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悦楽

横暴な真理に覆い被さる無垢な意味、退廃的な呼吸の最中、心因性の解脱や、寂れた景色に司るエゴや、忌々しい現在に陶酔しては、歪な抵抗を続ける退屈な理想や、理念すらも忘れ、ただ、憎んだりすることで、世界を、世界として認識するような奴らが示す差異や、曖昧な真意や、欠乏していくだけの鬱鬱とした利便性により、愚かな命だと、醜い正義感がもたらす、傲慢な正義を押し付け、自らの正しさを示すための、悪を捏造し、増幅する幸福より、交付される憎悪に加担し、あたかも、自分は、正しい者だと、嘯くための定理により生まれた、犠牲的な神がもたらす、清貧な理由を迎合するほどに、普遍性に固執し、不衛生な結末や過ちに飢えたり、奪い合うことでしか、その愛を確かめることも出来ずに、出来合いの意味を崇めたりしては、誰かを貶めたりすることにより、生まれた恒常的な高揚感により、この、絶え間ない憎しみこそが、適切だと価値観を屠るだけのヴァンダリズムや、レイシズムを加速させ、意思に枷を嵌め、世界性を狭め、世界的なものに囚われ、社会性が何だと、付きまとう幼稚さにまどろみ、惰性に求める理由の藻屑や、何かを模倣し、奔走する曖昧な心情や、互い違いになり、流動する理由や、喪失感により、ふやけた心を斡旋し、損壊していくだけの見窄らしい身体を屠る定理や、定期的な刹那に轟く意味を迎合し、今に逃避行をしては、散漫な現象を堅持するための、モラルが云々と小さな原理や、原始的な傀儡や、定期的な苦しみにより、供犠として、運ばれる家畜たちを、解放するような英雄のように振る舞い、幼稚な策略により、疲憊していくだけの、形式的な罪から、超越していくためだけに、この命を、引き延ばしたり、叩きつけたりして来たの、だ。

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