429/1096　沈んだ自分にしてあげること

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で429日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。）

４２９日目、細々としたことが、ひとつになると大きなダメージだ。天気が悪くて、先日突然始まったギックリ首もあって寝不足で、母が朝食を焦がしてしまい、進めたいことに手が回らず、水道に問題があり、配管工は約束をしても来ないし、猫が布団に粗相をし、家族のそれぞれの事情でフライトの予定が決まらず、母の退屈を紛らわすためにアイデアを出すことが精神的にも時間的にも余裕がなくてとても困難で、仕事を溜めてしまっていてあれこれ問題もあり、パソコンのキーボードの『i』が壊れていて、まったく読めないタイミングで勝手に『い』を連打される。

そして空腹の状態でこれを書いている。落ち込んだりイライラしたりしやすい状況である。こういう日の執筆はなかなか難しい。ひとつのチャレンジだ。しかしこんなときこそ人はなにかを試されているのだと思うし、その裏にはなにか良いことが隠れているのだと思う。だから、イライラするような状況を得たときこそ丁寧に生活してみよう！
というわけで、今日も毎日投稿を書くぞ～！

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こういう、うまくいっていないことばかりに目が行く日ってあるものだ。
自分のいろいろなことが今後もうまくいかないような気がしてくる。自分なんか大したことないんだ、きっといろいろ駄目になっちゃうんだ、みたいな予測が当たる気がしてならない日。

こういう日、皆さんはどうやって過ごしているだろうか。
わたしは、そういう日には

○なにかいつもと逆のこと、もしくは習慣にないことをしてみる
○あとはいつものことを丁寧にする
○遊ぶ・掃除をする
○お昼寝
○秘行

をすることが多い。ひとつひとつは大したことのないように見えると思うけれど、これがまた効くのである。

１つ目の、ひとついつもと逆のことをする、これはとてもいいことだとわたしは思う。
いつもの怒りといつもの文句が湧いてきて、ついいつもどおりに態度に出しかけたら、逆にそれを顔に出さない。いつも飲み込んでしまう言葉を、いつもとは逆にきちんと伝えてみる。ひとつだけでいいので、反対のことをするのだ。

これの代わりに、習慣にないことをしてみるのもいい。自分をいつもと違う経験に導くことがポイントだ。

自分のことをダメだなどと思うのは、身体に元気がなかったり、気持ちが過去に向いているときだ。これまでの自分がこうだったのだから、これまでもきっと同じなんだ・・と思っている。過去なんてこの先にまったく関係ないということが見えなくなっていて、フレッシュでいられないときだ。

だから、一日中にわたってこれまでと同じことをしない。これがとても大事だと思う。昨日までの日常の繰り返しに終始しないことだ。今日のわたしは、辻井伸行氏の演奏するショパン「英雄ポロネーズ」を聴きながらこれを書いている。書くときは無音が常だし、音楽を楽しむときにもこれを聴くことはない。普段絶対にしないことだ。

このように、自分に未知を、未来を、反対の世界を、ちらっとでも見せてあげるのである。方法は身の回りに、いくらでもある。

わたしは先程ピアノを聴いていたところから、思いついてオーケストラのドラゴンクエストを聴いている。ドラクエのオーケストラは大好きだったけれど、執筆をしながら聴くのは初めてだ。音があるとわたしは仕事ができないからなのだ。

なんとも意外なことに、ものすごく気分がいい。
これは新しい出会いだ！新しい自分との出会い。知らなかった自分だ。ああ、未来はわからないものだなあ！

自分がこんなにげんなりするなんて変だなと思っていたら、どうやら熱が出るところだったようだ。頭が痛くて寒気がしていたと思ったら、水を触ると飛び上がるほど冷たい。しかしわたしの心はオーケストラの音を楽しんでいる。まるでドラクエの世界を旅しているような気分だ。ああねぇほら見て！森の奥にお城が見えてきたわ・・・！（危

２つ目の、あとは普段と同じことを丁寧にする、これもちゃんと理由がある。気持ちが落ち込んだときは生気が少し静まっているから、まったく新しい環境に身を置くよりは、安心できるところに置きたい。
それから、目の前にあることに丁寧に取り組んでベストを尽くすと、自分のやれることをやった感覚が深い励みとなるのだ。

ウジウジするときというのは、自分がベストを尽くしていないような気がするときだ。だから、日常の小さなことにでもよいから、安心できる環境で「ベスト尽くし」を経験するのだ！思いの外、気持ちを底上げしてくれる。

わたしは今日、掃除を丁寧にしてみた。窓の周りが汚れていたので、元気がない日だからこそ、歯ブラシを使って磨いてピッカピカにしてやった。汚れを制圧すると、汚れから逃げたときにくらべ、ずいぶんと自分のことが「デキるやつ」に思えるから不思議だ。

３つ目の、遊ぶ、掃除をする。この掃除が今回は２つ目にも含まれてしまったけれど、自分の環境を掃除をすると、心の中のお掃除にもなる。終わるとスッキリ、いい気分だ。家の中の汚れや要らないものを除くことをしないでいるのは、家を便秘させているのと同じことだという感じがする。
これを解消することで、エネルギーが湧いてくるのがわかるはずだ！

そして、わたしは元気がないときに遊ぶようにしている。今日は執筆前に１５分だけずっと触っていなかったマインクラフトで遊んだ。
子供になる時間、なのではない。第一わたしは普段から大人ではない。大人になった「覚え」もない。自分が、子供の頃からどんなに変わっていないのかを感じながら、子供の自分を味わう時間だ。そこから、生きることはそもそもが遊びだったのだと思い出す時間。

わたしはゲームが大好きだ。今も、これからも、８０歳になっても、死んでからだって好きだ。いつまでもわたしはわたし、子供の頃と同じだ。
これを読む大人のあなたにも、同じ感覚がないだろうか？俺たち、ずっと子供だよな！子供の頃からずっと変わらない自分がいるよな～！！

あなたも神さまに聴いてみて欲しい。ねえ神さま、わたしはわたしにただ楽しいだけのことをさせてもいいのですか、と。きっと神さまは言うだろう。お主にそのために命を与えて地球に送ったのだぞ！と。

そして最後のお昼寝。寝るのはやっぱり、一度死ぬ効果がある。起きてみると、寝る前とは気分が違う。まさに回復系魔法である。
そして秘行でしょげた自分を観て「めんこい生物だな、大丈夫でしかないなあ」などと思っている。

これで大抵の憂鬱なんて吹っ飛ばせる。わたしもめちゃくちゃ元気になったぞ！熱は上がってきたけれど絶好調だ。うっひっひ、今夜はなにを食べようかな？？今日はハーブをやくそうと呼ぼう。(笑)

これがドラクエの世界だったら、わたしは今、イタリアの宿屋で泊まって眠って体力を回復中だ。外は灰色の空に穴を開けて金色の陽が差し込んでいる。いつかここを去ってあの空に行くことを恐れているものなど、この世にひとつもないような景色だ。さあ、ドラゴンを倒しに行こうじゃないか・・！(危

というわけで今日は、わたしが落ち込んだときにしてみること、でした。
よかったら、試してみてね！

それではまた、明日！