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【2022年】無料文字起こしツール第1位「YouTube」の簡単な使い方を解説

「インタビューするときに、音声をリアルタイムで文字起こしして保存する方法はないだろうか?」

過去に、文字起こしツールであるGoogleアプリ「レコーダー」を紹介したところ、最も読まれる記事の一つになりました。

レコーダーは最強文字起こしツールですが、GooglePixel以外のスマートフォンでは使えないのが難点です。

【2022年】Google文字起こしアプリ「レコーダー」の使い方>

そこで今回は、GooglePixel以外の人でも使えるおすすめ文字起こしツール「YouTube」を使った簡単な文字起こしの方法を紹介しましょう。

インタビュー以外にも、会議や打合せのテキスト化に使えますよ。

■ この記事を書いている人
Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
大学ではWebライティングの講義を受け持っています。

プロフィール(2023年2月更新)

1. YouTubeで文字起こしする方法

YouTubeのPC版を使いましょう。

録音の代わりに、動画で撮影し、動画データを用意しておいてください。

「動画ファイルのアップロード」「文字起こしデータの取得」の2段階に分けてそれぞれ解説していきます。

YouTube(https://www.youtube.com/)

1. YouTubeに動画ファイルをアップロードする

1) 上部「+マーク」をクリック。さらに「動画をアップロード」と表示されるのをクリックします。

2) 動画をアップロードします。

3) 動画のアップロード。待ちましょう。

4) 処理が終わったらスクロールし「この動画は子ども向けですか?」の問いに「はい、子ども向けです」をクリックします。
すぐ下の「すべて表示」をクリックします。

5) さらにスクロールし、「言語とキャプションの設定」から「動画の言語」を「日本語」にします。

6) 下まで進み、「次へ」をクリックします。

7) 「チェック」画面が表示されますので「次へ」をクリックします。

8) 「保存または公開」で「非公開」を選んでおきましょう。
最後に「保存」をクリック。

2. 文字起こしデータを取得する

1) 次に表示される画面で、「動画イメージ」をクリックします。

2) 「字幕」横のマークをクリックします。

3) 「テキストとして編集」をクリックしましょう。

4) 表示されるテキストを全選択し、コピペするだけです!
Googleドキュメントやメモアプリ等、好きなところへコピペしましょう。

2. YouTube以外のツール

今回、世の中に出回っている文字起こしアプリを片っ端からインストールし実験しました。

結果、文字起こしアプリは精度の面でどれもGooglePixel「レコーダー」に完敗。

動画編集アプリであれば、YouTube以外にも2つおすすめできるものがあります。

・Premiere Pro(有料)
・Vrew(無料)

動画編集アプリですので、音声データをテキスト化したいだけなのに動画をアップロードしなければなりません。

そこで、一番おすすめなのは、GooglePixelを一台持つことです。

動画のアップロードをする手間が省けますし、文字起こしデータを瞬時に取得することができます。
録音・文字起こしに特化しており、早くて高精度。

どれだけ高精度か、YouTubeとレコーダーの最初の2文をコピペしたものを見比べてみましょう。
※前回のレコーダーの事例と全く同じセリフを二人で言っています。

<YouTube>
はいではよろしくお願い致します今日は
暑かったですねはい明日タワーもっと暑く

なるそうですよ

<レコーダー>
はい、ではよろしくお願いいたします。今日は暑かったですね。はい、明日はもっと暑くなるそうですよー。

レコーダーのほうがやや精度が高く、余計な改行も入らず手直ししやすいです。

【2022年】Google文字起こしアプリ「レコーダー」の使い方>

※本記事の内容は、あくまで私の経験に基づくものです。

3. まとめ

今回は、「YouTube」を使った簡単な文字起こしの方法を紹介しました。

文字起こしは手間のかかる作業のひとつです。
ライティング作業を効率化するために、YouTube等自動化ツールを活用しましょう。

「書くスピードが格段に上がる無料ツール3選」も別記事で紹介しています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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