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年収280万の平凡な会社員だった私が年商1億5000万の一人社長になるまで(3)

前回は、会社を辞めたいと思ったらいつでも辞めていい、
と言う話をしました。

今回は、学歴や資格についてのお話。

1. 再就職面接

健康を取り戻し東京に帰ってきて、
次の仕事はどうしようかと考えていました。

ちょうどその時、ルームシェアをしていた姉から、
いい知らせが。

「私の母校の大学で、1年限定の臨時で大学職員を募集してるよ。」

とのこと。

とりあえず面接を受けてみたら、
見事合格。


理由は、英語が少しできた(高校の時に1年留学していたので)のと、
宅建の資格を持っていたからのようです。

ただ、履歴書が映し出す私の像とは裏腹に、
私自身は全く能力のない人間だったため、入ってからも大変でした。。


そのお話は次回。


2. 学歴・資格取得は大事?

大事です。

私のように、
社交性もなく秀でた能力もなかった人間にとっては。


人見知りも激しく、シャイで、
うまく人と話せませんでした。

学生時代の友達はほとんどいません。
人と交流しようという意思がありませんでした。

そういう人を必要とする会社は、
どのくらいあるでしょうか。

でも、どうして私が苦労なく再就職をし続けられたか、

履歴書の受けが良かったからです。


もちろん今の時代、履歴書よりも、
社交性や自身の活動、部活動、SNSフォロワー数などで
判断される会社が多いと思います。


ただ、そのどれもできない・向いていない人は、
とりあえず勉強してください。


どこに向かえばいいかわからない人、
外にも出れない、コミュニケーションが苦手な人は、
とりあえず知識を頭に入れることです。

勉強してどこどこの大学に合格した、
TOEIC何点とった、この資格を取った、などは
社会に主張できる一つの指標となります。

学歴などあまり関係のない世の中にはなっていますが、
少なからず、会社の上層部には気にしている人もいます。


何を勉強すればいいかもわからない
と言う人はまず、興味のある資格を取ってみてください。

稼げそうだから、面白そうだから、理由はなんでもいいです。


その資格が今後役に立つものだったとしても、
全く役に立たなくとも、
何かのきっかけとなるはずです。


私の場合、不動産会社に就職が決まった時点で、
入社前に宅建の資格を取得していました。


参考書を見るたびに吐き気がするくらい
不得意な分野でした。

でも、そんな私が
どうして資格取得を頑張れたのでしょうか。


もちろん、資格手当として月3万アップは大きかった。

ただ、それだけではありませんでした。


3. ライバルを見つけること


「尊敬できる人を見つけること」と聞いたことありませんか?

それだけじゃダメなんです。

勝手に、ライバル視してください。

どんなにその相手と自分がかけ離れていても。



不動産会社で同期約60名中、
女性は私ともう一人女性がいました。

ものすごく可愛くて(エビちゃん似)、
ものすごく社交的で、
オシャレで、
いつもニコニコしていて、

内定決定後すぐの懇親会で会ってから、
プライベートでも仲良くしていました。

一緒に街を歩いていたら、
すれ違う男性の視線が全てその女の子に向くほど。


彼女はとても輝いていました。


その反面、私はオシャレも化粧も疎く、
ボソボソと喋り、愛想笑いすら出来ず。


「わー、こんな全てを持ってる子が存在してるなんて、
私の存在価値はなんなんだろう。。」

とますます自己嫌悪に陥るほどでした。


そこで私は、

「何も秀でたものを持たない私は、生きてる価値もない」

「ここで資格をしっかり取って、その分野ではその子と差をつけよう」


と考えました。

ネガティブなのか、ポジティブなのか。笑


人との交流が少ない分、内に籠り、
自分自身について考えることが多かったんです。


でも、そこから猛勉強。

資格試験までの3ヶ月間、
寝る以外は参考書を読んで頭に叩き込みました。


そして、見事、1発合格。


会社では60名中4名が合格しました。
そのくらい、宅建は難関です。

そして、




その子も見事合格していました。笑笑

さすが、全てを持っているなー笑


さてさて、それはそれで、

その子と出会えたことで、私は自分の存在意義を深く考え、
資格取得に本気でチャレンジできたのです。


SNSで素敵だなと思える人はたくさんいます。

ただ、良い部分のみを出している人もいるので、
見分けがつきません。


なので、リアルで、素敵だなと思える人を見つけてください。

勝手に、ライバル視してください。

そして、繋がりをもち、定期的に会話を交わしてください。


その人が、どうしてそうなれたのか、
どう考えているのか、
どんなことを習慣化しているのか、など

聞いてください。

そして、その人と比較して、
自分のダメなところ、直したほうがいいところなど、
自己分析をしてください。


その自己分析は、一度ではなく、定期的に行なってください。

そうすると、理想の自分に近づけるはずです。


今、自分自身が好きじゃない人、いますよね。

私もそうでした。


でも私は今、自分が大好きです。笑


おわかりでしょうが、
苦労して取得した宅建の資格。

就職先の会社は業務停止命令が出てすぐに辞めることになったので、
手当の3万はもらえることなく終わりました。

3ヶ月でガクンと落ちた私の視力は戻ってはきませんが、
人生に無駄なことは存在しないと思っています。(遠い目)



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