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☆本#217 人生楽しく・時に一生懸命に「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン著を読んで

タイトルが気になっていてついに読んだ。

著者は韓国人40代。真面目な人で、有名美大に3浪して入るも、学費稼ぎのため美大予備校の講師に注力して、デザイン等についてはさほど学ばず。途中兵役があって、30歳で卒業するも、何の仕事をするか選べず3年無職で先輩に誘われ入社し、社会人となり、イラストの仕事も副業として始める。その後転職して、忙しい日々に決別すべく、40歳で退職する。

トップの美大に執念で入る基本真面目なひと。と思っていたら、結構無職期間があったり、マイペースなひとだ。

所々共感したり、そうでなかったり。
納得したり、それほどでもなかったり。

村上春樹や、孤独のグルメがでてきて、日本好きなのかな。
後者の話では、現在みんなどこか行く前にネットサーチして、自分の勘を頼りにしないと。確かに。お金を払うなら、期待を裏切らないものを求めてしまうけど、振り返ってみると、過去に選択に失敗したからもう繰り返したくない、というのもある。でも、そういうのって、もしかしてなにか醍醐味を逃してるのかな~とふと思った。

続編も出てるらしく、たぶん読むだろう。

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