姿を発見

総務省のホームページ上に、「2030年代に実現したい未来の姿と実現に向けた工程イメージ」(↓参照)という資料を見つけました。

◆2030年代に実現したい未来の姿と実現に向けた工程イメージ【情報通信審議会 情報通信政策部会IoT新時代の未来づくり検討委員会とりまとめ案(『未来をつかむTECH戦略』)より抜粋】

https://www.soumu.go.jp/main_content/000562473.pdf

この資料は今から4年前の平成30年(2018年)に作成され総務省のホームページで公開されています。

この資料を見てもらうと分かる通り、2030年代の未来の姿を絵で示しており、非常に興味深い内容になっています。

本投稿では、このうち、いくつかについて紹介したいと思います。


2.総務省が2030~2040年頃の未来社会を展望

総務省は 、2030~2040年頃の未来社会を展望しつつ、

・IoT・AI・ロボット等のイノベーションの社会実装

・年齢・障害の程度等を超えて誰もがその能力を発揮し豊かな生活を享受できる社会の実現

に向け取り組むべき情報通信政策の在り方をとりまとめたとのことです(2017〜2018年)。

そして、「実現したい」未来像について、①「人づくり」、②「地域づくり」、③「産業づくり」の3つの視点で、以下のようにコンセプト設定し、それぞれの視点でテクノロジーを活用した15のシーンをイラスト化したとのことです。

① 「人づくり」:インクルーシブ(Inclusive)

年齢・性別・障害の有無・国籍・所得等に関わりなく、誰もが多様な価値観やライフスタイルを持ちつつ、豊かな人生を享受できる「包摂」の社会

② 「地域づくり」:コネクテッド(Connected)

地域資源を集約・活用したコンパクト化と遠隔利用が可能なネットワーク化により、人口減でも繋がったコミュニティを維持し、新たな絆を創る「連結」の社会

③ 「産業づくり」:トランスフォーム(Transform)

設計の変更を前提とした柔軟・即応のアプローチにより、技術革新や市場環境の変化に順応して発展する「変容」の社会

このコンセプトを良く読んでみると、SDGsの目標に通じるところがありますね。

総務省も2030年達成に向けたSDGsを大いに意識しているのだと思いました。


3.「人づくり」:インクルーシブ

人づくりに関しては、「働く人」「高齢者」「子ども」「ロボット」「障害者」に関しての未来の姿のイラストが掲載されていました(下図参照)。

一つ一つじっくり見ると、それぞれ、非常に興味深い内容になっています。

この中から本日は、「働く人」に焦点を当てたいと思います。


4.2030年代の未来の姿:「働く人」

上図より、「働く人」のパートをピックアップしました(下図)。

働き方改革が進み、遠隔からの勤務や副業・兼業は当たり前、「テレワーク」という言葉は最早、死語になっているとのことです。

多様な働き方をサポートするツールとして、どこにいてもスイッチ一つで複数の職場が切り替わる「職場スイッチ」が普及しているとのことです。

2022年の今もZoom等により、ほぼ同じような仕事はできる状況にはなっていますが、2030年代には、視覚的にも現場で自分の映像がホログラムとなっているところが面白いと思いました。

また、通常勤務、副業・兼業もこれらツールにより簡単に熟すことができると言う発想も素晴らしいですね。

確かに今は、オンラインツールにかなり慣れ親しみ、現場に行かなくても大きな問題はないように思いますが、VRやホログラムの技術により、「自分も現場で確認できる」「現場でも自分が存在している」ということができれば、物凄いことだと感じました。

このツールが普及すれば、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、そして目標8「働きがいも経済成長も」が一気に解決すると思いました。

この総務省の資料、非常に面白いく興味深いです。

今後も、この中からピックアップして紹介して行きたいと思います。

【引用、参照website】
◆総務省ホームページ: 「未来をつかむTECH戦略」(IoT新時代の未来づくり検討委員会 中間とりまとめ)等の公表

◇2.公表資料: IoT新時代の未来づくり検討委員会 中間とりまとめ「未来をつかむTECH戦略」:別紙1

https://www.soumu.go.jp/main_content/000548068.pdf


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