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18きっぷひとり旅 2019冬松本②

午後2時前にJR松本駅に到着し、歩いて5分ほど。ちょっと早い時間だけれど、本日のお宿にチェックインしました。すぐに荷物(と言っても、ワタシは驚くほどのテブラデスキーさんなので、リュックひとつだけだったのですが)を部屋に置いて、サコッシュだけで街へゴー! ホテルから出てお城方面に向かい、最初に見つけたおそば屋さんに入りました。

「そばきり みよ田」さん。何とかランチタイムに間に合った……!
この日は暖かかったこともあって、せいろのおそばをいただくことにしました。長野に来たら「くるみだれ」一択でしょ!(※個人の意見です)
細めで品の良いおそばに、つぶつぶテクスチャーのくるみだれが楽しい。すくい上げたおそばを全部たれに浸しちゃうと、ワタシにはちょいと甘すぎるので、江戸っ子を気取って(?)おそばの半分くらいをたれに付けて、ずぞっとすすります。これがうまい。甘くてうまい。歯と歯の間にくるみの粒が挟まっても気にしない、気にしない。

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おそばも綺麗すぎず都会的過ぎず、かと言ってバタくさくも田舎っぽくもなく、程よい舌触り。本当に「ちょうどいい」のです。

長野に来たらパート2、おやきもいっしょにオーダーしました。なすです。
わかりやすく、なすです。
割ると、甘味噌になすがたっぷり。この「なす味噌」?「味噌なす」? 考えた人ってすごいなあと、尊敬してやみません(あと「麻婆なす」もね)。味噌がくたっとしたなすにしみ込んで、おまけにそのなすのエキスを含有した味噌がおやきの皮にもしみ込んで、すべてを美味しくしています。

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唯一のワタシのしくじりとしては、くるみだれも甘い、おやきもどっちかっつーと甘い、どっちか片方はしょっぱくても良かったかなあ、と。でもそうなると、甘いのしょっぱいの、甘いのしょっぱいの、の無限ループが始まってしまうので、これで良かったのだと自分に言い聞かせ、お店をあとにしました。

お腹も満たされたので、散策という名のカロリー消費へ歩き出しました。
松本のサッカーチーム・山雅のエンブレムをデザインした、下水道人孔の蓋。山雅のサポーターさんはアツイ、と某サッカーチームの激熱サポーターから聞いたことがあります。町ぐるみでアツイのですね。

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深志神社。こちらの神社さんは「神様のカルテ」という、松本を舞台にした小説(櫻井の翔氏主演で映画化もされました)で知りました。物語の中で主人公・イチさんが度々訪れており、興味がわいたのです。
本当に住宅街の中にポッと現れます。最初に足を運んだ時、周りがあまりに普通のお家ばかりなので「本当にこの辺なのか?」とグーグル先生を疑いながら歩いたことを覚えています。
建御名方富命(たけみなかたとみのみこと)、菅原道真公が御祭神で、地元の皆さんからもとても愛されている神社さんだそうです。

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撮影させていただいている時「?」と思ったのが、上の写真、拝殿両脇に見える濃茶色の、円柱状の土台っぽいモノ(不勉強で申し訳ありません、何をするためのものなのかワタシにはわからず……判明次第またお知らせします&神社検定勉強し直します)。向かって右が「梶の葉紋」、左が「梅鉢紋」なんです。どうして右左で異なるのかしら、とググってみました。
前述の通り、こちらの深志神社さんには、二柱の神様がお祀りされていて、梶の葉は建御名方富命、梅は菅原道真公のご紋ということなんですね。
タカハシ、一つ勉強になりました。そしてまだまだ勉強続行中です!(「お客(読者)様の中に禰宜さんがいらっしゃいましたら、CA(筆者)にお声がけください」状態であります)

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深志神社さんからお城の方へ歩いてみました。
松本はそこかしこに「水」があります。女鳥羽川、街中の井戸、お城のお堀もそうですね。撮影時刻はまちまちですが、「水」スナップをどうぞ。

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そして、縄手通りにはやたらとカエルがいます。
カエルのまち、カエル推し、カエル担らしいです。カエル恐怖症の人はお気を付けください(縄手通り自体はかわいらしくて雰囲気のあるストリートです、ご安心ください!)。筑波山以来だな、こんなカエル推し。

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「カエル」っていうかそれ「ガマ」だろ!(笑)

いっぱい歩いて、喉が渇きました。歩数計を見ると7000歩オーバー。そりゃくたびれもします。あらかじめ調べておいた「ポムジェ シードルアンドボンボン」さんへ向かうことにしました。お店が入っている「信毎メディアガーデン」は、2018年月にオープンした、信州毎日新聞松本本社ビル。空間を贅沢に使った、まーキレイでおしゃれな建物です。新聞社らしく、フリースペースのテーブルには、新聞が備え付けてありました。

ポムジェは2階フロアにあります。信州といえばやはりりんご! りんごのお酒・シードルや、りんごのおやつを取りそろえたお店で、その一角にシードルなどが呑める「立ち飲みコーナー」が設けられています。
今回の旅では、是が非でもシードルを呑みたかった! 何故だと聞かれると答えに窮するのですが、どうにもこうにも身体がりんごを欲していたのです。ビタミン不足でしょうか……。

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甘口のシードルを頼みました。おしゃれなフルートグラスで供されます。
甘口とはいえ全くべたべたしてなくて、口当たりはスッキリしています。でも、りんごの味や薫りはしっかりあります。嫌味なアルコール臭も全くない。たとえるなら、ジンジャーエールのような……りんごエール、と言ったところでしょうか。ヤバイヤツです。警報級です。

ポムジェ シードルアンドボンボンさん 
https://pomge.com/

ふわーっといい気分になり、ふたたび街へ繰り出します。2時過ぎに食べたおそばはまだ消化しきれてないし、もうちょっと歩くか……と、パルコや縄手通り、お城周辺をぶらぶら。気づけば歩数計は1万歩を刻んでいました。

本日はここまで、続きはまた明日!

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