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「 はたらく 」とは

先日、「はたらく」について考えるワークショップに参加してきた。

ここ1年で働くことについてひたすら考えていたし、新しい仕事を探すのにいいきっかけになるかな、と思った。
それと、気になるカフェの経営者さんがゲストなことと、仕事を変えてから嫌なくらいキラキラしてる大学の友人が企画者だったから参加を決めた。

会社員・フリーランス・経営者。全て経験しているからこそ、ひとつひとつ丁寧に選ばれた言葉には重みがあったし、しっかり裏側も見せてもらえたことで、働くこととは覚悟のいることなんだと伝わってきた。


今後のカフェの在り方


「コミュニティの中で仕事がシェアされることが将来像だと思う」

ここに強く、強く共感した。

最近カフェと地域の関係性について考える機会があったので、「なぜ自分がこんなに地域にこだわっているのか」「カフェが地域にある意義」のようなことをひたすら考えていた。その答えがまさにこれだと思った。

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私は人が好きだ。
たくさんの人と出会うことが喜びで、同じ方向を向く人同士が繋がると面白い化学変化が起きるから。だから人が出会い、繋がる場所づくりに最近は特に関心を持っている。


出来ることが違う者同士が繋がり、お互いの出来ることをシェアし、出来ないこともシェアする。そうやって出来ることを増やしていく。そのまちに意志を持った人がいて、新しい挑戦が生まれて、地域が盛り上がっていく。
そうだ、そういうまちづくりがしたかったんだ。


こういう組織を作ればいい、成功事例に則ってみればいい。そういうことではなくて、意志を持った人が起こすアクションの方がよっぽど影響力があり、スピード感が速いものだ。それが成功でも失敗でも。だからすぐに修正して次のステップに進む。色んな人を巻き込んでいく。


今回参加した中には、来月からテイクアウトのドリンクスタンドをオープンするという女子大生がいた。しかも彼女は私と同じ大学の後輩で面識があったのでとても驚いた。

「就活をして会社に勤めるということに違和感があって、やりたいことは若いうちにやっておきたい」

その言葉が、なんだかとても嬉しかった。
新卒採用に関わる仕事をしていた身だけど、違う選択肢もあって、ただレールに乗らず、自らで道を拓いている。
単純にかっこいいし、悔しくて、自分も新天地でやりたかったことをしよう、と確信した瞬間だった。


彼女はもうすでに店舗を借りているそうで、在学中から経営を始めるという気概にも衝撃を受けた。
このワークショップで公にすることで参加者の関心を惹き、応援したいという人のサポートを得て、紆余曲折しながら素敵なお店づくりに取り組むんだろう。もちろん、私も協力したいし、カフェのオーナーにも掛け合うつもりだ。

こういう周囲を巻き込む力って、とてつもない威力を発揮すると思う。



「 はたらく 」とは


今の仕事に変えてから「同じ方向を向いていること」がやりがいで、どれだけモチベーションに関わるかを身をもって実感した。そして、「会社に属するだけが働くことではない」ということも。


「はたらく」とは、「価値観の同じ人たちが同じ方向を向いて進むこと」。その組織が繋がるとコミュニティの中で出来ることが増え、結果的にそれがまちを形作っている

これが私の考えた結論で、この一部分に私も関わりたいと強く思った。思うだけでなく、実現していきたい。


なんだか、7月からのビジョンも見えてきた気がする。出来るだけ横浜とか東京寄りで働こうと思っていたけど、あえて熱海でまちづくりがHOTなところに行ってもいいかもな。

そんな新しい発見が出来た大切な機会を作ってくれた大学の友人と、参加していた皆さん、本当にありがとうございました。


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