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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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#ひとりごと

☆本#230 不思議とリアル「一人称単数」村上春樹著を読んで

著者と思われる人物の、10代の頃のガールフレンドとその兄と偶然会った話や、醜いけど魅力的な…

☆本#229 爽やか「朝焼けのファンファーレ」織守きょうや著を読んで

著者は、弁護士。今年読んだほかのミステリー本の作家も2名も女性弁護士アラサー、確か兼業だ…

☆本#228 やっぱり「ルワンダでタイ料理店をひらく」唐渡千紗著を読んで

著者はリクルート出身なので、30歳バツイチ子持ちで起業するのは目新しいことじゃない。けど、…

☆本#227 平等に不幸 「あなたには帰る家がある」山本文緒著を読んで

二組の家族が偶然知り合い、ひと悶着が起こる話。と言うと、シンプルな感じだけど、もちろん複…

☆本#226 やっぱり危険 「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン著を読んで

スマホは便利だけど、依存している人はSNSで他者と比較して落ち込んだりも多いらしく、著者は…

☆本#220,221 「北の愛人」マルグリット・デュラス著、「デュラス、あなたは僕を(本当…

「北の恋人」は「ラマン」の別バージョンで、基本内容は同じ。表現が映画のシーンっぽい感じ。…

☆本#219 特に新発見なく「一兆ドルコーチ」シュミット、ローゼンバーグ、イーグル著を読んで

この本は、アラサーで大企業にいて管理職になったひとや、新卒でスタートアップに入社し、すぐ管理職になったひと向けな気がする。 ジム・キャンベルは、名だたるIT企業のCEOらのコーチングをしてきた。彼は、もともとはコロンビア大学で修士を取り、フットボールのコーチをしていたけど、39歳で転職。アラフィフくらいからスティーブ・ジョブズのコーチングをしたりして、コーチとして成功してきた。 彼のコーチングは、フットボールでのコーチ技術が役立っているのと、IT企業のCEOは若くして成功

☆本#218 男女脳や年齢による脳の違い「運がいいと言われる人の脳科学」黒川伊保子著…

読んでていろいろ参考になった。 例えば、女性はフェロモン選別が厳しい。が、男性脳は、そこ…

☆本#217 人生楽しく・時に一生懸命に「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワ…

タイトルが気になっていてついに読んだ。 著者は韓国人40代。真面目な人で、有名美大に3浪し…

☆本#216 15歳の恋と非識学「朗読者」ベルンハルト・シュリンク著を読んで

ケイト・ウィンスレットがアカデミー賞を受賞した映画「愛を読むひと」の原作。ドイツ語が原作…

☆本#215 良書「プーと私」石井桃子著を読んで

児童書関係の業界にいるひとは、児童書のある意味パイオニアで明治生まれの著者のこのエッセイ…

☆本#214 突然は蓄積の爆発?「鍵のない夢を見る」辻村深月著を読んで

この著者の本はこれまえ読む機会がなかった。 読んでみて、この作品が直木賞を獲ったのがわか…

☆本#213 女ともだちと料理「Butter」柚木麻子著を読んで

面白くて一気読み。読後感もよかった。 作者インタビュー記事リンク 主人公は、アラサーの週…

☆本#212「鴎外の子供たち」森類著を読んで

森鴎外の子どもの中で、文才が認められているのは森茉莉という印象だったけど、森類のこのエッセイは、朝井まかての小説のままな印象。 文豪で偉人でもある父親を持っても、幼児教育をしっかりしていても、勉強に向いていない子どもっているんだな。 森類は、学業がなぜかさっぱりで、絵画を目指すも今イチ。結局周りの誘いもあり、エッセイを書き、小説を書き、文才が認められる。 彼のエッセイは、読みやすい判明、だらだら続く感じでオチがない、気がする。 森鴎外の息子だったことは、幸せでもあり、