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初心者がしまなみサイクリング した話

こんにちは。

今年の夏休みは、しまなみサイクリング に初チャレンジしました。

結論、最高すぎました。

この記事を読みながら迷ってる人がいれば、
熱烈に背中を押したいので、今日はその話をつづります。

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しまなみ海道とは


しまなみ海道とは文字どおり、本州と四国をつなぐ海の道です。

広島と高松の間には、たくさんの島があるのですが、
海道は7つの島の間にかかった橋を渡ったアクセスを可能にします。

車と徒歩、バイク、そして自転車が通行可能で、
長さは全部で約70キロです。

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旅プランについて


私たちは、東京から飛行機で愛媛へはいり、
広島へ抜ける方法を選びました。

初心者なので、70キロの完走は目指さず、
半分サイクリング 、残りの半分は交通機関を使って移動するプランです。

途中の宿泊先は大三島を選びました。
理由は単純にサイクラー向けホテルがあって、
なんだか楽しそうだったから。
ホテルはWakkaという、おしゃホテルに泊まりました。

旅程はこんな感じ。

1日目:東京から高松に移動。美味しい地産を食べる。高松泊。
2日目:6時起きで今治までJRで移動。今治から大三島までサイクリング 。大三島に泊まる。
3日目:大三島からバスで福山まで移動。

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橋のふもとがスタート地点 


前置きが長くなりましたが、
そしてまだ詳細を書きたいですが、
早くサイクリング の楽しさをつづりたいので
一旦サイクリング の話に移ります。

サンライズ糸山まで今治駅からバスで移動して、自転車を借りる。
今治駅でも自転車を借りることは可能ですが、
橋まで距離があるので、私たちは体力を温存するべくバスを選びました。

サンライズ糸山では2人のおじいちゃんが自転車を見繕ってくれます。
おじいちゃんたちは親切ながらもテキパキとルールを説明してくれます。

不安があれば、ここでおじいちゃんたちに
根掘り葉掘り質問をすることをおすすめします。

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服装とサドルカバーのはなし


こんな服装で挑みました。

初心者なので、サイクラーのイメージで服を選びましたが、
果たしてこれが正しいかは分かりません。
でも実際にサイクリング してみて特に問題はありませんでした。

ひとつだけ後悔したのは、サドルパットを借りれば良かったこと。

自転車を漕いでたらサドルに当たるお尻部分が、すごく痛くなります。
最初の2、3回で痛みはなくなるようなのですが、
私はそれを知らずに無防備なお尻で臨んだため、
翌日は正座もままならぬ痛さでした。

サンライズ糸山で300円で貸し出ししてくれるので、
絶対に借りた方がいいです。

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ちなみに私たちはクロスバイクを借りましたが、電動自転車もあります。

時間差で、Tシャツ短パン姿のおじさん軍団が
やってきたのですが、電動自転車を選んでました。
電動自転車なら、気楽な服装でも問題ないと思います。

ただ荷物は、自転車漕ぐ時に重いので
5キロ以内に収めた方が良さそうです。
私は4キロ弱の荷物でしたが、
途中何度も捨ててやろうかと思いました。

さて、ヘルメットをかぶれば、
それらしい姿になり、かなり嬉しいモードに入ります。
めちゃ楽しいです。

サイクラーを導くブルーライン


と、ここで気になるのが、地図を見てちゃんと目的地まで行けるかしら..。

心配無用です。

スタート地からは、ひたすら道に引かれたブルーの線を追って行けば、
広島に行けるという仕組みです。ブルーの線について行くだけ。
この仕組みを考えた人は天才としかいいようがありません。

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橋の上を走るというハイライトは冒頭5分でやってきます。

この5分、何をやっているかというと、
橋に行くのに「坂道を登る」という行動をしています。
グルグル周りながら登って行きました。

今まで知らなかったのですが、
橋はうっすら上下のアーチ状になっているようで、
「行きは坂道を登り」「帰りは坂道を下る」という流れです。

で、登りは結構しんどい。下りは最高。

橋に限らず、島を渡る中で、何度も山や谷があり、
登り下りを繰り返します。

最初は楽しいのですが、
途中から登り下りがあるなら、平坦な道でいいかな。

アップダウンのある人生より、平坦で平和な人生がいいタイプです、
なので平坦な道でお願いします。何度も心の中で拝みました。

しまなみでは、登り(貯金)と下り(散財)はセット
だということを覚えて置いてください。

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疲れたらポイッが許される


ただ、あまり重く構えなくとも、
自転車乗り捨てスポットも多くあるので、
自分のペースでがんばることができるのが、
しまなみサイクリング の素晴らしい点です。

自転車はレンタルした場所以外でも、返却することができます。

クロスバイクのレンタル代は1日1000円です。
乗り捨てする場合は、レンタル料以外で預ける
デポジット1000円が帰ってきません。

1000円で乗り捨てできるなんて、
とてもお手軽でありがたいですね。

ちなみに、橋の通行料金はは2022年3月31日まで無料です。
どこで儲けを得てるのか、勝手に心配にしてしまうレベルで良心的です。

爽快な橋のサイクリング 


橋と島の両方を楽しむことのできる、しまなみ海道。

私は俄然、橋派でした。

橋の上を走っている時の爽快感、本当に気持ちがいいんです。
大袈裟かもしれませんが、空を飛んでるような気分です。

島はグルメや観光、映え映え撮影もできますが、
思いの他時間を取るのでお気をつけください。

今治からは、大島、伯方、大三島の順でサイクリング とランチ、
観光をして、全部で6時間かかりました。
中でも大島は、観光しすぎて3時間滞在してしまいました。

自転車の返却時間があるので、ご利用は計画的に..です。

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ありがとう、しまなみ


都会の日常を離れて、心が軽くなるサイクリング 時間でした。

すれ違ったら挨拶をしてくれるサイクラーたち。
体を動かして、挨拶をする、会釈をする、シンプルな心地良さ。

疲れて飲んだビールは五臓六腑に染み渡り、
橋から眺めた景色はとても美しかった。

「生きてるッ」と感じる時間でした。
夏を謳歌した、素敵な時間をありがとうございました。


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