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152/1096 言いにくいこと、言わなきゃダメ?

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で152日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

152日目、良い天気の土曜日だ!
今日は一日音楽のことを考えていたため、気がつけば暗くなっていた。
それから毎日投稿を書こうとパソコンに向かっても頭がミュージックモードからすぐに切り替えられず、どうしたものかと思っていた。が、不思議なことに、一行でも書けばあとはつながっていく・・・・毎日毎日やっていることというのは、慣れがどんどん進んでいるのだと驚いた。

これが継続の力なのか・・・・・!!はじめてその端っこをちょっと握っているのを感じて、驚いている。毎日投稿を始めてから今まで一度も感じたことのない感覚だ!本当に嬉しい。

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今日は優しさということについて考えてみた。優しさってなんだろうと。
ところが、考えれば考えるほど、それを簡単には言い表せないと思った。とても深いテーマだ・・・あとになってわかる優しさ、厳しさと切り離せない優しさ、意図しない優しさ・・・
それから、きっと音楽や素敵な物語や絵などでしか伝えられない優しさもあるのだろう・・

考えていて、今日ここに書いてみようと思ったのは、誰か他の人の立場に立ってみる、想像してみるということだった。その思いやりを通して自分に湧いてきた感覚を大切にして行動するのは、優しいことだなと思った。

本当は、誰かの立場に立ってみても、きっとこう思うだろう、きっとこう感じているだろう、という自分の想像でしかないのだけれど、それでもそれをすることがやっぱり「優しい」ということから欠くことができないと思った。

わたしはあまり、面と向かって人に自分の思ったことをそのまま言えばいいとは思っていない。そういうことをするのがダイレクトに、本音で生きているとか、裏表がないとか、自分に正直だということだとは思わないのだ。

もちろん、だからといって自分を抑えればいいという意味ではなくて、でも湧いてきた暴言をすべて何でもその場で出せば良いとも思っていない。その中間があるとわたしは思う。

どうしてかと言うと、まずひとつは自分自身が、カッとなって争いにまで進展しないと気が済まなかったり、イジケてムッと怒ったり、拗ねて自虐が始まって泣いたりという反応が、パターン化していることがあるから。その場合は、いつものパターンで同じようなことを言いそうになったときに、あえて止めてみるのも自分にとってとても良いことだと思うからだ。

いつも暴言を吐いてあとから罪悪感で後悔する人は一旦その土砂をせき止めてみるとか、拗ねてしまう人はあえて威風堂々な自分を演じてみるとか、なにか反対のことをするのはとてもいいと思う。これは、正直ではないとか、不誠実だということではないと思う。

それから、誰かを間違っていると思ったときや頭にきた時に、それをいつも言えないから今後はどんなときも言っていこうと思う、という発信を見ることもあるけれど、これはそれを自分で選択しているというしっかりとした認識が必要なことだと思う。それなしに、言いにくいと感じながら無理にハードルを超えて言ってしまうと、こちらが無理をしたからこそやっぱり大きな反発を食らったりしてしまう。
このようなときに、ただ言うだけではなく別の道もあると思うのだ。

それに、本当の心を伝えるというときというのは、実はさほど言いにくさがないものだ。恥ずかしさとか心配はあるかも知れないが、本心だったら言いたい気持ちが上回って、それらをちゃんと処理できる。

正直に口に出すようにして行動しているのに気分も悪いしうまくいかない、という人は、一度その方法だけに頼るのをやめてみるのも手だと思う。
そしてそんなときこそをチャンスとして、自分の深い本心にアクセスできないものだろうか。

たとえば、ここで無理してかなり言いにくいことを言うぞ、と考えたときに、「自分はきっとスッキリしつつも後味が悪いだろう。相手はだいぶショックを受けるだろう。それによって自分の腹の虫の居所の悪さを解消したいのか、間違いを指摘して自分が正しいと言いたいだけなのか、思い通りに動かしたいだけなのか、自分を認めてほしいのか、自分は寂しいだけなのか、本当は自分がケチなのか、もしや今自分は腹が減ってるだけなのか、、、」などと感覚を思いつくままに追っていくと、本当の本当の本当は、非常に悔しいけれどその人と仲良く和解したいと思っていたり、逆に実の実はもう二度と会わないのを一番に望んでいたりする。こうしてみると、ただ反射的な反応に身を預けるよりも、もっと正直な自分に出会える。

そこを採用して行動に移すのが、自分にも相手にも優しい気がする。
ちょっといつものパターンと違って難しいけれども、自分を大切にするのはときには大変なのだ。わたしもまだまだだ。

自分の中の見せたくないことを開示しろとか、暴言もそのまま口から吐き出せというのも、ショック療法的にも一気に壁を超えるのにもよかったり、もちろん自分を大切にするのにも良い方法のひとつだと思う。わたしも何度もやった。

けれど、それが唯一の正解で、そうしなければ事態も悪くなる、ということは決してないはずだ。それのみを信じていてうまくいかないと感じている人は、そっと冷静に見直してみてはどうだろうか。

ひとつの教えを盲信してしまうより、「そうだ、今は別の方法をとろう、反対をしてみよう、あえて真ん中の道をとってみよう、それもまたいいね」と柔軟に思えるほうが、自由度も高く、なにより自分にも人にも「優しい」ように思う。

大きいものでも30センチほどにしかならないヤマメと、その倍もあるサクラマスは、もともとは同じ魚だそうだ。川での縄張り競いに敗れたヤマメの一部が、餌を求めて海へと下り、餌が豊富な海で進化して大型化したのがサクラマスなのだそう。

たとえ話だが、もし争いに破れたヤマメが「あいつら許さねえ・・勝手放題しやがって!!言いたいこといっぱいだからこの際言ってやるわ!」といって、それをなによりも優先しなくてはならないと信じて、勇気を出して縄張りを奪ったヤマメに無理に暴言を吐きに行ったとしたら、攻撃されて殺されてしまうか、思いつくままグチグチ言っている間に飢えてしまうか、きっと良い結果にはならなかっただろう・・

そのときに、そんなことよりも自分が一番欲しいのはなんだろう、一番望んでいるのはなんだろうと考えたら、この縄張りでなくても、どこかで「生きたい」ということだろうと思う。そうしたら、その本当の自分に真っ直ぐに従って、振り返らずに海に旅立てばいい。
自分の欲しいもののためには、ときには「思ったことをそのまま言ったかどうか」などということにはかまっていられないのだ。自分の欲しいものが、言いたいことを言ったことで得られる満足よりも、もっと大きいことだってある。

これは、なにもこうした命のかかった場面だけに限らないと思う。自分の本当に欲しいもの、本当に進みたいほう、一番の望みを拾ってあげること。
それを、なにかの教えを動機にせずに自分で意図を持ってちゃんとやること。
もちろんもしかしたらそれが、「わたしはこう思っているよ!」ときちんと怒って伝えることかも知れない。でも、もしたとえば「相手にも優しいのが本当は一番嬉しいな」という思いがあるのだとしたら、落ち着いてその自分をちゃんと拾うことではないかな。

もしかしたらそれが「実は怒りたいんじゃなくてこいつ放って遊びに行きたいわ」かもしれない。だとしたらその自分を無視しないことだと思う。
それらのほうが、思い切って言いにくいことを言うのよりも遥かに難しいこともあるけれども。

丁寧にこれをすれば、相手や状況を尊重しながらも、自分が良い気分になったりスッキリするのを害さないものだと思う。自分の中での争いがない。
それによって、相手にも優しく自分にも優しいのが、一番気持ちがいいと発見することが多々ある。わたしはそういう事があるたびに、スリルとも勝ち負けとも関係のない静かな満足と、深い安心を感じることができる。

だからわたしは、人にどれだけ言いにくいことを言えるか、ということを一番に置く必要はないように思う。それをするよりも、もっともっと自分を大事に、もっともっと自分に優しくするために一念発起したらよいのではないかな。自分を傷つけるのもまた自分だけなのだと思うから。

誰かと嫌なことがあったときに、いつもは立ち向かおうと頑張ってきたけれど、立ち向かってなにか言っても、立ち向かえなくて黙ってしまったとしても、どちらにしろ自分はうまくやれなくてダメだ、と感じるという人もいると思う。そうして、後悔や気分の悪さや悲しみが湧いてしまう・・・

そんなときは、立ち向かう立ち向かわない、というところからして根本的に手放して、ポーンと放って逃げてきてもよいのだと思う。どっちもやらんわい!ということが優しくてまあるいスッキリにつながっていることもある。あとになれば自分でも誇らしく思える選択かもしれない。

逃げるは恥ではないし役にも立つ!誰だ、恥だなんて言ったのは!
そこをすっと去って、そしてあのヤマメのように海を見つけたっていい。
なんなら海で大きく進化したサクラマスは、もうあの時負けた相手よりも強いのだ。

というわけで今日は、暴走しなくても、ちゃんと自分を大切にできるのではないかな、それってとても優しいね!という自戒を込めたお話であった。
それではまた、明日!!

【YouTube動画をアップしました!】

わたしと清蓮くんの対談動画をリリースしました! 

来たる7月15日の清蓮くんとのイベント
東京『秘行×神聖幾何学調身法』初夏トークLIVE
(↓詳細はこちら)
https://paurosa.com/items/5c4d7b7f687024798f37a499…
に先駆けて、
 
先日撮影したオンライン対談動画の一部をYouTubeに
アップいたしました!!2時間近い撮影の、ほんの一部です。

いつもはだいぶディープでマニアックな話をするわたしたちですが、
今回はとても可愛らしい、ホンワカした内容となっております!!♥
(イタリアは夜の12時に撮影スタートだったので、
わたしの側の背景が暗いのですが、どうぞお許しください)

是非是非、御覧くださいませ!!(//∇//)(//∇//)(//∇//)m(__)m

動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=RQbzXYVJ7jA&fbclid=IwAR3XrBurtzJLH6KDuGISGcHM8Yo9KE0_Wc1VE2dr8ibvGOYUYKAPejTNxrY

【夏の特別イベントのお知らせ!!】

なんと今年の夏、わたしにとっても非常~に楽しみな
コラボイベントを行うことが決定いたしました!

あの一子相伝秘術・クンルンネイゴン他、
古今東西のさまざまな秘術を操る【現代のアルケミスト】と呼ばれる
清蓮くん(裕也くん)との

『枠を越えて』いくための
トークライブ&ワーク伝授を行います!!!

その名も、『秘行×神聖幾何調身法』
〜ワクワクが枠枠になっていないかい?〜

2時間のトークライブのあと、1時間のワーク伝授もあるという
愛の太っ腹企画です!!

彼に会って同じ磁場で呼吸できるだけでも
すでにお釣りのくる貴重な体験。

わたし自身も真に嬉しい大興奮の企画で、
ワクワクがバクバクになってます。

早期割引を適用するために
今からの募集となりますが、

お席が早めに埋まることを考えてぜひお申し込みはお早めにーー!!

みなさまに実際にお目にかかれるのを楽しみにしています!

 
お申込みはこちら↓
(お申込みが定員オーバーし、会場を変更することとなりました。ありがとうございます!!)
https://paurosa.com/items/5c4d7b7f687024798f37a499?fbclid=IwAR3vEVFSH1OXbszV61CsXxI7jGSj1eEZymS9qE823ZW3EV8Lm5PYqXW-pmI

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良ければつながってくださいませ!
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コンタクトフォームも設置されていますので、
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こちらは、わたしの伝えている秘行という思い込みを解くためのシンプルなワークのオフィシャルサイトです。
ワークのやり方がよく分かるようになっています。
よければご訪問くださいませ!
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