『相手の幸せを願うしか…』
失恋ってなんだろう?と、ふと頭をよぎる。
告白したが振られた。
付き合ったけど別れた。
好意がある人が自分に興味がなかった。
色々あるだろうけど、大体そんな感じだよね。
失恋したら、また次の新しい恋を見つけていく。
そしたらきっと、前に想いを寄せていた人への想いは薄れていっちゃうのだよね?普通は。
それが世の中で言う、失恋っていうものなのかな。
私には正直、その感覚がわからない。一応、理解してはいるけれど。一般的な感覚から見れば特殊なのかもしれない。
自分の中に全ての人を忘れずにいれておきたくて、
そして自分が直接関われなくなったとしても、相手への想いはずっと変わらず持ち続けている。
誰も私の中から排除したくないから。
私の本質からみれば、自ら縁を断ち切ることはかなり難しい。
でも例えば、好意を感じる人に出会って、リアルに関わることが出来る状況だったとしても、
それによって相手が幸せにならないのであれば、すごく辛いけど縁を断ち切らなければならなくて。
当たり前に。
中途半端に自分だけの気持ちで関わることで、相手を傷つけた経験が過去にある。
あの時は胸が痛んだな…あの出来事を忘れてはいないし、忘れたくない。
居たたまれない感情は出てくるけれど、感情は自分のためだけのもの。相手への愛とは無関係なのだ。
だからこそ、同じ過ちを繰り返したくない。
正直、相手の幸せって何なのかなんてわからない。
だけど、笑顔にすることや期待通りにすることだけが相手の幸せかというと間違いなく違う、ということはわかる。
相手の幸せ。
そこに想いを巡らせること。
そして願うこと。
それを、わたしは意識に置き続けたいと思う。
わたしはすぐに、その人の幸せよりも要求に応えて、今笑顔にすることで盲目になってしまうから。
その人を、本当の意味で幸せにしたい。
その人に想いで関われば、関わる人間関係の枝葉は広がっていくわけで。
その人が本当に幸せならば、その先も幸せなはずだし、その先もきっと…。
だから私は人を幸せにしたい。
想い続けたい。
想う人の姿を見るたびに、そう心に誓う。
たとえ嫌われようと、私の存在が相手から消えてしまおうと、私は一方通行に永遠に想っていたい。
私は人の幸せな姿を見ていたいし、結局のところ、そこにしか本当の喜びを感じられないのだから。
人類一人ひとりが、相手を想える世界になったら…
きっとどんなに幸せな世の中になるのだろうと、今日もひとり想い巡らせてみる。
出雲より。心を込めて。
michiru
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