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NFTとコンピューターおばあちゃん

(*個人的な見解です)
web3に興味がありNFTに首をつっこんでしまった。著作権や所有権はどういうなるんだろう?という疑問がきかっけだった。NFTとか暗号資産のブロックチェーンという技術は、写真事務所にもデザイン事務所にもいたことがある自分としてはものすごく画期的。新入社員のころ、写真事務所はまだフィルムで撮影するのが主流だった。そこから急にデジタルでの撮影が増えた。webにあげたらもうどこまでも広がってしまうデータ制作物。どう価値をつけていくか、みたいなこと考える場にずっと居た気がする。でも、ブロックチェーンという技術をつかって写真や画像や音楽というデータ制作物は"これが原本です"というハンコみたいなものをデジタル上でつけることができるイメージ。ブロックチェーン技術がもっと普及すれば絵や写真や音楽などクリエイティブ業界だけじゃなく公的書類とかいろいろにも広がってくるのだろう(もう住民票になってるところもあります)。転職先を考えるうえでも知っておきたい知識。

●NFTアート制作側は天下一武道会みたいになってるところもある。みんなデジタルの表現テクニックすごい。どんなデジタル表現できるか大会みたい。絵がほんとうに上手な方多い。もうすぐにアニメ映画できそうな完成度高い世界観のプロジェクトもある。
●NFTアートを株式みたいな感覚で売買を楽しむ。という側面もある。値が上がりそうなアートを買い転売し利ざやを得る。アーティストも転売されると%が入ってくる仕組みを設定できるのでメリットもある。
●10000の絵をジェネラティブで…はどうなんだろ。限定XXXXX個みたいなビジネスとしてはありなのか?
●ビジネススキーム/プロジェクトを背景に盛り込んでアートだけじゃなくて売れたあとの構造も世界観も作り込んで、、アウトプットとしてNFTアートというかたちにする。
●特定のNFTアートのファンを集めてdiscordでコミュニティをつくる→うちいくつかはいずれDAOになっていく?
●その他もたくさんいろいろ…

NFTを触ってみた最初のほんのさわりの所感。こういう世界で自分に何ができるのか。もうひとつおもしろいのは匿名の世界。これには過去のいろいろな問題があり(今もあり)賛否両論があるとおもうのだけど、私は表現の場所で匿名がいいなと思うことが多くあって現時点ではいいねと思う。このnoteもSNSともつなげてない。facebookも見るだけ。主張や表現をするときにそのアウトプットを妨げる(と思い込んでいるだけかもしれない)現実世界の自分がいる。国籍も人種も性別も肩書きも関係なく、純粋に表現する場かもしれないことには興味を持つ。

メタバースをセカンドライフに重ねてしまい発展について懐疑的になるのは古い考えなのかもしれず、自分がものすごく年とってしまったのかとおもうくらい世界のスピードは速い。いまやipadが小学校1年生から配られる時代。1995年のwindows発売当時にはもう自分は中学生だったし、インターネットネイティブの世代は情報入手の方法も表現もあきらかに違う。「かあさんあなたが何言ってるかわかんないわ」と子供に対してならないように(そうなるまでの時間を引き延ばせるように)かあさんはweb3を勉強します。

NHKみんなの歌の「コンピューターおばあちゃん」がこどものころから好き。テック世界への憧れは昔からだったのか。

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