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年収280万の平凡な会社員だった私が年商1億5000万の一人社長になるまで(10)

リフォーム営業部に配属された、みち。


1. リフォーム提案書

さて、私がここで任された仕事は、

中古マンションの仲介不動産業者さんへの営業。

HPを検索して、大きな会社も小さな会社も、
手当たり次第飛び込み訪問。

「仲介のお客様のリフォームプランを提案させてください」
と言って信頼関係を築く作戦です。


中古マンションを購入を希望されているお客様は、
設備の交換や間取りの変更も併せて検討されている方が多いです。

その際に、リフォーム会社の提案書(簡易図面+簡易概算見積)
があったら、内覧の時にわかりやすく、
よりお客様も購入を前向きに検討できます。


不動産屋さんからすると、
無料で提案書をすぐにもらえるのは好都合。

そのままリフォーム工事も紹介してもらえれば、
WinWinの関係です。


この仕事は、私に向いてました。


なぜかと言うと、
私に任された仕事は、不動産屋さんと繋がり、
プランをしてもらいたい販売図面を会社に持ち帰ること。


ただ、それだけ。


(提案書は先輩が作成)


今までの、
「マンション買いませんか?」
「うちでリフォーム工事させてください。」


よりも、ずっと楽でした。

こうやって、大きな目標ではなく、まずは小さな目標を与えてもらえると、
私みたいに言われて動く派の人間は、動きやすいですね。


ちなみに、ちょうど先日読んだ本にありました。
学歴が高い人材は、コミュ力がなくとも、コツコツと努力ができる人間なので、企業の駒として、部下として扱いやすいと。

まさにその通りでした。



2. クロージング?

たくさん足を使いました。
不動産屋さんが営業から帰ってくる20時あたりを狙って飛び込みました。


1日に何枚も図面を会社に持って帰りました。


先輩達からは、

「みちさん、どうやってこんなに図面もらえるの?

クロージングとかどこで教わったの?」と聞かれました。


「クロー・・・ジング・・・?」


クロージングの意味は私にはその時全くわかりませんでした。


では、どうやって図面を持って帰っていたか。


訪問先の不動産屋さんに、私はこう言っていました。


「図面を持って帰らないと会社に帰れないんです・・・泣」


(笑)


そうです、泣き落としです。笑

コミュ力なかった私が、ここまで成長しました。


その時私は26歳。

私はどの会社にも定着していなかった為、
常にフレッシュさだけは持ち合わせていたので、
うまくそれが通りました。笑



現在の私が心がけていること。


初心を忘れず、謙虚で、フレッシュな気持ちを持つこと。


そうすると、自然と周りが協力してくれます。
助けてくれます。

もちろん、自分もその協力してくれる方々の期待に
応えようとさらに頑張ります。

自分がどの立場にいても、
決して思い上がらない、偉ぶらない。

自分があの時、「大変だね」といって何枚も図面をくれる人たちに、
助けられたので。



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