音楽 自習課題【写譜】説明用プリント
(2023年6月更新)
授業や音楽教室等で自習課題として取り入れられる写譜。
準備も少なく済むので、教える側からすると、いざという時にパッとできて、便利な課題ですよね。
ですが、
・楽譜を書き写すことに何の意味があるの?
・わざわざ音符を書くのが面倒くさい。
・取り組み方がよく分からない。
など、写譜を行う目的や方法が分からない生徒からすれば、ただ大変なだけの課題にもなりかねません。
そこで、写譜を課題として出す前に、写譜を行う目的を説明した上で、具体的にどのような方法で写譜を進めていけばよいかをプリントで示すのが良いのでは?と思い、「写譜の進め方とポイント」をまとめたプリントを作成してみました!
記事の最後ではプリントをword形式とPDF形式でダウンロードしていただけますので、よければお使いください。(Microsoft OfficeのWordがインストールされていないとファイルを開けませんのでご注意ください。)
尚、写譜を行う目的や注意点はこちらの記事で説明していますので、よければ参考にしてみてください。
🎶生徒に配布する説明用プリント「写譜の進め方とポイント」
私が今回作成したのはこちらの3枚のプリントです。
※1枚目と2枚目をA3用紙1枚に印刷し、3枚目だけをA4用紙に印刷すれば、配布・回収が少し楽になります。
プリントの内容は以下の通りです。
<1枚目:写譜の進め方とポイント>
楽譜を書き写す際に、どのような順番で書くべきかを示したプリントです。ト音記号やヘ音記号の書き方など、楽譜を書く際の基本的なポイントも記載しています。
<2枚目:手本となる楽譜>
※ダウンロード資料では「SAMPLE」としていますので、このプリントをご使用になられる際には、ここに写譜対象の楽譜を貼り付けてください。
私が写譜を課題として出す際には、PDF化した楽譜から必要な部分を切り貼りしたり、自分で作成した楽譜を載せたり、状況に応じて作成していました。またその際には必ず「ここまで書けていたらA」のような評価の基準は記載しておくようにしていました。
教科書の楽譜を写譜させるのであれば、この2枚目は必要ありません。
<3枚目:提出用の五線紙>
実際に生徒が楽譜を作成するための五線紙です。このプリントのみ生徒に提出させます。
私はいつも16小節分の混声三部合唱のパート譜を写譜させていたので、1段に4小節として、2段組で4段分の五線を用意していました。
裏面に同じ五線紙を印刷し、「時間が余ったら教科書を見ながら続きを書き写してね」と伝えておけば、万が一課題が簡単すぎた場合でも、生徒が手持ち無沙汰にならなくて済みます。
🎶ダウンロードはこちら
今回ご紹介したプリントは、少し時間をかければ簡単に作成できるようなシンプルなものです。
ですが、毎日膨大な量の業務に追われていると、なかなかこのようなプリントの作成にまで手が回らないですよね。
「プリントを用意したいけど、自分で作成する時間がない…」という方は、以下よりダウンロードしていただき、ご活用いただければと思います。
(続きはダウンロードのみです)
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