ATOワンマン運転では運転士が頭を使わないのかもしれない‥
ブログもよろしくお願いします❗️
こんなタイトルで、コレが間違っていたらすみません。
運転士とはそれなりに考えて、仕事をする職業なのですが、それに疑問を持つ内容がこのニュースです。
自動運転の東京メトロ丸ノ内線で発生した案件。
以下はネットより。
東京メトロが2022年5月13日、丸ノ内線中野富士見町駅で同日9時13分ごろ、停車駅を通過する事態が生じたとして公式サイトで謝罪した。
(運転士が)眠気によりドア開閉操作を失念し、お客様の乗降が終了したものと思いこみ、列車を出発させ、次の方南町駅まで運転しました、とする。問題が生じたのは「丸ノ内線 中野坂上発 方南町行き 各駅停車3両編成」
私は鉄道運転の自動化について何度か記事を書いています。先日もこんな記事を書きました🔻
今回取り上げた東京メトロ丸ノ内線は
ワンマン運転を実施しています。
そして運転士は乗務しますがATOによる自動運転です。
運転士というとハンドル操作でまさに列車の運転をするイメージかもしれませんが、ATOでは、訓練以外ではハンドル操作がありません。ボタンを押すと次の駅まで自動的に運転します。誤解を恐れず言えば‥
運転士は何もせずとも次駅に到着します。
コチラの動画をご覧ください🔻
コレは都営大江戸線の動画ですが、この路線もATOによるワンマン運転です。この動画の中で、運転士はドアの開閉を担当しています。駅間は前方を確認することが仕事になります。
地下鉄でこんな自動運転がずっと続く。
地上の路線では踏切や、線路内に支障物があり急停止することもありますが、地下鉄ではそれがありません。
また、基本的にはATO運転ではホームドアが設置されていることが多いですから、ホーム進入も安全度が高い。
すると。
当然。強烈な眠気に襲われることもあるでしょう。
単調作業の繰り返しをしている訳です。
眠気についてはこんな記事も合わせてどうぞ!👇
わたしはATOでの運転を経験したことはありません。
しかしそれでも運転士時代、眠気には苦労しました。
自動運転であれば眠くならないはずはありません。
丸ノ内線でドアの開閉を忘れて発車したのも、ありうる話であると感じました。
今後はJRなど、地下鉄に限らずワンマン運転、もしくはドライバレス運転を目指す動きが進んでいます。
この流れは止まらないと思われますが
安全に関して鉄道会社は疎かにしてはいけない。
コレは間違いないはずです。
コストカットや、業務の効率化という観点で物事が進みがちですが、鉄道は安全運行こそが最も重要なサービスであることを忘れてはいけません。
頭を使わないとこういったことに対処できません🔻
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